コンサルティングは自転車に乗って⇒企業年金総合プランナーのブログです。

企業年金・退職金制度全般に関するご相談を行っています。
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広島の三原市と福山市で、厚生年金基金についてのセミナーを行います。

2012-06-26 10:14:10 | 厚生年金基金

昨年末から、いくつかの厚生年金基金の規約・決算書を読む機会がありました。
どの基金も程度の差こそあれ、積立不足です。

この積立不足を償却するための特別掛金への負担が、基金に加入している企業を
大変苦しめいます。

例えば、特別掛金(基本特別掛金と加算特別掛金がある。)の乗率が、50パーミル(‰)、
報酬標準給与が30万円とすると、毎月の負担は15,000円になります。
(パーミルは1/1000)

従業員が30名の会社の、特別掛金の年間負担が、400万円~500万円になることも
珍しくありません。

企業の利益がなくなってしまいます。

金融機関、代議員会、理事会は、何をしていたんだろうと、正直思います。

会社の洗面所の水道の蛇口から水が流れていたら、だれでも蛇口を止めるはず
基金の問題は、水道の蛇口の締め忘れどころではありません。

7月19日(木)に、広島の三原市と福山市で、厚生年金基金についてのセミナーを行います。

今回のセミナーでは、厚生年金基金の現状と問題点、及びその解決の方向性について
お話し致します。お誘い合わせの上、ご参加ください。

お役にたてることを願っています。

【内容】 適年より深刻~総合型厚生年金基金の現状とこれからの企業年金

【定員】 それぞれの会場で30名(先着順とさせていただきます。)

【料金】 一般:6,000円 会員5,000円

【講師】 宮原 操子(1級DCプランナー/DCアドバイザー)

【会場】 三原市芸術文化センター(ポポロ)
      7月19日(木) 13:30~16:00

      福山市ローズコム
      7月19日(木) 18:30~21:00

【主催】 有限会社ファイン
       〒722-0026 広島県尾道市栗原西1-4-24桑木ビル1F  ☎:0848-20-1670
        〒721-0955 広島県福山市新涯2-3-15-3 F          ☎:084-981-1877
             ホームページ:http://www.dairiten.com/fine42/ 

【申込】 (有)ファインへ直接お電話でお申し込みください。
      又は、 sai@rice.ocn.ne.jp へのメールでも受け付けます。

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厚生年金基金の有料の分析と説明会⇒数社で一緒にお申し込みください。

2012-06-19 09:49:38 | 厚生年金基金

6月12日のブログでお伝えした、有料での厚生年金基金の分析についての提案です。

基金に加入し続けることが負担になっていたり、不安になっている場合は、まず、現状
の分析を行うことが大切です。

しかし、現状がいくら分かっても、基金からの脱退は資金面で難しく、だからといって、
基金に解散を促すには、一企業ではとても無理。。。とあきらめてしまうことになります。

そこで、同じ基金に加入しているお知り合いの企業数社で、基金の現状分析とそれに
ついての説明会をお申し込みいただけたらと思います。

 基金の分析は、6月12日のブログでお伝えしたように、8万円+消費税です。
  (8万円は年内までの特別料金です。それ以降は10万円となります。)
 説明会は、人数にもよりますが、2万円~3万円と交通費でお引き受けいたします。

そうすると、集まる企業数にもよりますが、1社当たりの負担は数万円になります。

現状への理解と解散へ向けた足場作りです。

解散へ向かうためには、まず理事会の過半数の賛成が前提となります。

ご相談していただく場合、その企業やその企業のお知り合いに理事会や代議員会
のメンバーがいればいいのですが、そういう場合ばかりではなく、手掛かりがなく、
あきらめてしまうことがないようにということが狙いです。

 是非お問い合わせください。
       ⇒6月12日のブログと併せてお読みください。
 あと、恐縮ですが、説明会で使う資料の印刷代は実費を頂戴します。
      インク代が結構嵩みますので。。。申し訳ありません。

ご質問やお問合せは、メールまたはお電話で。
 sai@rice.ocn.ne.jp  
 04-2955-3407

 7月19日(木)、広島の三原市と福山市で厚生年金基金についてのセミナーを行います。
   3月から5月にかけて6回行ったセミナーとほぼ同じ内容ですが、レジュメは改訂しました。

 詳しくは、ホームページのセミナーのページをご覧ください。

 彩コンサルティングのホームページ 
    ↓  ↓  ↓
左下のブックマークにある「企業年金・退職金コンサルティング」です。

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厚生年金基金の現状分析を有料で行います。⇒是非お問い合わせください。

2012-06-12 09:55:08 | 厚生年金基金

AIJ投資顧問の問題が発覚してから、自社が加入している厚生年金基金について
気になっている事業主も多いと思います。

そういった企業、事業主のために、厚生年金基金の簡易分析を有料で行います。
必要な書類は、
基金便り
厚生年金基金の規約
決算報告書(代議員会の議事録付きのもの)
財政再計算報告書
となります。

料金は、一律10万円+消費税( 但し、年末までは特別料金8万円+消費税)です。

ご質問やお問合せは、メールまたはお電話で。
 sai@rice.ocn.ne.jp   新しいメールアドレスです!
(これまでのアドレス goo0218_2007@mail.goo.ne.jp も使えます。)

 04-2955-3407

 彩コンサルティングのホームページ
    ↓  ↓  ↓
左下のブックマークにある「企業年金・退職金コンサルティング」です。

 会社で、例えば、毎月の水道代の金額がいつもより高額になった場合、漏水を
    疑い、調べて、適切に対処すると思います。
    厚生年金基金の問題について、不安に思いながら何もしないのは、漏水を放置
     するのと同じです。

    是非、ご相談ください。

   簡易分析とは、従業員データ等をお預かりして行う、企業の退職給付制度に踏み
      込んだ分析ではなく、厚生年金基金の問題点に絞った内容となります。

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厚生年金基金の今後の在り方は。。。脱退、解散、代行返上

2012-06-05 08:05:33 | 厚生年金基金

厚生年金基金の95%は、なんらかの積立不足となっています。

H22年度末を基準として見た場合、
595基金のうち、
95%は、解散した時の上乗せ給付が不足しています。←非継続基準
75%は、企業年金(上乗せ給付)の支給に支障が出ています。←継続基準
「代行割れ」している基金は35%に上ります。
代行割れ基金のうち、81基金が指定基金です。

健全な基金は、わずか5%に過ぎません。

基金への負担が、多かれ少なかれ、企業経営を圧迫しています。

厚生年金基金の今後の在り方としては、最近まで、解散がベストな方法で、解散後は、
企業の実情に応じて、加算部分の代わりとなる退職給付制度を作っていくほうがいい
と、考えていました。

脱退は、資金の余裕のある企業では可能ですが、それが難しいという企業が多いです。

しかし、つい最近ある厚生年金基金の常務理事とお話をする機会があり、代行返上という
ことも選択肢の一つだということが分かりました。
その基金では、代行返上を視野に入れて、運営を行いたいというお考えでした。

適格退職年金の移行では、他の企業年金に移行できたのは適年の3割ということです。
その轍は踏みたくないですよね。

基金の今後の在り方としては、解散や脱退が最終目標ではありません。
それは、解散、脱退後に、基金の実情に合わせた退職給付制度を再構築することです。

代行返上、そう、この方法もありです。

基金の今後あり方としては、脱退、解散、代行返上ということになります。

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