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今、ブログは厚生年金基金で読まれているようです。

2017-11-28 08:58:54 | 厚生年金基金

iDeCoについて、毎週書いていますが、厚生年金基金に
関して検索され、読まれているようです。

厚生年金基金制度の終了に関して、事業主は仕方ない点もありますが、
金融機関の説明に納得がいかないのでしょうか?

税制適格退職年金と言い、厚生年金基金と言い、
守れれるべき中小企業のお金が守られなかったのは、
本当に残念です。

財政力がある、大企業の従業員はそれほど割を食っていないのに。。。

企業年金・退職金制度に関しては、金融機関を信用しない
方がいいと、私は思います。

自行の利益から離れて、相手先の企業の立場でコンサルする
金融機関はあるのか???

日本は物作りの国で、それは中小企業が支えているのに。


iDeCoの普及を阻んでいる要因の二つ目は、手数料の安さです。

2017-11-21 14:33:59 | 確定拠出年金・個人型

普通、手数料が安いと、iDeCoは普及する。。。

加入者を増やすために、手数料の引き下げ、無料化をアピールし、
加入者と呼び込む、興味を持ってもらうきっかけにすると
普通は考えますが、果たしてどうでしょうか。

売り手や、適切に説明する人が不足していると、幅広く
情報が行き届かないし、普及は限定的だと思います。

手数料がこれほど安いと、ネットを通じてしか販売できない。

ネットでいろいろな買い物をする人は増えているけど、
金融商品の購入は、まだ一般的ではないような気がします。

手数料を引き上げても、適切に説明できる人を増やす、
売り手を増やす、と言う考え方もあるのではないでしょうか。

それを売りにする金融機関があってもいいかなと考えています。


iDeCoの普及を阻んでいるのは、分かりにくさ。。。

2017-11-14 19:18:57 | 確定拠出年金・個人型

iDeCoの普及を阻んでいるのは、制度の分りにくさや使い勝手の
悪さがあると言う指摘があります。

 投資教育を幅広く提供している場がないので、
  関心のある人、問題意識を持った人しか加入
    しようとしていない。

 加入限度額が7パターン(金額は4種類)もあり分かりづらい。

 原則60歳までしか加入できない。

公的年金の受取額が、少なくなっていることは、
皆、なんとなく感じています。

このままだと、大部分の国民は老後大変苦労することになります。
(今でも、そうなのに。

制度をすっきりさせて、加入できる年齢を引き上げ、情報提供に
力を入れてほしいです。

 


確定拠出年金制度が退職金制度として普及しないのは?

2017-11-07 11:09:03 | 確定拠出年金・個人型

退職金制度に確定拠出年金制度を採用するより、確定給付企業年金を
採用する企業が多いのは、なぜか?

金融機関が勧めるからです。

金融期間にとって、メリットの大きい制度は、確定給付企業年金だからです。

退職金・企業年金制度の導入は、金融機関が主導権を握っています。

これは、税制適格退職年金や厚生年金基金の導入と同じパターン!

リスク低減型(分担型)の確定給付企業年金に工夫を凝らしても、
それは受け取る金額が「増えない」仕組みになっています。

しかも分かりづらい。

確定給付企業年金や保険商品を勧めに来た金融機関に
「確定拠出年金はどうなんでしょうか?」と聞いてみたら
いいと思います。

問題の本質が、少し明らかになるのでは。。。