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生命保険大手7社の団体年金の運用利回り

2008-05-07 12:59:37 | 企業年金・退職金制度

生命保険会社大手7社が企業年金から運用を受託している団体年金(特別勘定)
の2007年度の運用利回りが、平均マイナス14%超であることが分かりました。
各保険会社の団体年金の利回りは以下のようになっています。

大同生命  マイナス13.14%
第一生命  マイナス14.22%
富国生命  マイナス14.29%
日本生命  マイナス14.44%
三井生命  マイナス15.60%
明治安田  マイナス15.96%
住友生命  マイナス16.02%
 平均   マイナス14.81%

この運用利回りは、適格退職年金を確定給付企業年金に移行を検討するときの
参考になります。
平均がマイナス14,81%なので、この数値を使って説明すると、年金資産が10億で、
確定給付企業年金の運用利回りを2%としていた場合、期末に10億2千万円に増え
るべきところが、8億5,190万円に減ってしまったということです。
差額の1億6,810万円を取り戻すには、通常は何年もかかります。
マイナス運用が続いた場合には、不足額の穴埋めのため、企業の利益が圧迫され
ることになります。

コメント
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