ラークエ

「ラークエ」=「ラーメンクエスト(RamenQuest)」は福岡を中心にラーメン情報をお届けします!

追風丸 久茂地店@久茂地

2007年05月28日 23時39分32秒 | 沖縄県

こんばんはozeです。

沖縄シリーズは、やっとペースに乗って来たという感じです。

さー、行ってみよう!

本日やって来たのは、北海道ラーメンの「追風丸(はやてまる)」です。

沖縄県では2店舗を展開しており、路線バスに広告を出していたりと、

メディアへの露出は多いようです。

沖縄では、追風丸(はやてまる)とか、久茂地(くもじ)とか、読みが難しい字が多いですね。

ここらへん、文化の違いを感じるなー。

ついて行けましぇーん。(箱崎風のイントネーション)

あーらよっと、てやんでい、”のれん”をくぐると、ふと目に入ったのが「小林製麺」の文字。
(写真の”のれん”左下にアリ)

おおっ、「小林製麺」と言えば「森住製麺」と並ぶ札幌ラーメンの2大麺巨頭で

はないですか.....こりゃ期待できそうだな。

北海道ラーメン店ということで「味噌(赤,白)」,「醤油」,「塩」,「つけ麺」と一通り

揃っていますが、ショッパナはやはり「味噌」で行っときますか。

「赤味噌ラーメン」。

味噌スープは、背油がのっていて、トロミがあるタイプ。

具は黒ゴマ,ひき肉,ネギ,玉ネギ、など、「油あげ」は珍しい。

見た目は濃厚そうだけど、どうなんでしょうか?

前にブログの中で「味噌ラーメンには最近”ときめかない”」と書きましたが、

期待してスープをすすると、今回も多分に漏れず、標準的な味。

皆さんが想像する味噌ラーメンそのものです。

ここの場合、白味噌が強い感じはしますが。

味噌スープに奥深さは感じられず、単調さが目につき、直ぐに飽きが来てしまいました。

3口目くらいで、「ああ、こういう感じね、分かった、分かった」、とこうなります。

一般の人には美味しく食べられる味噌ラーメンかと思いますが、

「すみれ」をピラミッドの頂上として、味噌ラーメンの理想系がインプットされている

私としては、満足感は得られませんでした。

 

麺は「小林製麺」なので、プリプリとした食感で旨いです。

麺だけは抜群にウマイ.....次は「つけ麺」にしようかな。

 

住所:沖縄県那覇市久茂地3-15-1

tel:098-861-0239 

 

訪問日:2006/5/27

評価:70点

コメント (3)
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大勝軒 沖縄店@真志喜

2007年05月27日 23時15分32秒 | 沖縄県

こんばんはozeです。

仕事の都合により、引き続き沖縄よりレポートします。

本日は宜野湾市、真志喜(マシキ?)にある「大勝軒」にやって来ました。

皆さんご存知、東池袋に本店があった、あの有名店の"のれん分け"です。

 

那覇市内からチャリでエッチラ、ホッチラとやって来たのですが、

気温の高さ、あとは、沖縄は坂が多くて、とにかくキツイ。

これはチャリ族には厳しい環境です。

この厳しい環境に加え、潮風ですぐサビが来るんだそうで、

沖縄の地元人はチャリには乗らないそうです。ト、ホ、ホ。

 

店内に入ると8人ほどが待ち状態。人気がありますねー。

店員の人は揃って「東池袋 大勝軒」と記された黒いTシャツを着ています。

この中に「缶コーヒーBOSS」のTシャツを着ているヤツが紛れ込んでいないかな?
(居るワケがない.....)

 

どれどれ、券売機で食券を買うとするか。

一番上にあるのが「つけ麺」(デフォルトメニュー)、あと「ラーメン」が並んでいます。

「ラーメン」にするとするか。

「ラーメン」。

見た目、シンプルな中華そばですね。

スープを飲むと、魚介、鶏がらの旨みタップリ。

かすかに浮かぶ油もアクセントとなっています。 

”ガツン”と前に出てくる、インパクト系ではないですが、スープは旨いですね。

しみじみウマイ!

私の好みからは外れるのですが、正統派、王道路線かと思います。

 

麺は中太のストレート麺で、弾力があって、手打ちっぽいコシが旨いです。

これは手打ちかな?

