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退職給付制度の作り方について…続編

2011-06-28 08:56:28 | 企業年金・退職金制度

来月7月12日(火)に行うセミナーのご案内を、以下のような文章を添えて、
メールでお送りしました。

「退職給付制度は、結局コストだと思います。
  企業にとって、最適なプランが最適なコストで作られているか?です。
  保険商品は、コストという点から考えると、無駄が多い準備手段です。

  では、退職給付制度の制度設計をしていて、最適なプランを企業に
  提供できているかとなると、まだまだ「道半ば」ではあります。

  今現時点でお伝えできることをお伝えし、皆様のご意見を仰ぎたい
  と思います。」  

このメールに対して、ある社会保険労務士の先生から、お返事がきました。
「大震災後中小企業は大変困難な時期を迎えております。
  私どもの活動が少しでもお役にたてばとおもいます。」

6月7日のブログでお伝えした、銀行営業推進7月号の記事を、適年の移行に
関して 、無料の初期診断をさせていただいた企業の担当者にお送りしました。

お返事がきました。
「(従業員への)説明資料を作成するのに大変参考になる内容です。
  なんとか当社に関しては7月に中退共で手続きできそうです。
  相談してヒントをもらえたことで助かりました。
    結局養老保険は組み合さずにつくりました。
  感謝します。」

共感してくださる方がいるのだ、お役にたてているのだと、励まされました。
  7月12日(火)のセミナーも頑張って、いい内容をお伝えしたいと思います。

 皆様の参加をお待ちしています。

セミナーのご案内は、 6月14日のブログ又はホームページをご覧ください。

 彩コンサルティングのホームページ
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左下のブックマークにある「適格退職年金の移行コンサルティング」です。


退職給付制度の作り方について

2011-06-21 09:29:15 | 企業年金・退職金制度

退職給付制度(退職金・企業年金制度)は、作り方によって、だいぶ違います。
そんなことは分かっている!そうですよね。

でも、中小企業の退職金制度は、その企業に合っていな場合のほうが、圧倒的に
多いです。事業主はもちろん、顧問の税理士、社会保険労務士も気づいていない
ことは、珍しくありません。

退職給付制度が、その企業に合っていないとは、二つの点においてです。
1.支給額が企業の実態とかけ離れている。事業主の考えが反映されていない。
2.準備手段に無駄が多い。
もうひとつ付け加えれば、退職給付会計を無視しているがあります。

退職給付制度は、退職金規程等によって文章化されています。が、退職給付は、
数字なので、この退職金規程を数字に直さないといけないのです。数字はグラフ
で表現すると分かりやすいです。
グラフは、企業・事業主と検討をする上での基礎的な資料となります。

数字、つまり、支給額と掛金(負担額)を検討し、新しい数字を作り、それを文章化
する=退職金規程を改定することになります。従業員へ説明し、同意を取り付けて、
新しい制度が完成します。
支給額と掛金(負担額)の検討は、どう評価するか、どう支払うかでもありますが、
これも結局数字です。

退職給付制度の数字は、当然、企業の利益、決算書にも影響を及ぼします。
企業の財務体質の改善も目指すことになります。

というような内容を、7月12日(火)のセミナーでお話しいたします。

皆様の参加をお待ちしています。

セミナーのご案内は、6月14日のブログをご覧ください。


7月12日(火)に退職金・企業年金のセミナーを行います。

2011-06-14 08:23:53 | 企業年金・退職金制度

7月12日(火)に、退職金・企業年金のセミナーを行います。

今回は、中小企業の退職金制度についてお話しする予定です。
退職金制度は、従業員が退職する時に認識するだけで、日常的には内容を
検討することは、ほとんど行われないにが一般的です。しかしながら、退職金
制度は、作り方次第で企業の資金効率や従業員のモチベーションへの影響
がかなり違います。

本セミナーでは、第一部では中小企業の退職給付制度見直しのポイントに
ついて、第二部では日本版401Kと呼ばれる確定拠出年金の基礎について、
そして第三部では、年金数理人の方をお迎えし、企業年金の動向について
解説します。

お誘い合わせの上、是非ご参加ください。

日時:7月12日(火) 午後6時45分~午後8時45分
    受付開始    午後6時20分

場所:北とぴあ 807会議室 
    東京都北区王子1-1-1 ☎03-5390-1105
    JR京浜東北線、東京メトロ南北線王子駅下車徒歩2分

講師:第一部 宮原 操子(企業年金総合プランナー:1級DCプランナー)

    第二部 阪尾 進(社会保険労務士、DCアドバイザー、CFP)

定員:20名(先着順とさせていただきます。)

受講料:3,000円(当日会場でお支払いください。)

⇒お申し込みは、メールまたはお電話で。
  sai@rice.ocn.ne.jp
 04-2955-3407
⇒セミナについては、彩コンサルティングのホームページでも御案内しています。

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「銀行営業推進」7月号に、適年の移行についての記事を書きました。

2011-06-07 09:26:43 | 適格退職年金

銀行研修社から、適年の移行についての原稿を依頼されました。
「銀行営業推進」という月刊誌です。

「銀行営業推進」7月号に、「適格退職年金廃止に伴う移行プランの徹底研究」
という題名で、記事を書きました。

適年の制度廃止まで9ヶ月ですから、適年の移行方法というより移行方法の
問題点について書いています。
まだ移行していない適年、移行したけれど問題を抱えてしまった場合、その他
退職金制度の問題点と、移行・改定のポイントをまとめました。

社会保険労務士の先生方から、時々「提携先の銀行から退職金制度の相談や
退職金制度についても見てほしいといわれることがある。しかし自分は退職金
については専門家ではないので、そういう相談があったら、頼みたい。」と言わ
れることがあります。銀行等金融機関や社会保険労務士も、企業年金・退職金
制度に詳しいとは限りません。

今回の「銀行営業推進」からの原稿の依頼は、ホームページとブルグを読んでと
いうことで、突然メールを頂きました。

ブログを始めた時は、数か月でネタは尽きるだろうと思っていましたが、もうそろ
そろ4年になります。

「銀行営業推進」7月号の記事が、銀行等金融機関の皆様が、クライアント企業
に対して、企業年金・退職金制度について、いろいろな提案をするときの参考に
なればと願っています。

 銀行研修社のホームページ⇒http://www.ginken.jp