前回のブログへの反論として、「確定給付型は運用のプロが行い、DCでは、
投資経験がない従業員が行う」ということが予想されます。
野球に例えるなら、DCは、9回裏でゲームセットになる時に勝っていればいい
普通のゲームです。
一方、確定給付型では、毎回勝っていなければいけないというルールが適用
されているゲームといえます。負けた場合はチーム全員での罰ゲームつきです。
もうひとつ、運用についての大きな違いは、確定給付型では、年金資産から
退職者に退職金を払いつつ、一定の利回りを確保しなければならないことです。
DC制度では、個人別の年金資産は複利運用されていき、原則60歳までずっと
運用が続きます。途中そこから配当を受け取ったり、お金を引き出したりできな
い仕組みです。
途中でお金が引き出されないほうが、運用成績はよくなりますから、DCの方が
確定給付型の年金資産の運用より有利です。
時には、1年に1~2ヶ月ただ働きをするか(←前回ブログ)、土日にインターネット
を使って、運用について勉強しながら60歳まで、自分の掛金や資産を運用する
方がいいか、皆様はどちらがいいとお考えになりますか?
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。
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