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厚生年金基金解散後、上乗せ部分は、同じ内容で作らないといけないか?

2014-08-26 08:48:59 | 厚生年金基金

今年3月~4月にかけての、厚生年金基金はどうなるのだろう?という
関心は、一段落したようです。

今後は、基金解散後、基金の給付となっていた上乗せ部分はどうするか?
が問題になってきます。

 これまでと同じ給付額で作る。

 減額した内容で作る。

 基金の上乗せ給付については、もう作らない。

の3パターンになります。(当たり前ですが。。。)

このうち、のケースでは、基金の上乗せ給付が企業の退職金制度の
内枠となっている場合は、従業員の同意が必要となります。

労働条件の不利益変更になりますから、慎重に判断し、従業員には丁寧な
説明が必要になります。

労働条件の不利益変更 やっていいのか
労働基準監督署に持ち込まれたら、どうしよう

もちろん、やみくもにはできません。
一定の条件が必要です。

気になる場合は、ご相談ください。

ご質問やお問合せは、メールまたはお電話で。
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 04-2955-3407

 

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厚生年金基金をどうするか、これからが本番です。

2014-08-19 09:02:48 | 厚生年金基金

厚生年金基金については、私のブログの閲覧数が減っています。

記事の内容の問題もあると思いますが、関心がひと山越えたかなという
感じもします。

解散か代行返上か?

代行割れか?

解散後の受取額は?

といったことが、とりあえず見えたのかなと思っていますが。

しかし、実は、基金の一番の問題、制度がなくなった後のことは、これからが本番。

つまり、基金からの受取額が少なくなる、あるいは全くなくなるという問題は
どうするのか?です。

事業主が考える。
労使双方で検討する。

それが、可能ならいいですが、そうでないケースのかなりある?かもしれません。

その場合は、労働組合があれが、労働組合で、ない場合は従業員が自分で考えて
いかなければなりません。

基金からの受取額(上乗せ部分)は、老後生活資金の一部なのですから。

仕方がないと、あきらめないでください。

確定拠出年金・個人型(個人型年金)やNISA(小額投資非課税制度)を利用する
のがお勧めです。

どちらも税制の優遇措置があります。

 

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厚生年金基金の上乗せ部分は、どう再構築すればいいのか?

2014-08-12 09:33:51 | 厚生年金基金

3週間にわたり、確定給付企業年金、確定拠出年金、中小企業退職金共済にの
推移を書いてきました。

数字だけをみると、確定拠出年金ということになります。

減少しているのには、それなりのわけがあるはずですから。
その辺の分析結果は、公表されていませんから、推測でしかないのですが、
確定給付企業年金は、中小企業には負担が大きすぎると言うことだと思います。

厚生年金基金の解散により無くなる上乗せ部分はどうしよう?と悩んでいる
事業主も多いと思います。

この場合、大事なのは、どの制度で作るかではありません。

『継続可能な制度』という観点でお考えください。

5年後、10年後、それ以降も、自分の会社では、掛金を払っていけるのか?
制度を維持していけるのか?をしっかり検討してください。

そのためには、金融機関からの提案は、まず疑ってみることが必要かもしれません。

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中小企業退職金共済は?

2014-08-05 08:49:14 | 企業年金・退職金制度

ここ2週間にわたり、確定給付企業年金と確定拠出年金の推移をお伝え
してきました。

では、中小企業退職金共済(中退共又は中退金)は、どなのでしょうか?

中退共も確定給付企業年金同様、加入企業は、減少しています。
ただ、確定給付企業年金のように右肩下がりに減少しているわけではなく、
増えたり減ったりしながら、減少傾向にある状態です。

平成25年5月末:加入企業1,536 脱退1,103件 期末件数363,715件

平成26年5月末:加入企業1,561 脱退997 期末件数361,840件

中小企業退職金共済は、税制適格退職年金からの移行で増えてると
思われがちですが、現実は違っています。

 

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