前回のブログでお伝えしたように、企業年金の運用利回りの低下は、
企業年金制度に大きな影響を与えます。
数年マイナス運用が続くと、それを取り戻すのに何年もかかることに
なります。
確定給付型の企業年金(厚生年金基金、適格退職年金、確定給付
企業年金)のマイナス運用について、事業主や企業の担当者とお話
しすると、「いや~、株価が戻れば大丈夫。」といった楽観的な見通し
をされていることがあります。
このような場面で、「う~ん、そうですね。。。」などと、お返事をして、
きっぱり言い切れない自分をもどかしく感じることが多いです。
せめて、ブログでははっきり言いたいです。
企業年金のマイナス運用を取戻すことは、そんなに甘くはありません。
企業年金のマイナス運用による、年金資産の目減りは、企業の負担が
増えることで、企業の業績の足を引っ張ることになります。
確定給付型の企業年金は、「年金資産の運用」という企業・事業主の
思い通りにならないリスクを抱えた制度です。
その点を、肝に銘じてほしいと思います。
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。