ハンブルガーSV 1-2 アーセナル
得点)サノゴ / ジウベルト・シウバ(PK)、ロシツキー
HOME)ハンブルガーSV
サノゴ リュボヤ
トロホウスキ
ヴィッキー ヤロリム
デ・ヨング
マタイセン ドゥメル
コンパニー ラインハルト
キルシュスタイン
交代)ヴィッキー → ヴェヒター
ドゥメル → マハダビキア
リュボヤ → ゲレーロ
AWAY)アーセナル
アデバイヨール
ファン・ペルシー
ロシツキー フレブ
セスク
ジウベルト・シウバ
ギャラス エブーエ
ジュルー トゥーレ
レーマン
交代) トゥーレ → ホイト
フレブ → フラミニ
ファン・ペルシー → バチスタ
主審)フレイフェルト(スウェーデン)
<ロシツキー様様>
これもサッカーの神様が与えた「運命」か、それとも「皮肉」か…
昨季のCL決勝で開始早々にレーマンが退場して10人となり夢破れたアーセナルの、その決勝以来となったCLの舞台で、今度は対戦相手のGKキルシュスタインが開始10分強で退場。
しかし、これがPKかどうかは正直微妙なところだ。 しかも今回の場合は、「PK」という重いペナルティがチームに課されているのだから、キルシュスタインには「イエロー」もしくは「警告なし」が妥当なジャッジだった(昨季の決勝も、「ジュリの得点を認めてレーマンにイエロー」、というジャッジがどちらにとってもベストだったはず)。 判定を下したフレイフェルト主審は、この他にも試合を通して一貫性がないジャッジが多々見られた。
相手が10人になった上にPKという「プレゼント」までもらったのだから、アウェイとはいえ久々の快勝といきたいところだったが、それができないのが今のアーセナル。 前半の残りの時間はむしろ10人となった相手に苦しめられた。
セットプレーの守備はアマチュアレベル。 コンパニーがフリーでヘッドを放ったシーンのフレブの「かぶり」具合を見れば当然の評価だ。 なぜ空中戦に弱いフレブをニアサイドに置くのかがわからない。 続ければ今後も同じような危機は訪れる。
攻撃も単調。 アーセナルの「ウィークポイント」として守備ばかりに目が集まるが、昨季から深刻なのはむしろ「得点力」。 特に、アンリ以外のFWが点を取れない。
ファン・ペルシーには大きな可能性を感じるが、ボールがネットに突き刺さらない。 この試合も心配だったのが、結果的にファウルやオフサイドで「無効」となったプレーで2トップがそれに気付かずにシュートを放つ場面が何度かあったのだが、それすらネットに入らないでGKの正面に行ってしまった。
アデバイヨールもファン・ペルシーも「うまいFW」であることは間違いないが「点取り屋」ではない。
エブーエの「クロス精度の低さ」もいよいよ慢性化してきた。
前半は結局1点止まり。 悪い予感ばかりを思い巡らせてハーフタイムを過ごしたが、後半開始8分にロシツキーがW杯アメリカ戦を思わせる豪快なミドルシュートを決めて、それを吹き飛ばしてくれた!!!
「ミドルシュート」。 プレミアの醍醐味でもあるこの要素が、アーセナルには決定的に欠けていた。
自分がもしリバプールやチェルシーのファンであれば、ジェラードやランパードが決める豪快なゴールの喜びをシーズン中に何度も味わえるかもしれないが、アーセナルのファンである自分は、この「応援しているチームの選手が豪快なシュートを決める喜び」に慣れていなかったため、今回のロシツキーのゴールは非常に新鮮で感慨も一入だった。 そして、この喜びを日常的に味わあうことのできるリバプールやチェルシーのファンを少し羨ましくも思った。
ロシツキーのゴール動画は、こちら!!!
その後は、2点目を取ったことで生まれた「余裕」と「自信」から順調な試合運びを見せたが、どうも自信が「過信」に変わってしまう癖があるのが、このチーム。
ディフェンスが隙を見せて崩され、失点。 最後は冷や汗モノの守備で「2分」というアウェイにしては少ないロスタイムをなんとか乗り切ったが、「2点リードしているチームの試合の終わり方」としては最悪な形だった。
試合のハイライト動画は、こちら!!!