しかしながら、沖縄の仕様に合わせているのか、とにかく麺の量が多い。

通常の1.5倍(大盛り)くらいはあります。

ボリュームタップリなので、一杯でお腹いっぱいになります。

 

私は東京地区の大勝軒は食べたことがないんですが、かつて大阪支店にて

食べたことは有って、スープ控えめ+麺の主張が強い、このような味だったと記憶しています。

沖縄店に関しても、スープは割りと控えめで、麺の主張が強い(コシ、ボリューム)ことから、

麺が主役のラーメンという印象を持ちました。

「つけ麺」がデフォルトメニューになっている事からも、それが伺えます。

 

私は今風のインパクト系が好きなので、この点数。

東京の人が好みそうな味だなー。

 

住所:沖縄県宜野湾市真志喜624-1

tel:098-890-6611

 

訪問日:2007/5/26

評価:82点

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がんこ屋@パレットくもじ 新潟県物産展

2007年05月27日 00時37分07秒 | 沖縄県

こんばんはozeです。

都合により、引き続き沖縄よりレポートします。

無印良品を目指して、県庁前のデパート「パレットくもじ」内をブラブラしていると、

たまたま新潟県物産展をやっていました。

当然ながら、ラーメン屋は出店してないのかなー...と会場を覗いていると、

おーーー、あった、あった、ありましたぜ、ダンナ。

ラーメン屋っぽいのれんに、「がんこ屋」という文字が書いてあります。

私は知らなかったのですが、新潟に本店を構える店のようです。

http://www.gankoya.co.jp/

ベースメニューとしては「醤油ラーメン」,「味噌ラーメン」がありますが、

食券売り場のオネーチャンに聞くと、「醤油ラーメン」がデフォルトメニューだとの事で、

「醤油ラーメン」にしました。

「醤油ラーメン」。

物産展なので、調理されたモノに関しては即席感が強いし、味の方向性を確認する

という意識で味わいましょう。あー、ソレ、ソレ。

スープを飲むと、ホワァーンと魚介系のウマミが広がります。

魚介系のダシが効いていますねー。

シンプルだし、正統派という感じで、ウマイ!

魚介系のダシは濃い目で、輪郭がハッキリとしているので、私の好きなタイプです。

 

しかしながら、物産展という事もありますが、麺がイケてない。

”中太のちじれ”ですが、インスタントの麺のように弾力が無く、

ボソボソとしており、食感が良くない。

歯で噛んだ時のモチモチ感が無く、麺がブツ、ブツ、と力なく切れる感じ。

 

ということで、

麺はイマイチでしたが、スープは旨かったので、新潟の本店で食べてみたいですね。

 

住所:沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号
    パレットくもじ 6F 新潟県物産展

tel:098-866-7227

 

訪問日:2007/5/26

評価:80点

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通堂 小禄本店@金城

2007年05月18日 01時01分29秒 | 沖縄県

こんばんはozeです。

今回は都合により沖縄よりレポートします。

沖縄には「沖縄そば」が有るので、ラーメン文化は聞いたことがないですが、

最初は無難な線で「通堂 本店」にやって来ました。ちなみにラースタ時代は未食です。

これまでツウドウ,ツウドウとばかり思ってたんですが、トンドウだったんですね。

 新事実発覚!

 読めねーだろ、フツー! 

本店はドでかい「イオン」の前に位置し、この辺の街並みだけだと

沖縄という感じはしません。

一風堂出身のお店ということで、モダンで和風の店内、スタッフお揃いの黒のTシャツ

.....全編一風堂の雰囲気が充満しています。

「おとこ味 煮卵入り」。

塩トンコツの「おとこ味」にしました。

予想はしてたんですが、沖縄なのに、スマートと言うか、らしくないと言うか、

面白みがないですね、。

味の方も無難に旨いです。 背油をのせた、あっさりとした塩とんこつ。

”あっさり”しつつも、薄っぺらくなく、鶏がらetcの旨みたっぷりです。

これはトンコツラーメンを沖縄の味覚に合わせた結果なのだろうか?

