フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

念願の作業台が完成する

2012-02-06 | 趣味

今朝の空は曇っているが、明るい。外気温マイナス8度、室温11度、湿度16%。そうこうするうちにみぞれ混じりの雪が降り始めた。午前中はビーフシチューを仕込んでおいた後、1時間ほどフルート練習をした。

昼過ぎにTMTMさんがやってきた。今日は、女性たちがフラワーアレンジメント教室に行っている間に、私は、TMTMさんからDIYの手ほどきを受けることになっている。まず何をおいても必要なのは作業台とのこと。DIYの手始めとして、その作業台作りの指導を受けることになった。

作業台の図面はTMTMさんが画いてくれていて、それに基づき木材やビス、シンプソン金具などはあらかじめ買っておいた。それらをガレージの下に並べると、俄然雰囲気が出てきた。


「やりましょうか」のTMTMさんの掛け声で作業が始まった。まずは、作業台の下のスノコ風の物置台を作る。これは物置台の用途もあるし、作業台の強度を増す役目もある。脚の横木に合うように、丁寧に鉛筆で線を引き、そこに板をビス止めする。TMTMさんのやる通り私も、インパクトドライバーでビスを打ち込んでいく。勢いよく、ビスが木の中にめり込んでいって、物置台は出来上がった。

次は、作業台の天板作りだ。真ん中にクランプを使うとき用の溝があるのがTMTMさんの工夫だ。先ずは、ビスが打ち込みやすいように、キリで穴をあけておく。手間だがこれをやっておくと、ビスの入り具合が全く違うのがよくわかる。

続いて、一番やりにくい、足に上下2本の横木を取りつける作業に移る。先ずは。横木の位置を丁寧に計算して、鉛筆で印をつける。役に立つのが差し金だ、小さいものと大きいもの2本の差し金で寸法を測りながら、線を引く。私は、計算式がよく分からないので、タダ見守るだけである。

次は、接着面にボンドを塗って横木を垂直に立てかける。ボンドが渇いて固定されるまで待つと作業が簡単だが、その時間が無いので、材料を抑えてながらビスを打つことになった。ビスの回転力強く、中途半端な押さえ方だと、材料を動いてしまって行けない。何度かやりなおして、なんとか、鳥居状の足が2組出来上がった。この作業は、一番の難所で材料が固定しにくいのが問題だった。

それが終わると、その2組の足に天板を取りつける。これも、位置を決めて鉛筆で線を入れ、材料を抑えてキリで穴を開け、その後ビスを打ち込んでいく作業だ。このあたりまで来ると、インパクトドライバーの使い方にも大分慣れてきて作業が速くなってきた。
次は、物置台の取りつけ作業だ。これは、ほとんどが固定されているので、あまり難しくはなかった。

最後は、8本のシンプソン金具で4本の足を外側と内側から固定する作業だ。作業台を倒して金具用のビスを打ち込んでいく。全ての金具を取り付けて、作業台は出来上がった。後は好きな塗料を塗ることになっている。TMTMさんは、その前にと、丁寧にサンドペーパーがけをしてくれたので、手の当たるところはツルツルになった。

こうして1時過ぎから5時まで休憩なしの作業は終わった。丁度、女性たちのフラワーアレンジメント教室も終わったとの連絡が入った。5時30分を目処にKさん、N子さんもやってきて、楽しい反省会となる。

今日は期せずして、皆さんパンを持ち寄ってくれた。Kさんの築地「折峰ベーカーズ」のパン、

TMTMさんの大納言パン(甘納豆入り)、

妻のおかずパン。


それにサラダとビーフシチュー。Kさんは「霧下」という、蕎麦焼酎を持ってきてくれた。スッキリして飲みやすい。今夜の左党は二人だけだ。

先ずは、音楽や楽器演奏の話になった。最近リコーダーのはまっているN子さんは、「上手くなるためには吹いて吹いて吹きまくる」とのこと。himajiさんとのBasque二重奏をやっているTMTMさん夫人は、フルートの演奏にどういう伴奏を入れるか考えるのが楽しいとのこ。KさんとTMTMさんは、前回の宿題で「PPM」の曲をギターでやらねばと。

その後、庭づくりの話となる。Kさんももう少ししたら本格的な庭作りをやっていくとのこと。その後も園芸や庭づくりの話は、時に熱く燃え上がりすぎることがあるなどして、いつ終わるともしれない展開となった。夜もかなり更けてようやくお開きとなった。