いつも私のブログを読んでくださり、ありがとうございます。
最近とても嬉しいことがありました。
「養老保険での退職金準備は事業主にお勧めできない。」と言ってくださる、
保険会社の営業の方にめぐり会いました。
初めてです。
このブログで書いてきた退職給付会計や養老保険に関する私の説明を聞いて、
「やっぱり、退職金制度に養老保険はおかしいですよね。すっきりしました。」
と言ってくださいました。
嬉しいです。
今、養老保険ハーフタックスプランの解約が増えていると聞いています。
養老保険は、退職金の準備、あるいは適格退職年金の移行で使われています。
契約する時は、企業としても利益が出ていたし、保険会社の説明を聞いて、事業
主も「なかなか良い保険だ」と納得していたわけです。
ところが、保険料の負担が重くなって解約となると、退職金制度そのものを負担
に感じてしまいます。養老保険の契約に際し、他の制度を否定する説明を受けて
いるので、他の制度を検討することに踏み出すことができないようです。
養老保険ハーフタックスプランの契約時に他の制度は否定する説明
↓
納得して契約、しかし保険料の負担が重くなり解約
↓
保険契約時に他の制度は良くないと説明されている。
でも養老保険は重くて維持できない。
↓
退職金制度を維持するのは重たい。
↓
どうしたらいいのか?
このようなケースでは、退職金規程の見直しも含めて、退職金制度そのもの
を再検討するのが良いと思います。
養老保険を使っている場合は、養老保険を使いやすいようにしている退職金
制度になっていることが多いからです。
解決策はご提案できると思います。
営業の皆様からしても、養老保険は解約になっても、その企業、事業主とは
これからもよいお付き合いをしていきたいはずです。
別の観点から、解決策を示してもいいのではないでしょうか。
大丈夫です。お任せいただけないでしょうか?
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