『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 オヤオヤ!!!、又もや? 』

2011-09-09 22:51:18 | Weblog
              


「一位」の刈り込みも余す所、後僅かになった!   
若かりし頃は楽しんで刈り込みをしていたが、今では、苦痛の仕事となってしまった。    
こちトラは老い耄れて行くばかりだが、相棒ちゃんは、年々大きくなるから皮肉なもんだ!

刈り込み!、日頃、バァ~バァ~~~やっているが、色々な事が起きるからツイツイのめり込む!!!
先日の珍奇な陶芸品に比べ、今回は、小人陶芸だった。
矢張り「一位」の枝に付いて居た!
過って観察した事もおあった「トックリバチ」によく似ている・・・
サイズは1㎝足らず!!! でも壺の心得がある!!!!!
よくよく見ると、茶坪の入り口は、塞がれているようだが、その脇にポッカリとした穴が開いていて、御主人様はサイド壁を食い破り、蛻の殻だ!
実に精巧に出来て居てその天才芸術家振りが遺憾なく発揮されている。
昔から「ジガバチ」「トックリハチ」には、取り分け興味を抱いていたが、中々、観察に恵まれなかった!!!

偶然とは言え、このような芸術品に出会えるなんて幸せのだ!!!       また、お宝が増えた!
何時か?、コイツの全容を摑みたいモノのである。

      『 “アメシロ”大発生!!! 』

2011-09-08 22:28:42 | Weblog
            


「一位」の刈り込みも終焉を迎えた! 後1日もやれば終わるだろう・・・
雨降りや台風を挟んで20日近く刈り込みをやった。 毎年の事だが、年々、木が大きくなるのに反比例してコチトラは老い耄れて行くから皮肉なもんだ!!! 故に苦戦苦戦の連日となる・・・
刈り込みを遣りながら「アメリシロヒトリ:アメシロ」退治をした。 消毒をすれば簡単なのだが、そうはいかない!!! ヘボちゃんが全滅してしまうからである! 過って玄関の一寸した「錦木」の消毒をして豪い目にあった事がある! 2~3日、通いが完全に止まってしまった!
だから消毒は禁物!!!

致し方なく捕獲作戦に出ている。
迂闊にも「アメシロ」の成長を発見出来ず、四方八方に飛散! これを退治するのは、並大抵の作業では収まらない!
嫌な事にコイツ、「アメシロ」は何でも喰いやがる!!!!!
プルーン、梅、柿、ツリバナ、夏櫨等々闊葉樹であれば何でもゴジャレ!!! 全く以って厄介な忌避昆虫だ!!!
聞く所に依れば、40~50年前、輸入材木に産卵してあった物がアメリカから持ち込まれ、これが日本各地に蔓延ってしまった外来種。 繁殖率も旺盛で、実に、厄介は蛾だ!
今年、どういう訳か?コイツが大発生している・・・
我家のプルーンは丸坊主!!! そして、コイツが飛散してしまった。 毎朝ヘボちゃんに餌をやっていたのだが、上を見る事をしなかったが為に遅きに失した!!!
そしてよくよく見ると、柿の木、梅、夏櫨、ツリバナ、サンシュウ等にワンサカ付いていた。
補殺量数千匹になるだろう!!! いや、万の単位になっているかも知れない! それ程の大発生である。
台風前糞暑い日が半月近く続いたが為成長が進んだ! そして、長雨の間、網から出てしまったと言う訳!
毎日取るのだが、取る端から湧いてくる感じだ! 産卵卵が、葉裏で見付け難い事が原因している・・・
コイツ、憎い事に、数が多い上に、何となく可愛気が無い! ヒョコヒョコ動き回り、万が一洗濯物に就いて居たりして家の中に入ると衣類まで食い破ってしまいう程の健啖家だ!

