フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ハクウンボク 

2018-05-31 | アダージョの森

今日も雨のため工事はやっていない。

森の中ではハクウンボクが散り始めた。ハクウンボクは木の上で咲くので、咲いているときはあまり気が付かないが、散り始めると、あたりの地面がぼっと白くなるので、何かなと思って近づくと、「ハクウンボクが咲いていた」ということが分かるのだ。

一つ一つの花を近寄ってみると、花びらが5枚の美しい花だ。今年も、花の香りを嗅ぐのを忘れてしまった。

エゴノキとよく似ているはずで、共にエゴノキ科エゴノキ属。白い花が連なって咲く様子を「白雲」に見立て、ハクウンボクと名付けられた。 


ハーブ庭園旅日記を訪ねる

2018-05-30 | 庭探訪

先日古い切り株を処理したときに、チェーンソーがどういうわけか、エンジンが止まらなくなった。どこが壊れたのかわからないので、そういう時は、甲府にある「山梨スティール」に行くことにしている。

チェーンソーを持っていくと、その場ですぐに見てくれた。すると、「なんだ、」といって、外れている線を繋げてくれた。それだけのことで、エンジンのスイッチが切れるということである。あまりに簡単な修理なので「お金を頂くわけにはいきません」といって、ただにしてくれた。

チェーンソーを使うものにとって、「山梨スティール」は本当にありがたい店だ。

甲府に出てきたついでに昔よく行ったインド料理の店「マサラ・アート」で昼食を食べる。

 

ナン以外は、お変わり自由なので、食べているうちに満腹になってしまった。

昼ごはんを食べたので、最近知った勝沼の「ハーブ庭園 旅日記」に行ってみた。

ここは入場無料で、中には、ハーブ庭園とバラ園がある。それにレストラン、土産物売り場、ガーデンショップもある。

残念ながら途中から雨が降り出してきたので、バラ園をゆっくり見ることができなかった。

ハーブ庭園

バラ園が充実しているので驚いた。残念ながら、最盛期は過ぎているが、まだまだたくさんのバラが咲いている。

一つ一つの花に大きな名札が掛けられている。

バラ・ヘリテージが美しい

ニュードーンの巨大な株 これから我が家でも育てようと思っているが、これほどの株になるとは楽しみだ。

 


壁の下地塗装 シラン クレマチス・ジェニーカイ 

2018-05-29 | アダージョの森

 庭のシランが色濃くなってきて、クレマチスの釣り合いが良くなってきた。その間に、シャクヤクがあるのだが、なかなか大きくなってくれないものだ。

綺麗に咲きあがったクレマチス・ジェニーカイ

今日は屋根の上に煙突が出来上がり、壁の下地材の塗装が終わった。

明日からは天気が崩れる予報で、工事は中止になった。


屋根材の貼り付け 東北の名花オトメユリが咲く

2018-05-28 | アダージョの森

5月の庭にユリが咲いた。昨年は、ササユリが咲いたが、掘り上げずに置いておいたら、残念なことにすべてが寒さでやられてしまった。

ところがこのオトメユリは、さすがに東北地方の名花であるだけに、寒さにはいたって強く、今年も健気に咲いてくれた。

小屋の建設は

屋根材の張り付け工事が終わった。西側の庭から見たところ。青色のテープは、ユンボが通る花110㎝の通路。


5月の庭を探訪する 牧場通りH邸 シンプリーガーデン ミヨシペレニアルガーデン

2018-05-27 | 庭探訪

今日は工事も休みで、いい天気になったので、庭の探訪に出かけた。

これは牧場通りのHさん宅。実は、牧場通りはいつも通っているところなのだが、5月のこの時期にはあまり通らなかった。今日通ってみると、ピンクのクレマチス・モンタナが見事に咲いているので、思わず車を止める。
庭でご夫婦が作業をされていたので、「庭を見せていただいてよろしいでしょうか」と厚かましくお願いすると、「どうぞ」といって案内してくれた。

玄関に一面に垂れ下がっているクレマチスのカーテンは素晴らしい。迫力も満点だ。

右手には、かわいいブランコが置かれている。足元には色合いの良い宿根草が元気に育っている。

手作りのアーチを行くと

南側は大きく開けているガーデンになっている

こちら側でも、クレマチスがパーゴラに絡まっている。

玄関のポールズ・ヒマラヤンムスクが満開の時を迎えたら、さぞや美しいだろうなと思った。

素晴らしい牧場通りのH邸は、季節折々に訪ねたくなった。

午後からは、武川にある「シンプリーガーデン」を訪ねる。陽射しが強くなってきて、暑くなった。
オープンガーデンをしていて、入場料は一人500円だ。

なんといってもイギリスのコッツウォルズから取り寄せたという石壁が強烈な印象だ。

5月の花々がむせ返るように、所せましと咲いている。

奥の壁の前の背の高い花々

パーゴラのバラはまだ咲いていなかった。

このルピナスのような青色の花が気になるな。

落ち着いた色合いのコテージ

続いて、ミヨシペレニアルガーデンへいく。

もちろん入場は無料だ。この庭は四季折々雰囲気が変わるように、計画的に設計されていて、いつ訪れても美しく、目を楽しませてくれる。

ネクンドカエデ「フラミンゴ」とホスタの組み合わせ、ところどころにピンクのフロックス

 

リシマキア・ファイヤークラッカーが壁との境にびっしりと咲いている。増えすぎるのをどうコントロールするのか私も悩んでいるが、こうすればいいという見本だ。

黄色いアヤメがポイントになっている。

この大きなカップ状の葉と青の色あいがいい。なんというホスタなのだろうか?

花の販売コーナーの入り口近くに建つ小屋

今日訪れた庭は、いずれも5月の陽光眩しい庭だった。私たちの雑木林の森とは、雰囲気が違うが、花が美しく咲くためには太陽の日差しは必要なので、そのあたりをどうしていくかが今後の庭造りの課題になる。