フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

笛吹ローズクラブの活躍

2018-05-12 | 旅行

旅館で山のメンバーと別れた後、JRの石和温泉駅まで歩くことにした。

石和橋に、横笛を吹く銅像が立っていた。フルートを吹く者にとっては、これは、等閑視できないので近くへ寄ってみた。

橋のかかっているかわはきれいな川で、錦鯉がゆっくり泳いでいた。

「笛吹権三郎伝説」との解説版があった。笛吹川の名前の由来となった母親思いの権三郎の悲しい物語が綴られていた。

石和温泉駅に行くと、驚いたことに駅前は満開のバラで埋まっていた。

コマツガーデンがあるからなのか、それ以前からなのかわからないが、これだけ見事なバラが駅前に咲いているところは他にあるだろうか。

写真を撮っていると、一人の男性が微笑見かけてくれた。お話しすると、その方は「笛吹ローズクラブ」の会長さんで、会員さんたちがボランティアで手入れされていますと、教えてくれた。現在、102種類450本のバラが育てられている、とのこと。
皆さん和気藹々で、バラの好きな人たちばかりが熱心に、花柄摘みなどをされていた。

美しいバラが咲く陰には、大変な苦労があり、それだけに咲き誇ったときの喜びもひとしおなんだろうなと思った。