努力の甲斐あって相当量殺したが、まだまだ、何処かに潜んで居る筈だ!
年2回羽化して来るので、実に、厄介!
宅地以外の所でもよく見かけるので、ここが盲点になっているのかも知れない! 繁殖地になっている。

4~5年前、山で「シラガダイヨウ」の大発生を見たが、翌年は1匹も見掛けなかった。 病気なのか?天敵が喰い散らしたのか?定かではないが、不思議な現象を見た事があった。
「アメシロ」も巧い天敵でも居てくれたら助かるのだが、中々そうはいかない!
昆虫では、アシナガバチが良く狩をしてくれる。 ヘボちゃんも内臓が覗けば餌にしてくれるが、腸が食い破られないと中々そうはいかない! でも、餌にする事は事実だ!
こんな奴等と戯れて居ても何ら面白くもないが、余り多いと、正直、ゾ~~~ッとする!!!

また、消毒をしていない所為か?小さな「カイガラムシ」が、これまた大発生して居る!!! ヘボちゃんの交尾がすんだら動噴を掛けたいと思っている・・・
で、これ等の忌避害虫に、少々、ナーバスになり掛けている・・・        

     『 紀州災害!!! 』

2011-09-07 22:44:24 | Weblog
             


昨日は侍Japanザッケローニ・サッカーを見ていたら午前様になってしまった。
 ウズペキスタンは予想していた通り手強い相手だった!!! 辛くも引き分けたが、ウカウカ出来ない!!!
サッカーが終わると、暑い中、日中の刈り込み疲れでバタンキュウ!!!!!

昨日は、紀州の「イワチドリ」師匠方、草友から次々と情報が入り、台風災害の恐ろしさを知った!
熊野川の上流に当たる上北山村、十津川村等に2000㎜を超える雨が降った為支流の深層崩壊は元より下流の熊野川が大氾濫し、ここで暮らしている師匠さん方や草友さん方、浸水に見舞われ、大変な事になってしまった。   
色々な方から情報を頂いたが、2階の天井まで氾濫した水が来たと言う方、栽培中の「イワチドリ」はスッポリ水の中!!!気の毒過ぎて慰めの言葉もなかった!!!
床下浸水なら未だいい方! 一夜明け、情報が明るみになると、深層崩壊を受けた山間部の方々は、悲惨そのもの!!! 山津波?を思わせる惨状だ!
道路交通手段、電気水道、電話回線は寸断され陸の孤島と化してしまった。
ここも東北の地震津波同様大変な惨状だ!
何人もの友達が説明してくれたが、唯唯、驚くばかり!!!!!
老い耄れ爺には、大きな支援の手立ても無いが、セメテ、取り扱いの時期になったら苗木の購入でサポートさせて頂こうか・・・と、思っている。

幸い、商品「イワチドリ」は、何とか難を逃れたり、完全に水は被ったものの、奇跡的に流されずに留まって居た個体もあったようで、実は、ホッとしている・・・
固定電話が開通した所で、詳しい情報をお聞きし、サポート態勢を取っていきたいと思っている。

それにしても災害国ニッポンは、魔が射している!と、しか言いようがない!
何故、こうも次々と何百年に一度という災害が襲うのだろう?
海の向こうのアメリカでも地上最高のハリケーンが、ワシントン、NYまで上って行ったと言う・・・ これもまた、奇異な事!!! これに依って大混乱が齎された!
過って、若かりし頃、カリブ海の小さな小さな島に居た事があったが、ここでハリケーンを経験した事があった。 島にある放送局は警報を鳴らし、終日ハリケーン情報を発信!地球をヒックリ返したような騒ぎだった。 窓という窓は板戸で釘付けされ、町には人っ子一人も居なかった。 勿論、車は車庫に入れられ、ゴースト・タウンと化した!
ハリケーンとは、台風より格が上の嵐なる事を知った。
日本の台風も格が上がり強烈な猛者に変質つあり、取り分け、昨今、竜巻の多いのに地球の自然活動の異常さを覚える!!! 竜巻と言えば、アメリカ特有のものか?と思い込んでいたがどうやらそうでも無くなってきている・・・
自然界の脅威を改めて認識しつつある所である。。。。。