ホント、アメリカンなトンコツという感じであっさりとしています。

トンコツの臭みは全然ないし、コッテリ感も余り無い。

 

モダンで無難な路線でした。

 

住所:沖縄県那覇市金城5-4-6

tel:098-857-5577

 

訪問日:2007/5/16

評価:75点

コメント (2)
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くじら軒@品達

2007年05月14日 01時31分11秒 | 東京都

こんばんはozeです。

東京シリーズ、いよいよ最後の店となりました。

最後は羽田空港へ行く途中で、品川駅にある「品達」で締めることにしました。

GW中ということもあり、品川駅は人でごったがえしてます。

どれどれ、行きたいのは「なんつっ亭弐」、「せたが屋」、あの渡辺氏プロデュースの「蔵六」、

あと「くじら軒」といった所ですが、「なんつっ亭弐」には行列ができているし、

「くじら軒」にするとするか.....

店に入るとガラガラで、他の店と比べても、お客さんの数は少ない。

人気ないのかな? とも思ってしまいました。

ベースのメニューは「らーめん」、「支那そば」、「塩らーめん」がありますが、

デフォルトの「らーめん」にしました。

「らーめん」。

ラーメンを前にして、まずは香りがいいですね。

ぷぅ~んとダシのいい香りがします。

スープは薄口しょうゆ味ということもありますが、「塩」に近い醤油味です。
 (とすると、「支那そば」が濃い口醤油味になるのかな?)

魚介、鶏がら、などの旨みが感じられ、色々なウマみが溢れる味です。

芳醇な旨みと言う表現がピッタリ来ます。上品な鍋のダシでも飲んでいる感じ。

あるいは、この洗練された味はスープという感じがして、ちょっと洋食っぽい感じがします。

上品で、泥くささが無いですね。

 

旨み豊かなスープで、美味しいラーメンには違いないのですが、私的には尖がった部分がある、

”ガツン”とくるスープが好みなので、上手くまとまり過ぎているような気がします。

開店当初からは味が変わった、という話も聞きますが、

もう少し個性を出した方がいいんではないだろうか。 

 

------------------------------------------
 ちょっと一服

 一通り東京シリーズも終わり、総まとめとして、私的ベスト3を上げてみました。

 まあ、点数をつけた通りになってますが。(笑)   ※順位は、あくまで私の好みによるものです。

 1位 多賀野---私は普段、つけ麺を食べないんですが、つゆが恐ろしく旨かった。(笑)
            和風ダシのウマさはカンペキで、丁寧な仕事ぶりがうかがえました。


 2位 伊藤-----「そば」(かけそば)は一切の無駄を省いたもので、煮干の味がシミジミ旨かった。
            その潔さに感動しました。


 3位 渡なべ----濃厚でインパクトがあり、魚介系の旨みと、トンコツのこってり感のブレンド。
            もろ好みの味でした。

-----------------------------------------------
 

住所:東京都港区高輪3-26-20
     品達

tel:03-3445-3888

 

訪問日:2007/5/4

評価:80点 

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麺屋武蔵@西新宿

2007年05月13日 01時43分47秒 | 東京都

こんばんはozeです。

今日も夕方になって雨が降って来ました。

休みなのに、また雨かよー、という感じ。

行動範囲が狭まるしなー、あ”ーつまらん。

 

東京シリーズ、大御所が続きます。

今回は西新宿にある「麺屋武蔵」にやって来ました。

店の前に来てみると、予想通り行列ができていて、店内も含めて30人待ちくらいです。

ここの場合、店の中のカウンタ後ろにも人が並んでいるので、

 待ち人数 = 店の外に並んでいる人数 + 約15人(店内にストックされている人数)

のように、待ち人数を予想するといいでしょう。

ですが、カウンタの後ろで待っている間に注文を取ってくれるし、

席に座ると、すぐにラーメンが出てくるので、回転は意外に速いです。

今回の場合、約30人待ちでしたが、結局、待ち時間は30分位でした。

人数の割りには早かった.....

 

店内の厨房では、面白いパフォーマンスをやっていて、

一人の店員が麺ザルで湯切りをするのですが、その湯切りの動きに合わせて、

全員(6人ほど)が声を合わせて、「セイヤ、セイヤ」との勇ましい掛け声を出しています。

面白いパフォーマンスですね。この辺、お客さんへのサービス精神だな。

新宿という事もありますが、ホストクラブで、ホストがオネーチャンを盛り上げている様な勢い。(笑)

 

「こってり」「あっさり」かを聞いてくるので、「こってり」コールをしました。

「らー麺」。

ココは2年前に一度食べていますが、だいぶ見た目が変わりましたね。

前は、表面に油がこんなに浮いてなかった。

「コッテリ」をコールしたせいか?

