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確定給付企業年金(簡易型)の手数料について

2011-02-22 09:44:15 | 企業年金・退職金制度

確定給付企業年金(簡易型)の手数料について、ブログを見た方からお電話
をいただきました。

「確定給付企業年金(簡易型)の手数料について、ブログでは比較的安いと
書いてあったが、適格退職年金の手数料より高くなります。安くはないので
すが。。。」という内容でした。

適年を確定給付企業年金(簡易型)へ移行しようとしている企業の担当者
からでした。

そうです。私のブログの記事の表現が適切ではありませんでした。
確定給付企業年金(簡易型)の手数料は、適年と比較すると高いです。
『比較的』というのは、簡易型ではないDB=確定給付企業年金と比較
した場合です。

また、DBでは、手数料は結構大きな要素です。
お電話の方も指摘しておられましたが、手数料はDBの運用にかなり影響を
与えます。
DBの予定利率を2%として設定した場合、実際は2%以上の運用が確保で
きなければ、手数料分だけ資産は目減りしてきます。つまり手数料分だけ
確実に積立不足になってきます。

私も、適年の移行コンサルティングおいて、事業主への提案で、いろいろ悩む
のですが、やはり中小企業にはDBは簡易型であっても、向かないかな?と
思っています。

企業年金の手数料では、総合型DC(確定拠出年金)が一番安いです。
運用商品と併せて、数社比較検討するのがお勧めです。
手数料やDB導入後の運用に不安・疑問がある場合には、DCの検討をされて
はいかがでしょうか?

お電話いただければ、簡単なアドバイスはできます。
ご検討ください。

電話番号は、こちらです。
        ↓  ↓  ↓
 04-2955-3407


適格退職年金の移行はいつまでだったら間に合うか?

2011-02-15 09:14:34 | 適格退職年金

適格退職年金の制度廃止まで、あと1年となりました。
まだ移行していない企業は、まだまだ沢山あります。

いつまでだったら間に合うか?
移行作業開始は、ぎりぎり9月だと思います。
ですからそれまでに、移行先はどの制度にするかを、決める必要があります。

まだ手付かずの状態、あるいは検討しているけれど先に進んでいない場合は、
とにかく急がなければいけません

といっても、まだ半年ありますから、安易に移行先を決めないほうがいいでしょう。

ポイントは、企業の現状にあっているか?
その制度は、持続可能か?
だと思います。

昨年、適年の移行に関して、無料の初期診断をした会社に、「適年移行ハンドブック」
をお送りしたところ、
「すごくわかりやすい冊子ですね。今まで退職金関係の書籍を買ったりネットで資料を
調べたり割とたくさん見ているのですが、今まで見た中で知りたいことが一番わかり
やすく書いてあり、よい資料ででした。」
と、言ってくださいました。

「適年移行ハンドブック」は、前回のブログで、ご紹介しています。
是非参考にしてください。

また、適年の移行についてお悩みの場合は、ご相談ください。

ご質問やお問合せは、メールまたはお電話で。
 sai@rice.ocn.ne.jp   新しいメールアドレスです!
(これまでのアドレス goo0218_2007@mail.goo.ne.jp も使えます。)

 04-2955-3407


彩コンサルティングのホームページ
    ↓  ↓  ↓
左下のブックマークにある「適格退職年金の移行コンサルティング」です。

 


適年廃止まであと1年、「適年移行ハンドブック」を是非お使いください。

2011-02-08 09:03:32 | 適格退職年金

税制適格退職年金の廃止まで、あと1年余りとなりました。
適年は、まだまだ移行しきれずに残っているようです。
全ての適年が、来年3月末までに移行が終わることは、難しそうです。

まだ、移行していない企業の担当者の皆様、「適年移行ハンドブック」を参考にしてください。

「適格退職年金の移行先の選択に失敗しない中小企業のための適年移行ハンドブック」

 【内容】
 適年の移行は定期預金の預け替えとは違います。
   移行先に適年と同じ制度はありません。
 確定給付と確定拠出の違いは?
   企業年金の運用利回りも気になります。
 退職給付会計とは
   退職給付会計の企業決算に与える影響は大きい!
 適年の移行方法と積立金の移行方法の違い
   積立不足はどうしたらいいの?
等となっています。


2008年7月10日発売
 *A5版
 *48ページ
 *500円(税込み)

お申込は
 送付先ご住所
 お名前
 お電話番号(なくてもかまいません。)
 必要部数
をお書きの上、下記メールアドレスまでお願い致します。

sai@rice.ocn.ne.jp


送    料  :1冊~5冊が100円、6冊~10冊が180円、11冊~15冊が260円
          15冊を超えた場合(16冊以上)一律600円
         

お支払方法  :代金はお届け商品に同封いたします請求書にしたがっての
          お振込み(郵便振替または銀行振込)をお願いします。


送付について :木曜日までのご注文分を、週末にメール便または宅急便にて
          発送いたします。メール便は到着までに3~4日かかる場合が
          ありますので、ご了承下さい。


個人情報の取扱:お知らせ頂いた個人情報は厳重に管理し、商品の送付と
           商品の送付に関する連絡以外には使用しません。


ご質問、お問い合わせは、04-2955-3407 へお願い致します。


保険会社の皆様へ→プライドは必要だけれど、謙虚さも大切です。

2011-02-01 08:26:49 | 保険商品

保険会社、あるいは保険業界の方々とお話していると、気になることがあります。
それは、保険商品で何でも解決できるというスタンスです。

そんなことはない、あなたの思い違い、といわれるかもしれません。
でも、退職金制度は言うに及ばず、相続も、企業経営も保険商品を使うことで、
問題を解決できます、保険会社は、それらを解決できる全てのノウハウを持って
います。⇒こんな感じを受けることがしばしばあります。

でも、違うでしょう と、いうことです。

退職金、相続、企業経営(財務の改善)問題を解決するために、保険商品を使う
場合は
、それらの問題を解決するための一部に過ぎません。保険商品を使って
全てを解決できないのです。

事業主、企業の担当者、税理士、社会保険労務士等は、問題の解決方法を知らな
いから、保険会社から提案する。⇒教えてやるのです。
こういった態度が気になることがあります。

そんなことはない、あなたの気もせい でしょうか

わたしも相当生意気な人間だから、人様にとやかく言えた義理ではありません。
それに、一定の知識に裏打ちされた保険会社としてのプライドがないと、世間と
渡り合えないというのも理解できます。
でも、相手は、保険会社の知っている知識は持っていなくても、それ以外の知識や
ノウハウは持っている人たちなのです。

事業主、企業の担当者、税理士、社会保険労務士等を相手にするときは、一歩
さがって相手を立てる謙虚さが必要だと思います。

そんなこと、言われなくてもやっている

私が言いたいのは、心からそう思ってやっているかです。
本質を見抜かれることもあるのを忘れないようにして下さい。

私も手痛い失敗をし、学んできました。
まだまだ成長の途上です。