この度の台風12号で被災された方々に改めてお見舞い申し上げます。

さて、久し振りに気分転換の為、山に出掛けたが、陽射しが強過ぎギラギラ太陽! 紙縒りが、皆目、追従出来なかった!!!
そして、「アカンバチ」の大群に遭い、散々な思いをし、坊主で帰って来た。 
不思議な事に、蜂んブクチャン共は、今回の台風や雨にはヘコタレナカッタようだ????? 昆虫ドモの強さを感じ入った! 矢張り「自然との共生」が、大事という事か? 人間ドモは、自然の流れに逆らって人為的に自然を弄り回している所に災害の根源があるように思えてならない!
TV画像で見る限り、深層崩壊を起こしている地域は、杉や檜林(人工林?)が多いように思った。 
針葉樹は、根を大きく張れない!!! ここに災害の根源がある!!!
橅や楢等との混成林が、災害に強い森だと言う!!! 我が出掛ける深山は、皆、混成林だ! が、特定な地域を見ると、戦後植え込んで来た杉や檜の針葉樹林が目立つ! 建築資材として高価な杉・檜の植林が、今、こうしてツケを廻し出しているのかも知れない?       

     『 ウンにゃぁ~~~? 』

2011-09-05 23:10:03 | Weblog
              


日を追う毎に紀州の水害被害は大きくなって来た!!!
師匠さんや草友、知人の家も何らかの被害を受けて居るという情報が伝わって来た。    
中には2階まで水浸し!!!と、いう方もおられるようだ!  これがブリーダーさんという事もあり、これからの球根供給に支障が出て来ること間違いなしだ!    
親木を失っている事も考えられる?
正直、大変な事になったと思っている。     
何せ、電話が不通なので情報収集やお見舞いの言いようがない!
唯唯、被害が軽傷もしくは無い事を祈るでけだ!

台風騒動で当地も夫々の方がビビっているに違いない! 林檎や梨、葡萄農家は最も風台風を嫌う! 稲作とて実入り時期、風を嫌う! 稲の横倒しで粃(しいな)になりかねないからだ!
yはyで唯でさえ遅れている庭木の刈り込みが、この台風で3~4日、更に、遅れた!
多少、焦りもある!!!
依って、雨の晴れ間を見て脚立に登っている。
今日もそんな日だった。
で、作業中、実に、珍品を見付けた!    
  見事な陶芸品だった!     
一寸、触って見ると、ズシリを手応えがある!!!!!
瞬間、カリバチの仕業だな?と思った。 何というカリバチかは親蜂が不在なので掴めなかった。
直径2~3㎝、長手方向4~5㎝もあるラグビーボールの形をして絶品である。
ヒョウキンな事に、通い口と思われる穴が2つポッカリと開いて居る!!! そして、通い口から育房と思われる巣盤が覗いている・・・
「ジガバチ」の類ではない! 「トックリバチ」に似たカリバチだろう? そして、育房の他に土で外皮を造っているから「トックリバチ」よりは進化していると考えられる。
Top ページにも画像を添付しておいたので参考にされるといい・・・
手応えもズシリと重く、何となく重厚感がある!!!
それにしても卓越した陶芸家だ!!!
そして、この正体を調べたくなって来た!「トックリバチ」のようなカリバチだと思われるが、育房の外に外皮を土で固めるあたり、防衛的に高度に進化してる蜂んブクちゃんである!
どんな蜂だろう? 
鉢の底に小さな育房を築く狩蜂の一種「ドロバチ」が居る事は知っているが、こんなのを見るのは初めてだ!
そこで思い付いた!!! もし焼けるものなら陶芸教室で焼き物にして見たい? だが待てよ! 内部構造も知りたいなァ~~~
後日、先生に焼けるか?聞いてみようと思っている。。。
もし、焼けるようなら素晴らしい逸品となるだろう?        
ヒョットすると、my トレジャァー(宝物)になるかも知れない?      

     『 大変な事に!!! 』

2011-09-04 22:50:11 | Weblog
              


今年は、全く以って、どういう年だろう?
災害2011年!!!!!
日本海を中心に大雪被害、新燃岳の大爆発、3月には大地震と津波!、北アルプス渓谷線で土砂災害、猛暑続き・・・、松本直下型地震、そして、ここへ来て台風による大雨と大洪水!!!
これでもか!コレデモカ!!!と、自然災害は日本各地を襲う!
こんな年も珍しい!
被災された方々にお見舞いの言いようもない心境である・・・ 
正直、当地も思いもよらなかった直下型地震が襲い大被害を齎した!!! 老い耄れてきて気が弱くなってきた所為か?あの地震以降地震には過剰に反応するようになってしまった。というより、震度2位でも体中に鳥肌が立つようになってしまった! 気が弱いと言えばそれまでだが、東北の大地震と津波を画像で見て恐怖心が体中に染み込んでしまった拒絶反応だろう。
ここ数日、紀州熊野川を中心とする大洪水を見て、またまた、水の恐ろしさをマザマザ見せ付けられた。