スープを飲むと、案の定、アレ、アレ、アレ、前の味と違う。

だいぶマイルドな路線に変わっています。

前に食べた時は、「味濃いめ」でオーダできて、魚介系”ガツーン”、醤油が”キーン”という

インパクト系のスープだったのですが、今回のはだいぶ変わっています。

”ガツン”と前に出てくるタイプではなく、舌で味わっていると、

後から旨みが顔を覗かせる感じ。

表面の油の”まろやかさ”とともに、全体のバランスでたべさせるタイプです。

↓ 店内の看板

私は以前食べたインパクト系の味が好きで、強烈に印象に残っていたので、

今回の変貌ぶりには、ガッカリしてしまいました。

今のスープはバランス重視タイプで、万人受けする方向に修正されている。

常に変化を求めて行かないと、「お客さんに飽きられてしまう」というのは分かりますが

、前の方がうまかったなー、ウン、確かに前の方がうまかった。

 

住所:東京都新宿区西新宿7-2-5

tel:03-3363-4634

 

訪問日:2007/5/4

評価:80点

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青葉 飯田橋店@富士見

2007年05月11日 22時41分56秒 | 東京都

こんばんはozeです。

さあ、ここも俄然気になっていた店です。中華そば「青葉」にやって来ました。

もはや全国区の有名店で、数多く存在するインスパイア系、言わずとも知れた存在です。

ちょうど、お昼時に来たのですが行列は無し。 

ラッキーーーー。(ふるっ、昭和世代)

ですが、次々とお客さんは入って来ていて、人気ぶりがうかがえます。

もちろん「中華そば」をオーダ。

「中華そば」。

シンプルなツラ構えをしてますねー。

具もチャーシュー、メンマ、ノリ、ネギ、ナルトと超ベーシック。

Wスープの元祖的存在ということですが、どれ、どれ、スープをズル、ズル、ズル。

ウーーーン、なるほどね、こういう味でしたか。

モダンな魚介系、インパクトがあるスープをイメージしていたのですが、

スープは至極マイルドです。

魚介系は”ジワジワ”と旨みが伝わるタイプで、動物系に関しても”ガツン”とは来ず、

”まろやかさ”を与えています。

なんか、オモロネー。(笑) 

 

インパクト系を期待していた私としては、意外と普通すぎて、好みに合いませんでした。

こういうオーソドックスな中華そばが好きな人には、堪らないのかも.....

東京の人はこういうのを好むのかな?

印象に残らなかったので、コメント少なめで、ハイ、さいなら。

 

住所:東京都千代田区富士見2-12-16

tel:03-3239-2839

 

訪問日:2007/5/4

評価:75

コメント (2)
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渡なべ@高田馬場

2007年05月10日 22時34分15秒 | 東京都

こんばんはozeです。

さあてと、まだまだ続きます東京シリーズ。

やって来たのは、モダンなラーメンを提供する「渡なべ」です。

半分漢字 + 半分ひらがな で構成される店名...日本料理店のようなネーミング。

開店の11:00を狙って来たのですが、まだ開いてなかった(シャッター)ので

近くのゲームセンタで時間を潰してきました。

ロケーションはこんな感じ ↓ 「渡なべ」の前から早稲田通り方向を望む。

路地を歩いていると、おっとっと、店の前に来ていた。

うっかりすると通り過ぎてしまいそうで、

割烹料理店のようなシンプルな店構えです。

店に入ると、席はカウンタのみですが、既に半分位お客さんが入っています。

人気ありますねー。

皆さんも好きですなー。ムヒョ、ヒョ、ヒョ、ヒョ。

客層はさすがに若い。学生風の人たちばかり。

「らーめん」。

モダンなラーメンという事ですが、ネギ、チャーシュー、極太のメンマ...

具がシンプルで、イイですね。スープも脂など乗せてなくシンプルで、好感持てます。

初めてのトンコツ魚介系ですが、どうでしょうか?

