『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 自然界の営み・・・③ 』

2009-08-14 22:33:09 | Weblog
             


孫娘達の両親は、二人の孫娘を爺婆に託し帰って行った・・・   
別段寂しがる訳でもなく、二人共元気でいる。 見送りと同時に、孫娘2人を近くの里山へ蜻蛉取りに連れ出した。 里山は2か所を渡り歩いた。
最初の場所は、アキアカネやシオカラトンボ、それに赤トンボ、オニヤンマが沢山居た。 捕虫網は、Oさんが見付け出した網で、頗る快適な網である。    網袋が深いので、昆虫を捕まえるには好都合だ。 網首の強度も高い。 この網を1本づつ持たせた。
姉の方は昨年の経験があるので、快適に飛ばす。 捕獲のノウハウを教えるとビシバシ捕まえられるようになった。 妹は、上手く捕まえられないといい、メソメソし出す・・・   見ていると、同じ釜の飯を食っている筈の姉妹でも性格が、全然、違う。  
姉は、非常に積極的、心配するほど何処へでもドンドン入り込む。 サンダルは泥だらけに、そして、蜻蛉や蛙を手掴みに出来る。 が、妹は、マルッキリの昆虫嫌い!!! 蜻蛉を掴む事が出来ない! 蚋が目に入ったといい泣き出す。 その上、マルッキリ消極的!     
ラムネを飲みながらムスビを齧る。 そして、K師匠が送ってくれた「鈴焼」を頬ばる・・・  紀州の銘菓!!! 鈴の形をしたカステラ! 婆が入れてくれたものであるが、お腹が空いていたと見え、その内に奪い合いで頬ばり出した。   
蜻蛉取りも面白いが、この児達の行動を見ているのも面白い!!!

場所を替えて見た。
今度は泥濘が無いので、安心してホッテおける。 妹娘が蜻蛉捕獲に成功した。 この喜びようときたら・・・ カメラに収めたかったが、ウッカリ忘れてきた。。。 自分で拍手をしての喜びようだった!!!     5~6回、この拍手を見た。
奏功している内に、姉娘が、おツルミさんを捕まえたといい、頓狂な声を張り上げ、大喜び!!! それが、何と、あのスバシコイ、シオカラトンボだった。
こんな蜻蛉取り光景が4時まで続いた。。。
(画像は、孫娘が撮ったオニヤンマ。写真まで自分でやりたがる!超積極派レディーである?)

家に帰り、婆に見せ、庭に放す・・・ 一時的の捕獲にせよ、トンボのダメージは大きかった。 
そして、シャワーは爺の役目。 何時も御指名の御風呂係だ!!!     

さて、寄生昆虫の第3話は、「蟻ゴ」である。
今年も生掘りを30数回行ったが、例年に洩れず、“ヘボ”ちゃんの営巣場所の直ぐ上に巣食っているミズアリを見続けてきた・・・     何故なのか?営巣場所の真上に位置して居やがる? ミズアリは赤い場合もあるが黒い場合もある。 が、小蟻である事には違いない。
多くの蜂狂さん、この現実を観察しているに違いない!
これまで、彼等と“ヘボ”ちゃんとの因果関係を気にして来たが、どうやら廃巣を迎えた時期、御馳走に肖るが為の戦略ではないか?と思うようになった。
その証拠が、今年、Just in time で把握出来た。   
Oさんと蜂追いを始めた7月初旬。
Oさんの城での出来事だった。 一週間前、小川の川淵で見付けたと言う“ヘボ”の巣、yに呉れると言う・・・ 指定場所をいくら見ていても通いを確認出来ない。 昼、ムスビを齧りながら、二人で覗き込んでいた。
????? オカシイ?    
Oさんが手掘りを敢行! 中々、巣に出会えない? その内に、蟻ゴに集られた巣盤が出て来た。      ほんの数日前潰れ、蟻ゴに独占されたのだろう? 小さな赤蟻だった。 
蟻ゴは地上の掃除屋!!! 敵なしと見るや?、何でも漁る!!! 実に、ガッツイ逞しい群団である。
生掘り時、砂糖水のくれ過ぎ?、滴る程に遣ると、コイツに、直ぐ、狙われる。 yの庭は、どういう訳か?蟻ゴが、実に、多い! 昨年は、この被害に遭って往生した。 過保護? 時と場合で憂き目にあう事が屡・・・
今年は、超ダメージを与えた巣以外は、自重の連続だった。