DC制度での掛金の運用商品には、大きく分けて元本確保型の商品と
投資信託があります。
元本確保型には、どのような商品があるのか、ゆうちょ銀行の個人型
DCのプランを参考にみてみましょう。
ゆうちょ銀行の個人型DCにはAプランとBプランがあります。
元本確保型商品(A、B共通)
・確定拠出年金通常貯金
・確定拠出年金定額貯金
・確定拠出年金定期貯金(1年、3年、4年)
元本確保型商品(Aプラン)
・すみしんDC固定定期5年(住友信託銀行)
・すみしんDC変動定期5年(住友信託銀行)
・確定拠出年金専用定期預金(三菱UFJ信託銀行)
元本確保型商品(Bプラン)
・りそな据置定期預金「フリーポケット401K」(りそな銀行)
・中央三井DC定期(固定金利型)5年(中央三井信託銀行)
・中央三井DC定期(変動金利型)5年(中央三井信託銀行)
以上は、全て元本確保型の商品です。
DCの運用商品には、この元本確保型の商品が必ず1つ入っていなけれ
ばなりません。
「元本確保」とは、「満期時点で元本が確保される」ことをいいます。
DCの運用商品としての「元本確保型商品」というのは、原則として常時
もしくは満期時に、元本が確実に保証されるもの、またはこれに準ずる
ものを指します。「元本確保型」商品としては、預貯金の他に、生命保険
や損害保険を使った商品もあります。
尚、元本確保と元本保証は違います。元本保証は「いつの時点でも元本
が確保されること」を言います。
元本確保型商品は、極めてリスクの少ない商品です。
リスクのある商品としては、投資信託が用意されています。
→続く
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。
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