ズ、ズ、ズ、ズィっと、う、うめぇーーーな、こりゃ。

輪郭がハッキリした今風の魚介系のダシ。

その上にトンコツの”まろやかさ”が加わり、こってり感を与えています。

これで食べ応えは数段アップ↑↑↑。

しょっぱめに味付けされた醤油は、まろやかさを”キリッ”と締めており、

今風のテイストに仕上がっています。

麺はどちらかと言うと「ソーメン」のような軽めの食感で、ツルツルとしていて、

軽快感がありますね。

 

このラーメンは東京価格の一杯=800円もしまして、結構なお値段ではありますが、

この美味しさなら納得してしまいます。

今風の魚介系に、トンコツのこってり感がブレンドされていて、私には新しい味でした。

美味しかったです。

さすが人気店、御見それしました。

 

住所:東京都新宿区高田馬場2-1-4

tel:03-3209-5615

 

訪問日:2007/5/4

評価:90点

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ぼたん 高田馬場店@高田馬場

2007年05月09日 23時37分34秒 | 東京都

こんばんはozeです。

東京シリーズ、続いては高田馬場にある「博多長浜らーめん ぼたん」にやって来ました。

高田馬場のメインストリート沿いにあり、近くには「純連」,「二郎」が軒を並べております。

ちなみに「純連」はすぐ隣にあります。

「何も東京に来てまでトンコツラーメンを食べなくても?」との思いは浮かびますが、

逆に「どんな味を提供してくれるのか興味深々」と言ったところです。

店に入り、券売機でラーメンを選ぼうとしていると、上には博多で有名な

西嶋先生の絵が飾ってありました。↓

癒されるーーー。

博多で有名な画家の人ですね。子供の頃から馴染みがある絵です。

絵の贈呈主は「トリオ製麺」だし、まんま博多の雰囲気が漂って来ました。

このやさしい色使い、タッチといい、見ていると、何か”ホッ”としました。

「ラーメン」。

どれどれ、スープを飲むと、ハイ、合格!

博多の長浜ラーメンそのものの味を出しており、思わず”ニヤリ”

一心亭,風靡などを彷彿とさせる、正統派の長浜ラーメンです。

レンゲでスープを飲んでいると、底にはうっすらと骨粉が残っています。

コッテリしつつも、旨みだけが抽出されていて、変なトンコツ臭さは有りません。

東京でよく見られる”ちょっとズレたコッテリ感”もありません。

 

近年の東京のトンコツラーメン事情は詳しくないのですが、私が良く食べていた10数年前、

環七では「なんでんかんでん」、原宿では「じゃんがららーめん」が流行り出した頃でした。

当時「なんでんかんでん」は良く行っており、かなり流行っていました

この2店は、東京で食べられる”トンコツラーメン”としては旨い方でしたが、スープは若干、

東京向けにアレンジしてあって、マイルドなベクトルに振られたコッテリ感に、

「何か違うよなー。」と思いながら、食べていたのを記憶しています。

まあ、回顧録はいいですが.....

この「ぼたん」はそう言った違和感もなく、まんま長浜の味と言えると思います。

東京でも、こういったラーメンが受け入れられるようになってきたのでしょうか。

東京で”トンコツラーメン”が恋しくなったらオススメの店です。

 

住所:東京都新宿区高田馬場3-12-9

tel:03-3363-8101

 

訪問日:2007/5/3

評価:85点

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初代けいすけ@本郷

2007年05月09日 01時37分23秒 | 東京都

電車は続くよー、どこまでもー、

東京シリーズも続くよー、どこまでもー。

今宵、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こんばんはozeです。

 キマッタ...

 「水野晴男の水曜ロードショー」並みにキマッタ....ジーーーン。(感無量)

夜の部は文京区本郷、東京大学の近くにある「初代けいすけ」へやって来ました。

ここはモダン薫りがプンプンしており、気になる店でした。

 

これまで、私が抱いていたイメージではありますが、こと、味噌ラーメンに関しては、

 ・味が画一的になりがち。

 ・「すみれ」という圧倒的な王者が存在する。(その他大勢との格差が激しい)

ということで、新店においても余りときめかないし、味噌ラーメンは難しいんだろーなと思ってました。

真っ暗な中に不気味に光る看板。お粗末な写真で申し訳ありません。

こっちの方がないモンで、こっちの方が......(ポン、ポンと腕を叩く)

 

店内はカウンタのみのレイアウトで、小じんまりしています。

お客さんで一杯ですが、おっと、一席空いてましたよ。

「黒みそラーメン」。

 黒いスープは、木炭を混ぜ煮込んでから熟成させた「黒みそ」で作りました。

という謡い文句は、博多で先日食べた「黒船」黒味噌ラーメンを思い出させます。

って言うか、こっちの方がオリジナルかな?

