一体どういう年だろう?
災害に続く災害!!!!!
全く、ヤリキレナイ!
15号台風の前触れで東海地方:名古屋近郊が危機に陥っている。 100万人を超える人に避難勧告!!! 大変な事である。 大事に至らなければイイが・・・
今日は、パソコン師匠:Pensanと「スガレ追ひ」に出掛ける予定だった。 Pensanはそれ程「スガレ追ひ」が好きな訳ではないが、一端の癒しを兼ねて山の散策をしたいという事だった。 が、台風の到来でオジャンになった。 来週、再度、トライと言う事になる?
庭の「ツリバナ」が赤い実を付け雨に打たれながらタワワに枝垂れている・・・
この所の猛暑で色褪せたが、それでもこの色合いを見ると心休まる! 雨に打たれた「ウメモドキ」、「一位(いちい)」の赤い実も綺麗だ!!!
「一位」の実は、ややベトベトする粘り気のある甘い果実? 手に集め、口に放り込むと中々オイシイ!!! 悪餓鬼の頃、学校の帰り道この実をさんざ食べたモノである。 果肉が少ないので掻き集めるのは大変だが、その美味しさは中々!!!!! その内に、このジャムが出て来るかも知れない?
序だから触れておこう・・・
この実は、この儘撒いても決して発芽しない! 鶏達に食べられ、砂嚢で擦られ果肉を落とし、種に傷が付かないと発芽する事はない!!! 言うなれば、この果肉は、発芽阻止物質である! 自然界の組み合わせ、全く以って良く出来て居ると感心する・・・
「ツリバナ」の赤い実にも僅かながら果肉が付いている・・・
同様、鶏達に食され矢張り果肉が外されないと芽を出す事はない!!!
10年程前になるが、丁度今頃、渓谷の日当りのいい場所で樹齢50年程の「ツリバナ」の木を発見! 発見等という大げさなモノでもない!!! この「ツリバナ」は、美ヶ原山系のモノで北アルプス山系の慶応大学帽子の包を持つものとは違う! 老い耄れが高校時代被った帽子タイプの包を持つ。
発見という程大袈裟なモノでも無く、赤い実を仰山付けているから誰にでも判る。 この写真を撮影した事が病みつきの元となった。
そして、この「ツリバナ」を求める旅が始まった。 或る時知り合いの植物園でこの株立ちの素晴らしい老木を発見! 買う事にした。 確か、60,000円払った記憶がある。
もう少し欲しい!!! 慾掻きというモノである。 引き続き「ツリバナ」求めは続くがそんなに多く娑婆に出回っている植木ではない!
或る時、なんの気も無く先に見た老木の河原近辺を歩くと芽を出して間もない幼木がゾロゾロ生えていた。 時間の掛る話だが、これを植えておこう・・・と、思い立って翌年3月この幼木を採取。 そして、幼木の株植えを試みた。 これが、我家の多くの「ツリバナ」である・・・
60000円払った老木は樹勢が悪く見る影もないが、幼木は、元気に育ち、皆、3~4m程の成木に成長し元気がイイ!!! 面白い事に、大きな木は植木屋から来たものでも成長が悪く、幹枯れが多い!!! が、10㎝足らずの幼木はグングン成長する!!!面白い木だ! 何故か?判らない。。。
愈々、実を付け出したので、これからが楽しみ!!!
しかし、嫌な事に、これを食草とする昆虫:屁扱き蟲(へこきむし):カメムシがワンサカやって来て、ツリバナの実を突く。 汁を吸われた実は落下してしまう!!! 殺虫剤を撒けば簡単なのだが、庭では、「ヘボ」ちゃんが飛び回っている・・・ だから散布する訳にも行かない!!!
ここ暫くは、大目に見て、「屁扱き蟲」を育てる事になる・・・思い遣り爺だ!!!
今考えて居る処方は、根から殺虫成分を吸い上げるオルトランを撒いて見よう!と、思っている。 少々、大量に要るが、真っ赤に実った「ツリバナ」の実を見る楽しみが待っている・・・