『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 自然の営み・・・ 』

2008-04-13 23:57:39 | Weblog
               


自然界の営みには感服する事が実に多い!!!
4月、yのサテアンでは、“ヘボ”ちゃんと同じ位大事にしている『イワチドリ』が芽出しを開始し、月末には咲き出す・・・
今年はどう言う訳か天候不順が続き、今頃になっても氷点下まで下がる日が度々あった。
低温障害を避ける為、寒い日は、面倒だが戸を開け閉めする・・・   
観賞用と日陰を作る為、サテアンの周りに『ツリバナ』を10数本植えてある。『ツリバナ』は、然程日陰を作る訳でもないが、兎に角、植えてある・・・  
コイツにだけ集る毛虫が居る・・・名前はよく判らないが、どうやら食草のようだ???   
そして、『ツリバナ』は、今時、丁度、芽吹きを始める・・・この芽吹きを敏捷に捕らえ、孵化してくるヤツが居る!!! それがコイツ:毛虫なのである!!!
昨日、滔々、コイツを見付けた。
このジャスト・タイミングをどうやって感知しているのか?不思議でならない!!! 
兎に角、ジャスト・イン・タイミングで這い出して来るのだ!!! 
光周性と言う御仁も居れば、いや、先天的に貸与された遺伝的体内時計が作用するのだ!!!と、言う御仁も居る。正確の事は掴めていない?

自然界を備(つぶさ)に観察すると、大体このような仕組みになっている。。。 若くて美味しそうな若芽が孵化したての虫達には必要不可欠なご馳走なのである。
面白い事に、これ等、虫けらを餌にする昆虫が、また、居る!!! “ヘボ”ちゃんがいい例だろう。。。
yは、この時が、最高の蜂放時期と考えている。   この時期は、“ヘボ”ちゃんの冬眠の為の体脂肪が切れ出す時期でもあるので、この差し入れは実に微妙だ。
生き長らえる食料が確保出来ると、後は、体内脂肪を燃やしながら、巣穴探しをしながら体内脂肪を燃やし営巣へ・・・と、繋がって行く。
この現象が垣間見れる日が着々と近付いて来た。 この分野のNo1研究者:Kanai師匠の腕の見せ所でもある。
今年は、どのようなドラマが展開するだろうか?    その日もそう遠くはない!!!

     『 娑婆の様子見に・・・ 』

2008-04-13 00:24:49 | Weblog
               


また、明日から天気が悪いと言う・・・
で、今日、スカッとした晴れにはならなかったが、午後から蜂放目的地の散策・偵察をして来た。 探索は、標高900m地点と1000m地点の春の訪れを知る為だった。    
900m地点の松林林内は、夜間の冷気が大木で遮断されると見え、小潅木が芽吹き出していた!!! 山吹等、芽吹きの早いものは、もう葉が展開している・・・
ここいらだと蜂放もう直ぐだな?と・・・     
山菜の王者:「タラの芽」や「コシアブラ」は、どうかな?と、キョロキョロしたが、「タラの芽」は、まだまだ、硬く芽を閉じていた。一方、「コシアブラ」は、冬越の硬い表皮が破れ小指の先ほどの新芽を出していた!!! あと2週間と踏んだ?
もう3~4年前になるだろうか? 此処のはかなりの「コシアブラ」があった。が、林の手入れがされ、低潅木が、皆、刈り払われた。 それからと言うもの、収穫が出来なくなった。
暫く振りに散策すると、刈り払われたザボイだろうか? それとも、その後、種から育ったものだろうか?そこそこの低潅木に成長していた。
2週間ほどしてここを訪れると、酒のツマミ位は収穫出来るだろう・・・   

一寸疲れたが、目的の第2地点へ移った。
此処はかなりの急坂!!! Pajeroを4駆にして登らなければ行きつけない!!!
もう4時を回っていて、林内はヒンヤリしていた。
僅か100m そこそこの高低差だが、この地の低潅木は殆ど芽を吹いていなかった。蜂放には、まだまだ、程遠い!!!    

急坂をかなり歩いて、yの“ヘボ”ちゃんの飼育箱乗っ取った「ニホンミツバチ」を覗いて帰ろう・・・と、色気を出し、カメラを背負い、ヒンヤリした林内を歩いた。現場に近付くと、飼育箱の覆い:塩ビのシートが飛んでいる。
一瞬、動物に遣られたかな?と、思い近付いてみるとあの甲高い羽音が響いてきた・・・ 大丈夫なんだ!!!
急いで防護服を着込み、皮手袋を嵌め飼育箱の蓋に手を遣った。間髪を入れず、攻撃蜂が飛びついて来た!!!
蓋を開けて見ようとするが、中々、開かない!!! 漸く、2~3cm程持ち上げる事が出来た。 真っ白な巣盤に働き蜂がワンサカ付き、、当に、飛び立とうとしていた。 で、慌てて蓋を閉じた。
1分と経たない内に、入り口は働き蜂でゴッタ返す!!!
と、同時に防護服に攻撃蜂がバチバチ当たってくる!!! コイツ等遣るナァ~~~
中には、齧り付く御仁もいる・・・ 1匹潰して見たが、間違いなく「ニホンミツバチ」だった。

所で、これを欲しがっている蜂狂が居る!!! くれるべきか?、新しい巣箱を近くに置き増やすべきか? 今、悩んでいる・・・ 悩むほどの話でもネ~~か?
ウウ~~~ン?    
和尚さんが、金稜辺をくれたので、北信流の真似事をして見たい気持ちもある・・・
この巣、かなり巨大巣なので、面白れードタバタ劇が期待出来るかも知れない?
それにしても「蜜蜂」はオトナシイ?と、聞いていたが、“ヘボ”ちゃん並の攻撃をしてくるのには驚いた。
防護服を携帯しなければ、多分、オカチ面子になっていたに違いない!!! スゲー勢いで顔に纏わり付いて来た・・・   

して、蜂放は、もう暫く後!!!、と、言う結論になった。 ジャン、ジャン!!!    

1昨年、蜂放した時の画像でも載せておきましょう・・・