表面も真っ黒、中身も真っ黒なスープ。 余り期待せずにスープをすすると、

 ぬ、うぉ、うぉ、うぉ、(海原 雄山 風)

う、うまい。

期待していなかっただけに、うまい。(店主の方、失礼!)

インパクト系ではないし、味噌スープ自体は、それほど個性的な味ではないですが、

黒味噌のせいか、コクがあり、今風のキレがある。(さっぱり感)

あと、ひき肉の旨み、唐辛子の辛さ、黒味噌スープなど、様々な味が絡み合い、

全体のバランスが絶妙。 モダンで多重的な味わいに仕上がってます。

そのせいか、味噌ラーメンに有りがちな単調さはありません。

 

今回の食べ歩きのベースとなった、石神さんの本(本物のラーメン300 2007年度版)

を見ると、店主は「ラーメンの命=トータルバランス」とのことで、なるほどそういう味だな

と思います。

 

びっくりする程、個性、意外性がある味ではないですが、モダンな味噌ラーメンで旨いです。

私的には「すみれ」以外で、初めて”ピン”と来る味噌ラーメンに出会えました。

ウレピー。 

 

住所:東京都文京区本郷5-25-17

tel:03-3815-2710

 

訪問日:2007/5/3

評価:88点

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野方ホープ 目黒店@目黒

2007年05月08日 22時31分31秒 | 東京都

こんばんはozeです。

ここのところ日中は暑くなって来ましたね。

東京シリーズ、後がつかえてるんで、ジャカジャカ行っちゃいましょう。ジャカジャカと。

続いて来たのは目黒にある「野方ホープ」です。

それにしても、この辺りはラーメン屋密集地帯。

この近くだけで、ざっと見ても7~8軒はありました。

大崎さんのブログによく登場する、ラーメン屋「田丸」も通りの向かい側にあります。

店に入ると小ぎれいな居酒屋という感じです。

何を食べようかなー。

 張り紙が張ってあり、この店でも家系と同じく脂の量の調整ができます。

  脂ぬき < あっさり <ふつう < こってり < こてこて

中華そば 650円(脂ふつう)をオーダ。

どれどれ、待っている間にチラシを読んでみましょう。

● 五つのこだわり。(のうちのスープに関する説明。)
コク深く、旨み厚く。ゲンコツとアバラの豚骨に、豚のスネ肉を惜しみなく使い、
さらに知床産の男爵イモと数種類の香味野菜とともに10数時間、
ていねいに、ていねいに炊き上げました。
舌踊る、素材が奏でる絶妙のハーモニーです。

プゥファーーー、ねむーーー。 
(何もコメントしねーのかよ! 自己ツッコミ)

そうこうしているうちに、やって来ましたよラーメンが。

「中華そば」。

背油をのせた、マイルドな醤油トンコツスープ。

色からもマイルドさが伝わるかと思います。

背油は”サラサラ”として脂っぽさは無く、”まろやかさ”を強める程度のもの。

トンコツのダシはマイルドな味わいで、重厚さは無し、醤油もキリッと効いている訳では無く、

っという感じで、全てがマイルドなバランス重視型。

マイルド×マイルド×マイルド........マイルド×7で、

「マイルド・セブン・ラーメン」と呼ばせて頂きたい。

 

東京の昔ながらの醤油トンコツラーメンと言えますが、

スープの味わいは単調、ビントがぼけた印象で、面白みが無い味でした。

 

盛り上がらないので、サービスカット。

インパクトがあるラーメン食わせろニャー!

