こんばんはozeです。
一日中家でダラダラしていたんで、夜飯のタイミングを逃してしまった。
夜遅くごそごそと動き出し、どこに食いに行くべかと、
とりあえずチャリで家を出て、南の方に向かっていると、
まだ開いていた「一蘭 那の川店」の前まで来ていた。
屋台ちっくに作られた入り口。
赤い暖簾といい、屋台のリアカーといい、ラースタの入り口を思い出させます。
まず店内に入ると、ボタンが1コしかない、シンプルな券売機があります。
これは、もはや選択の余地はありません。 絶対絶命か? (意味不明)
ラーメン790円という値段は、高いと取るか、妥当と取るか、味次第とも言えますが、
福岡の相場で見ると、格段に高いと言えるでしょう。
食券を買った後、エアシャワーを浴び、例の仕切りで区切られた席につきました。
ここでは席のスペースがゆったりと確保してあり、他の店にあるような圧迫感はありません。
これも、お客にくつろいで食べてもらう、という高級感の演出なのでしょう。
「天然極上とんこつラーメン」。
自ら極上と言っているところは、大阪の名店「かむくら」のおいしいラーメンを彷彿とさせる、
自我自賛系のネーミングで、「うぬぼれるなテメェー」とのツッコミを入れたくなりますが、
それだけの自信の表れなのでしょう。
スープは、これまでの一蘭独自の豚骨味はそのままに、余計な装飾をそぎ取った味です。
豚骨の臭みが全然なく、甘みとコクを凝縮したような味はそのままで、
過剰な旨みは感じさせず、自然な味になっており、うまい。
旨みが舌にスッと染み込んで行く感じ。
この天然系路線は、濃厚な旨みや、脂のこってり感を求める人には物足りないかも
しれませんが、体への優しさが味からにじみ出ており、時代に合っていると言えます。
何か、ホッとする味になってますね。
私的にも前の味より、今の味の方が好きです。
あの一蘭独特のクセのある味も、和らいでいるし、
このスープだと、「辛み」抜きでの飲食をぜひお奨めしたい。
住所:福岡市南区那の川2-2-10
tel:092-523-8606
訪問日:2008/11/16
評価:83点