「イワチドリ」を趣味とする老い耄れ爺、紀州:新宮や紀宝町には花の師匠さんや草友が沢山居る。 
今日も朝からお見舞いの電話を入れようと何回も試みたが、電話回線が不通で繋がらない!!! 各地で想像以上の被害が起きている事が判る!!!
断片的な情報だが、国道は不通!!!、JRは不通!!! 完全に陸の孤島となってしまった。 内陸の十津川村、北山村近傍はもっと酷いらしい? 「イワチドリ」の紀州詣でをした折、何回か新宮から奈良県の西吉野村までバスで渓谷越えをした事があった。 大きく蛇行する熊野川、この渓谷周辺に散在する山村や鄙びた温泉場が印象的だった。 この集落の多くが災害に遭っているらしい?
元々この地方は大台ケ原に端を発し渓谷や滝が多く、秘境の地とされていた。 全国一の降雨量を誇る尾鷲は余りにも有名だ!
この自然環境が為にここでしか生息しない多くの植物が熊野川流域にはある!!! その一つに「イワチドリ」や「寒蘭」「風蘭」等がある・・・
もう彼是24~5年になるだろうか?
「イワチドリ」を求めて紀州詣でをして来た。 そして、多くの師匠さんや草友に出会う事が出来、今日の癒し趣味へと繋がって来た。。。
未だ、情報は定かではないが、この師匠さんや草友の方々が今回の水害で被害に遭われてるらしい? 床上浸水、栽培棚の水没等被害は甚大らしい!!! 日頃から交流がある方々だけに心配だ!!!!!   
遠隔地で詳細が判らないだけに心配だが、取敢えずは、カキコお見舞いを申し上げます。

矢継ぎ早に日本を襲う災害! いい加減にしてくれ!と、言いたくなるが、自然のこと故、喧嘩のしようもない!
世界各地で起きている自然災害、地球の活動期に入っているのかも知れない? 石化燃料に依る温暖化が起爆剤になっているのかも知れない? それにしても多過ぎる自然災害!勃々終息に向かって欲しいモノである・・・

     『 “餌の量”について考える・・・③ 』

2011-09-03 22:39:36 | Weblog
             


今回の雨台風、全国各地で被害を齎している!
全く変な年だ!
冬場の雪害、東北大震災と放射の汚染、冷夏のような夏の長雨と猛暑、挙句の果ては台風被害!!! 全く以って災害に見舞われた年となった!!!
水害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。   

今日は台風を予測して一日中家に居た。 
台風の最中、外で被害を受けるのも馬鹿馬鹿しいのでジッと我慢の子であった。

でも、9時位から薄日が射す始末!!!   
でもでも・・・
サテアンに入りイワチドリやセッコクの見回りをする。
昨夜、「アメリカシロヒトリ」を見たからだ! コイツ、何処でもヒョコヒョコ歩き回り入り込むので、厄介な害虫だ!!!    
そして、「イワチドリ」に、今年、3回目の液肥を散布した! 未だ過って液肥散布等した事もないのに・・・
紀州の師匠方々や鬼面児さんのブログで学習した故真似事をして見たくなった。
液肥は、極々、薄い!!! 