 

住所:東京都目黒区目黒1-5-16

tel:03-3494-7736

 

訪問日:2007/5/3

評価:65点

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たけちゃんにぼしラーメン 代々木店@代々木

2007年05月07日 22時10分18秒 | 東京都

こんばんはozeです。

GWは終わりましたが、引き続き東京シリーズをお届けします。

だんだんと、行った日との時間差は広まるばかり、アヘ、アヘ、アヘ。

ご存知の方も居るかと思いますが、岩田屋の夏の北海道展」にてイートインショップとして、

札幌ラーメン「けやき」が出店するようです。 これは行かねば.....

 

続いては代々木にある「たけちゃん にぼしラーメン」にやって来ました。

通称「たけにぼ」ですね

ここでは正統派の魚介系醤油ラーメンが味わえそうなので楽しみです。

券売機をどれどれっと、普通の「ラーメン」と麺が平打ちの「平打麺」がありまして、

迷わず「平打麺」のボタンをポチッとな。

「平打麺」。

いいツラ構えをしてますねー。

正統派のルックス、血色のイイ顔色といい、リーバイス501という感じ。

スープをどれどれ、ん? なぬ? うーーーーーむ。

特徴が無くて何とも言いがたい。

旨いのは旨いのですが、インパクトが無くて微妙ですね。

魚介の味が”ガツン”と来るタイプとイメージしていたのですが、マイルドで丸い味。

基本に忠実な中華そばで、皆さんがイメージする魚介系醤油ラーメンそのものでしょう。

クセが無く、スッキリしているので万人受けしそうな感じがします。

 

しかしながら期待が大きかっただけに、マイルド系のスープで残念。

入る前に、店名からイメージしていた味とはギャップがありました。

私にはインパクト系の方が合っているな。

 

住所:東京都渋谷区代々木1-45-4

tel:03-3374-0610

 

訪問日:2007/5/3

評価:75点

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六角家 本店@西神奈川

2007年05月06日 21時43分19秒 | 神奈川県

こんばんはozeです。

GW最終日なのに、結局今日も雨かよー、ウゼーーーなーという気分です。

ホント、GWの最後を締めくくるにはスッキリしないですね。

東京シリーズ、続いては「六角家 本店」です。

JR東神奈川駅から歩いてやって来て15分位かな。

この近くに会社の知人が住んでいるというので、店の前で落ち合って、

いっしょにラーメンを食べよう、という事になりました。

お昼どき、次々とお客さんは入って来るものの、行列は無し。

ここはもちろん「ラーメン」をオーダ。

オプションは「味濃いめ(=醤油ダレ多め)」をコールしました。

「ラーメン」。

表面には油が層を成している、醤油トンコツスープ。

ウーーン、旨いですね。

トンコツ+醤油の甘さが噛み合った、まろやかな旨み。

イヤなトンコツ臭などは全然無く、コッテリ感があり、ウマみタップリ。

”味濃め”にしたので、少々しょっぱめではありますが、醤油が”キリッ”と効いていて、

味が締まってます。ウマイ。

意外とサッパリしているのもイイ!

中太のコシがある”ちじれ麺”も旨い。このスープにはピッタリ。

 

福岡の中洲店が在る時、前に1度食べたことがあるんですが、その時はトンコツ臭があり、

妙な”しつこさ”があったので、好きになれませんでした。

ところが、今日の本店のラーメンは意外とサッパリしていて旨かった!

モロ好みの味~~~さすが本店という感じです。

 

店の前で待つ犬。 持ち主はラーメンを味わっている途中なんでしょうか?

「オレにも家系食わせろ!」。

 

住所:横浜市神奈川区西神奈川3-1-5

tel:045-413-0356


訪問日:2007/5/3

評価:88点

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伊藤@豊島

2007年05月05日 22時44分23秒 | 東京都

こんばんはozeです。

せっかくのGWなのに雨がうっとうしいですね。 

チクショー、何とかセイ、雷さんよ.....

