バルセロナ 2-2 サラゴサ
得点)ロナウジーニョ(PK)、エトー / G・ミリート、D・ミリート
HOME)バルセロナ
エトー
ジュリ
ロナウジョーニョ
デコ イニエスタ
マルケス
ファン・ボロンクホルスト ベレッチ
オレゲル プジョル
V・ヴァルデス
AWAY)サラゴサ
D・ミリート
サヴィオ エベルトン
カニ
モビージャ サパテル
トレド ポンシオ
G・ミリート アルバロ
セサル
<「中堅」の地位を確立したサラゴサ>
スペイン代表FWビジャをバレンシアに、アルゼンチン代表FWガジェッティをアトレチコ・マドリードに放出した昨季12位のサラゴサ。 しかし、アルゼンチン代表FWでミリート兄弟の兄、ガブリエル・ミリート、バルセロナのカンテラ育ちで昨季はマジョルカで大久保とコンビを組んだFWセルヒオ・ガルシア、さらにはドルトムントの快速FWエベルトンを獲得。守備面でも長らくレアルに在籍したGKセサルを補強。戦力は昨季と同等かそれ以上なものになり、今季はさらなる上位進出を目指す。
<ディフェンディング・チャンピョンの難しさ>
試合は、ここ40年間バルセロナに勝っていないという歴史もあってか、サラゴサが守備を固めてバルサが一方的に攻める展開に。 サラゴサは前線のD・ミリートが孤立してしまい、攻撃の形が作れず、バルサが先制点を取ればワンサイドゲームの可能性もあったが、チャンスを決め切れず前半は0-0で終了。
後半になると試合の流れは変わる。 後半開始3分、元レアル・マドリード所属のサヴィオの右サイドからのFKをカニがフリックオンして後ろにそらしたボールを「弟」G・ミリートが頭で合わせて先制!! さらに8分、先制点と同じような位置からサヴィオが左足で巻いたシュート!!これをヴァルデスが弾くが、そこを「兄」D・ミリートがつめて2点目!!
しかし、2点のリードで40年ぶりの勝利が近づいたサラゴサは消極的になって守りに入ってしまい、バルサがボールを持つ時間が多くなる。 そして34分、ペナルティエリア内でパラグアイ代表のトレドがファン・ボメルを倒してバルサがPK獲得!トレドはこの日2枚目のイエローで退場!! このPKをロナウジーニョがやり直しを含めて2度しっかりと決めて1点を返すと、残り時間3分、バルサのロングボールの処理をアルバロが見誤り、GKセサルに任せようとしたところを猛スピードで走って来たエトーにかっさらわれ、無人のゴールへと流しこまれて同点!!試合はこのまま終了し、サラゴサは40年ぶりの勝利を逃してしまった。
これでバルサは6試合を終えて2勝3分け1敗の勝ち点9。今季の不調の原因はバルサ自身というよりは、相手が王者バルサのやり方を研究し尽くしていることにある。
決してコンディションが悪いわけではないため、これからも昨季のような独走は期待できないだろう。
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