『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 最高の蜂追い? 』

2009-08-24 22:37:07 | Weblog
              


昨日の今日。 蜂追いをする場所も限られて来た。 ヘボちゃんに餌をやりながら何処へ出掛けようか?と、考えていた。
そんな矢先、上さんが電話を持って来た。  「Yamaguchiさんからだよ・・・」と・・・   「これから其方に出掛けるがいいかい?」と・・・ 勿論、空いているので「OK !!!」と・・・   

実は、Yamaguchi和尚さんが仮面ライダー:オオスズメバチの大家である事は前々から知っていた。 BBC放送のメイン・キャストにもなった人だ!!!    で、一度、仮面ライダーの蜂追いの手解きと、画像撮影をしたく、和尚さんに「機会があったら!!!」と・・・、頼んで置いたのだ。 それが、今日、実現するらしい?   
1時間程してニコニコしながらやって来た。   何時もの風景である。 「イアヤァ~イヤァ~」と・・・ 挨拶を交わす。 そして、和尚さん製造の「善光寺平特性和蜂蜂蜜」を頂く。 「何時も何時も悪いねェ~~~」 これも月並みの会話である!!! とは、言うものの、「善光寺平の蜂蜜」は、花が層別されていて実に美味しい!!!  先日も孫娘が好んでパンに付け「美味しい、美味しい!!!」と、言い、食べた高級甘味料である。  
噴き上がっている飼い蜂を鑑賞後、仮面ライダーの居住区へ直行・・・
勿論、車中は、蜂談義である。 諸々のヘボ談義をしている内に現場着いた。 

「餌は?」と聞くと、「蝉か、飛蝗(ばった)・蟋蟀(こおろぎ)!」だ、と言う・・・   この程度の知識は持ち合わせていたが、これ等の昆虫はそう簡単に捕獲出来ない?    前々から「仮面ライダー、ウグイにも喰い付くよ!」と和尚さんに報告していたので、取敢えず、試してみる事にした。
y、万が一、“ヘボ”ちゃんでも付かないか?と、ウグイの切れ端を転々と撒いている最中に、「ウグイを齧り出した!!!」と   、大声が・・・
ウグイを付け終わったので、行って見ると、小さなウグイの切れ端を齧っていた。
yは、それから待望の写真撮影を始める。     願ってもない場面である。
和尚さんは、緊張しながら和尚特製の紙縒りを仮面ライダーの腹部縊れに括り付ける荒技を披露!!!     勿論、和尚さんの厳しいコメントが入る! この道の第一人者だけあって、かなり五月蝿い事を言う! この蜂の攻撃的な事は痛い程知っているので、厳格なコメントは、別段、五月蝿いとも思えない。

「餌:ウグイはそれ程好みの餌でもないらしい。齧り動作も落ち着かない!」と、和尚のコメントが付く。 奏功する内に咬み切った紙縒り付き仮面ライダーは空に舞った!!!    何回も記憶旋回飛行を繰り返し高度を上げる。 図体が大きいので見栄えがある!!!   老い耄れ爺、興奮の真っ只中へ・・・  
樹の梢に出た仮面ライダー、飛行開始! 方向を北に採るのが見えた。 そして、アワワ・・・ 
地下足袋に替えた和尚、追い掛けるが樹上の上で万事休す!

2回目の仮面ライダーをたかす。コイツは、かなり神経質。 それでも齧り終わり、同様、樹上を北に振った。 同じ巣だ! 和尚はこれを追いかえるが見失う。 が、その内に、猛速力で走り出した。 更に、先へ見えたらしい・・・
昆虫酒場の場所を替えて見たものの、其処には樹液が出ていないらしく、仮面ライダーは不在だった。 仕方なく、元から餌毎「尺取り虫」方式を・・・ 
和尚さんの知恵である。    
これがマンマと成功し、飛行方向が完全に掴めた。 喉を潤すビールを二人で飲む・・・ 和尚曰く「仮面ライダーをやる時は酒は慎まなくては・・・」と・・・またまた、厳しい事を言う。  酒飲みのy、
そして、透かしに行こうと、二人異口同音に言い出した・・・
怪しき場所で、和尚さんは、3匹もの仮面ライダーの飛行を見た!と、言う・・・
「巣は此処だ!」と  、和尚さん断言!    元々、蜂感の優れた人である!!! 二人で透かしをするものの、後続が無い?
和尚さん、再度の「尺取り虫」をすると言う・・・  yは、怪しき場所で待つ事にした。 交信は、勿論、無線を使う。
そして、和尚さん、齧り付きの仮面ライダーを運んで来た。 ウグイの皮に齧り付いた仮面ライダー、喰い切れ無くて時間が掛かるものの、その内に舞い立つ。 例によって記憶飛行。 一旦、胡桃の樹の停まり、急降下!!!   yの眼の前に落ちた。 
「巣だァ~~~」!!!!!   
老い耄れ爺の興奮は、益々、テンションが上がる。
  和尚さんの妙技と、怪しき場所の特定、唯唯、恐れ入ってテンションは、最高潮!!! お蔭さんで、ダイナミックな蜂追いが体験出来た上、巣まで見付けられ、この上ない蜂追いになった。  