4時から日本サッカー協会主催の天皇杯本戦が地元アルウィン球技場である・・・
先日、長野県代表になった松本山雅と福井県代表の戦い、1回戦である。
福井県代表は、格下の北信越リーグ丸岡フェ二ックス
情報は、全く、無いが、勝つだろう?と、いう事は予測出来た。 
集中豪雨だと行くのを躊躇ったが、幸いな事に雨の降る気配もない!!! 倅に「行こう!」と言うと、言ってもいいような素振・・・ で・・・、行く事になった。
福井県からは5~6人来て居る程度で、会場は、相変わらず、山雅サポーターで埋め尽くされていた。
前半1点取って折り返すが、相手は引いて守り一辺倒! 余り面白くない戦い・・・
後半になって福井はやや攻勢に出た。 こうなると面白くなる。
ボール支配率80~90パーセントの山雅! 我チームの誇る木島遼介が2点叩き出し、結局、30で快勝した。
次回は、10/8、横浜FCとアルウィンで・・・ 
此方は格上なので手強いだろう・・・ 天皇杯も面白くなって来た。。。

台風の晴れ間、ヘボちゃん達は懸命に餌運びをする・・・
最近、鶏肝5羽分とウグイを2~3匹、それに砂糖水2リッターを開けている・・・ いよいよ佳境に入って来た!!!
先日から餌の量について気の付く所をカキコしているが、実に、興味深い!!!

興味深い点で、晩秋、気が付く事がある・・・
この時期になって女王蜂が育て上げる「子蜂」より小さな「働き蜂」をよく見かける。
何故だろう?
何故こんな小人蜂が生まれるのか半信半疑だった。 が、事実は事実! 必ず、居る!!!
この謎めいた現象は簡単に解明出来た。
コロニーの進展と共に、勢力巣盤は下へ下へと展開されて行く・・・そして、女王蜂が始めた巣盤は多くの働き蜂から見捨てられ、ここに餌を運ぶ働き蜂は疎ら~限りなくゼロに近づく・・・ 即ち、コロニー上層部には、極端な餌の供給不足が起きる。
餌の供給不足が起きても時期が来ると、面白いもので、幼虫は蛹と化し、やがて、成虫へ・・・
栄養失調の働き蜂なのである・・・

でも、この小人働き蜂は、栄養交換等で体力を付けると外役に出始める。 小人で、「軍」は「軍」!!!!! チンビー癖に、嫌に、高所飛行をするから感心する!!! 
これは以って生まれた性(さが):DNA!!!!! 小人蜂でもDNAに依って「軍」は、「軍」の働きをするから恐れ入る・・・
昨年、小人「キイジス」を見た時、眼を疑った。 実は、営巣初期の子蜂以下だったからである・・・ だが、この小人「キイジス」働きをサボる訳でもなく、一丁前の働きをしていたから恐れ入った!      

餌の量で、蜂の体は大きく左右されるから何とも不思議な世界だ!       秋子の女王蜂と対比し調べると興味深い!

     『 “餌の量”について考える・・・② 』

2011-09-02 23:29:42 | Weblog
             


コロニーの大きさは餌の量で決まる!
自然界で餌を十分に採取するのは容易い事ではない! 色々と調査して見たが、4~5㎏にもなる巣がある所は、闊葉樹林を控えている。 そして、営巣地の土目がいい事も重要だ!
そして、自然界で餌を、仮に、見付けても採餌は余り効率的ではない! 僅かばかりの餌を掻き集めているからだ!
そこえ行くと飼い蜂は、殆ど自然界では得られない鶏肝やウグイ等タンパク源や砂糖水といった餌をフンダンに与えて貰い、しかも近距離で幾らでもあるから何10回という餌取りを効率よく繰り返す!
住居も空洞か柔らかな土に巡り合えているので、生育は頗る順調だ!
コロニーの盛衰=餌の量といっても過言ではあるまい!

そして、晩秋ともなると交尾蜂生産に入るので、餌の量は急激に増える!!!
働き蜂は雌、新女王蜂は、勿論、雌! 同じ雌同士だが性質はかなり違う!!!
こんな件(くだり)があった。
もう10年位前になるだろうか? いやもっと前になるかも知れない?
毎年、11/3、串原の「ヘボコンテストの日」と決まっていた。 一頃、色々な情報収集の為串原詣をよくした。 当時、会費を収めると一寸した摘みにビールで一杯やりながら懇親会に参加させて貰えた。
懇親会には大御所:松浦三重大学教授や西尾先生が来ておられた。 大御所のコメントを聞くのが楽しみの一つだった。
そこで、こんな質問をした事があった。
「同じ雌なのに、働き蜂と新女王蜂は何で決まるのか?」と・・・
松浦教授は、「餌の量で決まる!!!」と、即断回答してくれた。
まだ、他にもあるのでは?と、腑に落ちない疑心暗鬼で聴いて来たのを鮮明に覚えている。 確かに、女王蜂になる幼虫は体が大きいので、沢山の餌は食べる事は間違いないが…、まだ、他に何かの仕掛けがあるように思えてならない!
その一つに、晩秋、糖分の摂取量が極端に上がる!と、いう事実がある・・・働き蜂は、松の葉から出る蜜集めやアブラムシの排泄物に狂った状態になる!!! 暖地のお茶花も然りだ!
飼い蜂でも砂糖水の摂取量が急増する!!!

