27、28日と2日間、新宮まで『イワチドリ』の展示会を見に行ってきた。
新宮は、流石に、遠い!!! 乗換え等のロス時間を勘案すると7時間も掛かるのである。
道中、時間を持て余していたので、桑原先生の『動物の体内時計』と言う本をチラチラやりながら車窓から外を見る機会を得た。
蜂狂の性(さが)?、紀伊半島にもハチンブクが居るんだろうか?と・・・
だが、yの眼力が効く範囲には、“ヘボ”ちゃんが生息しそうな環境は見当たらなかった? どう言う訳か?この地は照葉樹林が繁茂していて、低潅木は小さな竹や笹で密集!!!まるでジャングルを呈していた。
思うに、このような山林だと、台風等の治水対策としても脆弱なものだろう?ドカ水、間違い無しである!!!
山林は荒れ放題!!! 冗談ではなく酷い荒地山林と化していた。
名古屋~桑名辺りはお街であるが、津を過ぎる辺りからこの照葉樹林、竹や笹の荒地山林が目立つ!!! 酷いものだ。
今年、長野県は一人当たり@500円の森林税を巻き上げ、森林整備に掛かると言うが、三重県、和歌山県も環境税なるものを導入し、森林整備をやると日本古来の美林が再生するのでは?等と余分な事を考えていた。
思うに、このように荒れ果てた森林には、獣も住めないのでは?と・・・
勿論、清潔感を好む“ヘボ”ちゃん等は、押して知るべしだ!
新宮では、何軒かのお師匠さんの家に寄せて貰った。
Kawashima師匠の本宅は、本格入母屋造りの豪邸。電車の待ち時間、雑談に花が咲いたが、過っては、熊野の森林は、何処に行っても樵が手入れに入り美林だったようだ。
熊野の山々は険しく、尾根から尾根へと山師の行き来の道が開き、それはそれはあ険しいながら歩き易い道だったと言う・・・
今、照葉樹林は、椎が芽吹くと同時に花を咲かせ、金色に染まっている!!!
椎の蜜の匂いが充満し、熊野山系は光り輝いていた!!!
『イワチドリ』展は、勿論、大成功で、素晴らしい『イワチドリ』が拝見出来たが、それ以上に、遠く、熊野の草友師匠さん達と親交を深め意義深い旅となった。
毎度の事であるが、行くと何がしかのお土産を持たしてくれる・・・
お土産??? 此方では中々手に入らない『イワチドリ』なのである。
今回は何時もより少なかったが、それでも数点頂けた。
今日は、これを植え替えながら久し振りにノンビリと家に居た。。。
時折、気になっている『ロス式飼育箱』を覗き込んだ!!!
どう言う訳か、最近、厭に冷え込む!!! 朝見ると、2匹づつ入れたハチンブクちゃんが隣合わせで丸くなって休んでいる。仲イイヤァ~~~
気温の上昇と共に、動き出すが、今日、始めて『軍』が、砂糖水を飲んでいる光景に出っ化した。 ヤヤッ!!! やるネェ~~~,”ヘボ”ちゃん!
思わずニンマリである。
他の2つのケージも、まだ、ピンピンしているからおそらく砂糖水にあやかっている事だろう?
明日は、もっと気温が上がるというから、活動も活発になろう?
そして、もう一つ!!!
日中、『ピンコロ』は日向に出て、暖をとっていた。
最近の陽気を以ってすれば、然もアリナン!!!、と・・・
老い耄れ蜂狂であるが、今日、この2つの事実を見ただけでも、正直、大収穫であった。
紀州詣の前、庭に居た毛虫を潰し、朽木に塗り付けておいたが、舐めてくれたかどうか?気になる所であったが、これからは生餌も努めて与えた見たい・・・