小さい巣のようであるが、この巣をどうするか?と、言う話になった。
yの仲間には、好んで欲しがる蜂狂は見当たらない! 秋まで此の侭にして置き、交尾行動を撮影したい気持ちもあったが、美濃屋に電話を入れて見ると二つ返事で「取りに来る!」と、言う・・・ 案の定!!!!!
二人で顔を見合せ、「矢張り!!!」とニッコリ。  

コンビニで弁当を買い、これを食べながら指定の場所で美濃屋を待つ事にした。

1時間半程待ち、美濃屋と合流。 「ヤァ~ヤァ~、松本まで駆除に来たァ~~~」なんて頓狂な挨拶が出る!!!    
場所を怪しき場所に移し、美濃屋が掘り出しを始める。 燻し兼帰還蜂の空中捕獲作戦である。 手馴れたもんで、アッと言う間に捕獲が終わる。  もう一寸、美濃屋を傷めつけてやればいいのに・・・と、野次馬は、冷やかす!
美濃屋は、空中捕獲した帰還蜂をペット・ボトルに入れている。 yと和尚さんは、掘り上げた巣を見ながら和尚の解説を聞く。 と、その時、美濃屋の手元から逃げ出した仮面ライダー、巣盤を持った和尚さんを襲撃!!!     物凄い勢いで追い掛ける!!! 和尚、逃げ回る! 急坂の坂を、そして、もっと急坂の土手に這い上がる!  そして「遣られたァ~~~」と・・・     尻を掻いている・・・
美濃屋と二人で追い掛ける仮面ライダーを見ていだけにコイツの獰猛さに恐れ入った。 
浅い刺されだったようで、危機一髪、難を逃れたが、選りによって、ウルサ型の和尚さんを狙って追い掛け、そして、軽いお仕置きを!!!
仮面ライダー君も中々やるワイ!!!     ウルサ型の和尚さん、大分、プライドを傷つけられたらしい? この話題、当分の間、3人のヘボ談義話題の中核を担うだろう?
アハハ!!! 本当に笑い話でよかったァ~~~

その後、上機嫌の和尚さんのオゴリで、珈琲哲学のスイーツ食べ放題?を味わいながら馬鹿話が続く・・・ 
yにとって初めての仮面ライダーの蜂追い、大満足と同時いに、願ってもない画像が得られた。    Top画像も、これに替えよう・・・  モットもっといいのがあるが、それは後々のお楽しみ?
ヒョッとすると、またまた、和尚さんの指導の下、仮面ライダーの蜂追いが再現出来るかも知れない?     但し、威厳、誇り高き和尚の殺刺傷失態?が、癒えてからの話となろう? 
皆で大反省、「蜂を甘く見るな!」と、言う結論になった。

和尚さん、美濃屋さん御苦労さんでした。。。   また、やろうよ・・・   

    『 予想外の不作? 』

2009-08-24 00:01:29 | Weblog
              


今日は、少し足を延ばして見た。 
少し休んでいる間いすっかりペースが乱れ、出立は10時になってしまった。
道程は70㎞、山道なので、小一時間掛ってしまう。
餌撒きが終わると12時近かった! 点検しながら餌周り、付いている所で昼飯と、決めていた。 撒き終わって何番目かにヘボが付いていた。
今日の山は異常に涼しかった。 涼しいと言うより、一寸、鳥肌が立つ程の冷え込みだった。 この時期、汗をかかないから不思議??? 一体どういう気候なのだろう?
その所為でもあるまいが?、ヘボちゃんが来なくなってしまった。

トータル25~6個も撒いたが、付いた餌は、たったの2つキリだった。 これをからかうしか手が無いが、皆、深い熊笹のジャングルへ飛び込んでしまった。 こういう所は一人ではどうする事も出来ない! 
角度を振ってみたりしたが、所詮、悪足掻き? その内に透かしと、言う手もあるが、自然界保護の為に捕らない方がいいように思われる。
そして、この状況では、今年は、もう行かない事を意味している・・・ それ程蜂数が少ない!!!

それにしても酷い!!!!! こんなに激減するとは?
余りの惨めさに、暫く、唖然としていた・・・どうしてこうまで激減したんだろう?  これが至る所で・・・

色々な方角に飛ぶ御仁も居たので、良い種蜂になって呉れる事を祈った。。。