東京シリーズ、続いては王子にある「中華そば屋 伊藤」へとやって来ました。

TVなどでよく紹介されているので、有名な店ですね。

この日は開店の11:00を狙って、ホテルを出発し、JR王子駅からスタコラサッサと

歩いて来ました。

しかし、ここもへんぴな場所だなー。

JR王子駅からはかなり歩きます。20分位は歩いたかな。

天気が良いので、まあいいかなという感じです。

店のロケーションはこんな感じ↓ 地元の商店街の中にあります。

写真は食べ終えて撮ったもの。開店直後の入る時は3人ほどの待ち状態でした。

どれどれ、メニューを見ると、「そば」「肉そば」のみ。

後はオプションとして「大盛り」「スープ増」があります。

マシって、二郎かここは?(笑)

「そば」。

見よこの潔さ!具はネギしか乗っていません。

ネーミングもシンプルでイイ! 「そば」の2文字のみ。

クゥーーーーカッコイイ!(ミーハーか)

改めて、デフォルトメニューが「かけラーメン」とは素晴らしいですね。

ちなみに他のお客さんは「肉そば(チャーシュ入り)」を頼んでいる人が結構多かったです。

どれどれ、どんなモンか、スープをすすると、オウワァーーー、ウマイ。

マイルドで、奥深い魚介系の旨みが、ジーーーーーンと染み渡り、ホゲ、ホゲ、ホゲ。

魚介の旨み、苦味、コクが”ホワーン”と広がり、油などの無駄な物が一切入っていない

という感じです。

今風のインパクト系では無くて、しみじみ旨いタイプ。

あと特徴的なのが魚粉のような苦味,香ばしさです。

技術的な所は詳しくないのですが、これは鰹節によるものだろうか?

 

スープの量は少な目なので、麺を食べた後もスープをチビリチビリ味わいたい人は
(写真からも分かる通り、スープの量が少なく、麺が上に盛り上がっています。)

「スープ増」でのオーダをお勧めします。

 

決して今風のインパクト系では無かったですが、シミジミ旨い。

イヤー、ウマイ、本当にウマイ。(しつこい!)

真っ向勝負のラーメン。

その潔さにカンパイ! ←(完敗ではなく、乾杯のほうです)

 

住所:東京都北区豊島4-5-3

tel:03-3913-2477

 

訪問日:2007/5/3

評価:93点

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さっぽろ純連 東京店@高田馬場

2007年05月05日 02時44分34秒 | 東京都

こんばんはozeです。

ワタクシ事ですが、今日博多へ戻ってきました。

GW中という事で、東京シリーズはまだまだ続きますよー。

ネタを数多く仕込んで来たので、しばらくブログには困らないな。(笑)

次の店は「すみれ」フリークとしては外せない「純連(じゅんれん)」です。

ご存知の方は多いと思いますが、系統的には元々あった「純連(すみれ)」が、

現在の「すみれ」「純連(じゅんれん)」に分家したとのこと。

夜でしたが、店の前まで来てみると、行列はなし。

ちなみに、同じ通り沿いに「二郎 高田馬場店」があるのですが、見事に大学生を中心に、

10人ほどの行列ができていました。(笑)

今回の観点は一つ、普段食べ慣れている「すみれ」の味とどう違うのか?

この点に絞られます。

もちろん「味噌ラーメン」をオーダしました。

「味噌ラーメン」。

これが「純連」の味噌ラーメン。

見た目から違いますね、何かオーラが感じられません。

普通っぽいんだよなー、ジッサイ。

表面を覆うラードも無いし...化粧を落として、家でくつろいでいる”エビちゃん”という感じ。
(ちょっと分かりにくいか)

気になるスープですが、一言で言うと、大人しい、マイルドな「すみれ」

ベースの味噌は同じ味で、あの奥深い、独特の旨みが広がり、ショウガを加えた

アクセント等も同じですが、全体的にマイルドで食傷気味です。

あの「すみれ」のようなインパクト鮮烈さが感じられません。

「鮮烈さ」が具体的に何かと考えた時に、スープの濃厚さ、鮮度でしょうか。

スープの鮮度が低く感じられ、フレッシュさが感じられない。

東京の水のまずさが関係しているのかな? とも思いましたが、

ミネラルウォーターを使えばいい訳だし、そんな素人っぽい違いじゃないよなー。

それとも今日は、ブレなんだろうか?

 

というわけで、「すみれ」の味噌ラーメンを、普通の味噌ラーメンに近づけると

こんな味になるのかなー、と思いました。

私としては「すみれ」と違う方向で個性が炸裂していると、期待していただけに、

ちょっとガッカリしてしまいました。

やはり王者「すみれ」に並ぶ味噌ラーメンは無いのだろうか?

 

住所:東京都新宿区高田馬場3-12-8

tel:03-5338-8533

 

訪問日:2007/5/2

評価:80点

コメント (2)
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