DC制度の中での掛金の運用先としては、元本確保型の商品とそうではない
投資信託があります。
掛金を元本確保型商品で運用するのと、投資信託で運用することの違いは、
「貯蓄」と「投資」の違いです。
「貯蓄」は、あらかじめ約束された利息が支払われる預貯金等に、お金を預け
ることをいいます。預け先の金融機関が倒産しない限り、元本は保証されます。
「投資」は、利益を得る目的で、株式や債券、投資信託等を購入することをいい
ます。これらの商品は、通常元本の保証はなく、価格が日々変動します。
DCの掛金を投資信託で運用することは、「貯金」ではなく「投資」です。
「投資」には、「リスク」があります。
「投資」の中でいう「リスク」は、普通思い浮かべる「危険」という意味ではあり
ません。「不確実性」を意味します。
例えば、通常50個のりんごが収穫される木があったとします。それがある年は
りんごが55個とれ、別の年は45個しかとれない場合、50個に対するプラス
マイナス5個の「ブレ」(=変動)、つまり「不確実性」が「リスク」ということです。
では、「リターン」とは、期待できる運用の成果のことです。リターンにはプラス
のリターンとマイナスのリターンがあります。通常50個のりんごの収穫が期待
される木から、52個、53個りんごが取れると、プラスの成果があったことに
なりますが、逆に48個、47個だとマイナスの成果ということになります。
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。
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