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個人型DCの愛称は、iDeCo(イデコ)に。

2016-11-29 14:32:31 | 確定拠出年金・個人型

既にご存知の方も多いと思いますが、個人型の確定拠出年金の
愛称が、iDeCo(イデコ)に決まりました。

可愛らしい???

親しまれて、広く普及してほしいです。

確定拠出年金を扱う金融機関(運営管理機関)ではこの名称が決まったのと
併せて、手数料の引き下げを行ったり、新しい商品を打ち出したり、
さらに、新規参入する運営管理機関も現れました。

新規に参入したのは、
・三井住友銀行
・楽天証券
・さわかみ投信
・損保ジャパン日本興亜 アセットマネジメント
 (資産残高100万円未満のコースを新設)
・MYDC
 (2017年1月~2月に取り扱い開始予定)
となっています。

このほか、手数料引き下げキャンペーンを実施している金融機関もあります。

個人型DCの取り扱い金融機関は、http://www.dcnenkin.jp/
で、調べることができます。

 


個人型DCの毎月の掛金、23,000円をどう作るか。

2016-11-22 10:17:07 | 確定拠出年金・個人型

専業主婦(夫)の場合の掛金の拠出限度額は、23,000円。

この金額を、毎月どう作るか。。。

結構大変かもしれません。
特に、小さなお子様のいる家庭では。

その場合、加入している生命保険を見直すのが一番手っ取り早いです。

夫あるいは世帯で加入している生命保険は、その金額が本当に必要か?

夫は、会社勤めなので、万一の場合、
まず、公的年金制度から遺族年金(遺族基礎年金+遺族厚生年金)
が支給されます。

会社からは、死亡退職金の支給があるはず?※
金額は退職金と同額かそれに上乗せした金額になっています。
会社の福利厚生制度を確認してみましょう。
※退職金制度があればですが。

病気になった場合には、
高額療養費制度があります。
これは、1ヵ月に支払う医療費に、収入に応じた上限が定め
られていて、それ以上の負担は発生しない制度です。

それらを確認して、必要な保証は、安い掛け捨てに変更すると
案外1万円くらいは余裕ができるのではないでしょうか。

それ以外に、毎月の家計から1万円を捻出。

何とか、2万円確保できないでしょうか。

 以上、あくまでも机上の計算ではありますが。。。

 


毎月23,000円の掛金でどれくらい積み立てられるか?

2016-11-15 10:47:44 | 確定拠出年金・個人型

先週のブログでお伝えした、個人型DCの掛金の件です。

専業主婦(夫)の場合の掛金の拠出限度額は、23,000円。

30年間積み立てたとして、預貯金だとほとんど増えないので、
828万円です。(ただし、手数料を考慮していない金額です。)

1%で運用できると、約965万円。

2%では、約1,133万円。

3%では、1,340万円です。

828万円でも嬉しいけれど、1,340万円だったら、更に嬉しいですよね。

ちょっと考えてみようかな?という気にはなりませんか。

でも、毎月23,000円をねん出するのは無理。

3%での運用なんて、とてもできない!

それは、来週以降に考えて、お伝えしたいと思います。


個人型DCの加入資格と掛金

2016-11-08 11:28:13 | 確定拠出年金・個人型

2017年1月から新しく公務員や専業主婦(夫)の方なども
個人型DC(確定拠出年金・個人型)の加入できるように
なります。

気になる掛金はいくらか?

これまで通りは、
・自営業者等(国民年金の1号被保険者)68,000円

・会社員(国民年金の2号被保険者で、企業年金制度のない企業に勤務)23,000円

新たに加入できるようになるのは、
・会社員(国民年金の2号被保険者で、確定拠出年金・企業型だけに加入20,000円

・会社員(国民年金の2号被保険者で、確定給付企業年金に加入※12,000円
           ※確定拠出年金・企業型と確定給付企業年金の両方に加入を含む。

公務員(国民年金の2号被保険者)12,000円

専業主婦(夫)(国民年金の3号被保険者)23,000円

となっています。

 


掛金の運用について、今までの記事をまとめてみました。

2016-11-01 11:22:22 | 確定拠出年金・個人型

DC掛金の運用について、ずっと記事を書いてきまいたが、
地図の話から始まって、訳が分からなくなっているのかと
思います。

整理してみます。

DC掛金及び積立金の運用は、地図をもって目的地に行くことと
最初書きました。

目的地は人によって違います。

1,000万円貯める、2,000万円貯める、3,000万円貯めるというように。

目的を達成するために、どうしたらいいか?

そのためには、地図が必要ですが、その地図をすべて読み、初めに
全て理解する必要はありません。

まず、興味のあること、自分が理解できることから始めるべきだと。

全てをマスターしてからと構えると、大変ですから。

その中で、覚えておいてほしいことは、リスク(ブレ幅)とリターン。
特にリスクはどう認識するのかということが重要です。

リスクのある商品のリスクとリターンは、商品説明のどこに書いてあるのか。
リターンやリスクの計算はどうするのか。

以上のようなことを書いてきました。

もう一つ、付け加えると、リスクのある商品を評価するには、
シャープレシオという物差しがあるということです。

煎じ詰めると、リスク、リターン、シャープレシオが重要だという
ことになります。