そして、長い年月が過ぎたが、未だに正確な答えを持っていない!

蜜蜂は、ロイヤルゼリーだというのが、一般的な回答だ!!! 
或る時、ニホンミツバチの内検を拝見していて、オカシナ事に気が付いた! 王台は、極めて数少ない!!! そして、大きく、働き蜂と違って、育房の下部に下向きの大きな育房を造る。
これが、将来、分蜂を促す女王蜂の始まりである。
育房は、必ず、下向きの形成される!!!
蜜蜂の大御所に何故?王台が下向きなのか聞いたが、明確な回答は得られなかった!!!事がある・・・
此処に蜜やら花粉やらロイヤルゼリー等が卵と同居する事になる。 卵は孵化するとこれ等の餌を食べながら成長する・・・
「スガレ」の場合もこの延長路線で考えるべきだろうが?中々、思うような明解は得られない!

また、こんな事を考える時期に突入した・・・      

     『 “餌の量”について考える・・・ 』

2011-09-01 21:32:57 | Weblog
             


南の海には、またまた、台風が接近している!
そして、都会各地では集中豪雨があり災害が起き始めている・・・ :床下浸水!駐車場の浸水!裏山の崩壊!等々…
実に、災害の多い年だ! 
明日は各地で大雨になると言う・・・
そして、当地では夜半に入り、またまた、直下型地震が起き始めている・・・ 松本地震以降2カ月振りだ!!!
7時頃、マグニチュードは小さかったが、家が地響きを起て揺れた!!! そして、また、1時間後、ズズズン!!!!と、きた! 何となく嫌な予感がする。

朝から雨が降り続いていた。
9時過ぎ、雨は一旦上がる。
急いでヘボちゃんに餌を与える・・・ 雨が続いて居るので、餌場には屋根を付けている。
2ヶ所に分けて餌場:昆虫酒場を設けてある。
彼女等の行動範囲が一目瞭然!判る仕組みになっている。
最も簡単な見分け方は「キイジス」「軍」!  「キイジス」のお陰で極めて簡単に活動範囲を掴みとる事が出来る。 たった1巣だが、山岳地帯の貴婦人「キイジス」は、冷夏のお陰で完全に活着し、勢いを増しつつある…
近場の餌を通り越してワザワザ遠くの餌場まで餌取りに行く所に興味が湧く! 砂糖水ばかりか、肉食にも健啖だ!!!
その所為か、最近、デカ働き蜂を目にするようになった!
栄養状態がイイと、「キイジス」は、「軍」を2た回り位大きくした身体つきになる!!! 彼女等の元々の素質だろう! 中にはピンコロの女王蜂に匹敵する位の大きさになる。 体が大きいと、当然、餌の運び具合も凄い! 大きな肉塊を咥え、豪快に飛ぶ! 飛行曲線は、「軍」に似る・・・
大きい働き蜂が出始めたので、「キイジス」の特性からして交尾蜂の生産に入って居る筈だ! そして、1ヶ月後には、勃々、交尾期を迎える・・・ 早い1年である!

我家の昆虫酒場では、喰い切れない程の餌を与えて居るので、こういうデカ蜂が出て何らオカシクない! 雨は降り続いても鋭い羽音を残して出入りしている・・・
近場での餌取り故、翅や飛翔筋の損傷が少ないのだろう?
何故か?今年の「キイジス」は、黒味が目立つような気がする・・・ 体系的に若干違うのだろうか? 解明したいものである。
後、4~5日で一位の刈り込みも終わるので、落ち着いて観察が出来る・・・ 
はてサテ????