もし相手GKの退場がなかったら…、もしロシツキーの相手の守備組織を無効化するゴールがなかったら…、
「引き分け以下」の結果は確実だったろう。
「悪い内容ながらもアウェイで勝ち点3を獲得したこと」と「ロシツキーのゴール」以外はネガティブな印象しか持てない一戦だった。
Hamburger SV | Team Statistics | Arsenal |
1 | Goals | 2 |
0 | 1st Half Goals | 1 |
2 | Shots on Target | 7 |
12 | Shots off Target | 7 |
2 | Blocked Shots | 2 |
6 | Corners | 4 |
9 | Fouls | 10 |
3 | Offsides | 2 |
0 | Yellow Cards | 0 |
1 | Red Cards | 0 |
77.9% | Passing Success | 89.9% |
24 | Tackles | 22 |
83.3% | Tackles Success | 72.7% |
37.2% | Possession | 62.8% |
45.9% | Territorial Advantage | 54.1% |
http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307217&CPID=5&channel=
より
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相手が引いてスペースを消されたときどうするか?
「ミドルシュート」やセットプレーが大事ですね。
全盛期はピレスのフォーメーションを崩す切れ込む動きなんかも、
スペースを作りつつマークを混乱させてよかったんですけどね。
バチスタはFWですか?
彼の強さを生かすのもいいですね。
CSKAは守備のチームです。
天才GKと3バック、それに中盤の何人かはそのまんま露西亜代表です。
DFは固定しているので層が薄い。ゆえにカードや故障が命取りです。
一昨年までは、キリチェンコやセマクといったロシア人ストライカーを起用していましたが、彼らを一気に放出して外国籍の才能ある若い選手を獲得して攻撃陣の若返りに成功しました。
ロシアではDFの人材が不足気味なのでCSKAは面白い取り組みをしているといえます。
ドリブラーのジルコフやキックの精度が高いグーセフも挙げておきましょう。
どうもお邪魔しました。
内容はともかく(といっていられませんが)アウェイでHSV相手に勝ち点3はでかいですね。
でもやっぱり内容が…
マンU戦は不安です。
そういえばローマのスパレッティ監督がアーセナルをモデルにしてるとインタビューで言ってました。
早く本調子に~~~~~~~~~~
無粋なコメントですみません。
いやまったくロシツキー様様です。本当に素晴らしい。あのゴールが決まった瞬間、観客も実況もアーセナルが放つミドルシュートに見慣れていないせいか、一瞬「・・・あれぇ?」みたいに止まった感じなのがめちゃくちゃウケますよね。アハハハ
こういうのが移籍の本当の効果=ほかの選手にできないことができる、というものなのではないでしょうか。テクニックを活かしてアーセナルを変えてほしいです。
そういう危険を踏まえて写真使ってますか?という警告です。これを無視するなら、ご自由に。あなたの預金残高や社会的評価に興味はありませんしね。
バチスタは前線で色んなところで活躍してくれそうです!!
いや~さすがCSKAにお詳しい♪ 勉強になりますよ♪ 2シーズン前のCSKAは衝撃的でしたね~。アーセナルとCSKAの2チームでグループGを勝ち抜きましょう。
>>Unknownさん
この試合は自分もウォルコット使ってほしかったですね~。 90分で見たい!!
>>jiromaさん
あ、そうなんですか!? ヴェネチアの監督だったころのスパレッティを考えると想像できない発言ですね(笑) アーセナルとは少し違うと思いますけど、ローマのサッカーはやっぱすごい魅力的です♪
>>ひろっぴさん
自分も一瞬何が起きたのかわかりませんでした!!(笑) ロシツキーは今までのアーセナルにいないタイプの選手ですよね~。 てか、こんなに早く馴染むとは思いませんでした(汗)
ブログを趣味で始め、以前に私がよく見ていたブロガーさん達のブログも同じように写真を掲載していたので、自分もやってみたのですが、確かに認識は甘かったですね。多くの人に見られている意識もありませんでした。おっしゃられる通りに以後は気をつけます。
ただ、「警告」で終わって頂ける分にはありがたかったのですが、2度目の投稿を見ると「警告」ではなく「脅し」にしか受け取れないのですが? ハンドルネームを書いて投稿して頂けていない点も理解しかねます。
他の、特にサッカーブログよりもアクセス数が断然に多い芸能ブログでは、もっとたくさんの写真が使われていますので、私だけでなく是非他のブロガーさん達にも教えてあげて下さい。
警告ありがとうございました。しかと受け止めます。