昨年末から、いくつかの厚生年金基金の規約・決算書を読む機会がありました。
どの基金も程度の差こそあれ、積立不足です。
この積立不足を償却するための特別掛金への負担が、基金に加入している企業を
大変苦しめいます。
例えば、特別掛金(基本特別掛金と加算特別掛金がある。)の乗率が、50パーミル(‰)、
報酬標準給与が30万円とすると、毎月の負担は15,000円になります。
(パーミルは1/1000)
従業員が30名の会社の、特別掛金の年間負担が、400万円~500万円になることも
珍しくありません。
企業の利益がなくなってしまいます。
金融機関、代議員会、理事会は、何をしていたんだろうと、正直思います。
会社の洗面所の水道の蛇口から水が流れていたら、だれでも蛇口を止めるはず
基金の問題は、水道の蛇口の締め忘れどころではありません。
7月19日(木)に、広島の三原市と福山市で、厚生年金基金についてのセミナーを行います。
今回のセミナーでは、厚生年金基金の現状と問題点、及びその解決の方向性について
お話し致します。お誘い合わせの上、ご参加ください。
お役にたてることを願っています。
【内容】 適年より深刻~総合型厚生年金基金の現状とこれからの企業年金
【定員】 それぞれの会場で30名(先着順とさせていただきます。)
【料金】 一般:6,000円 会員5,000円
【講師】 宮原 操子(1級DCプランナー/DCアドバイザー)
【会場】 三原市芸術文化センター(ポポロ)
7月19日(木) 13:30~16:00
福山市ローズコム
7月19日(木) 18:30~21:00
【主催】 有限会社ファイン
〒722-0026 広島県尾道市栗原西1-4-24桑木ビル1F ☎:0848-20-1670
〒721-0955 広島県福山市新涯2-3-15-3 F ☎:084-981-1877
ホームページ:http://www.dairiten.com/fine42/
【申込】 (有)ファインへ直接お電話でお申し込みください。
又は、 sai@rice.ocn.ne.jp へのメールでも受け付けます。