『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 思い入れの“蟲の眼レンズ”・・・その2 』

2009-02-25 10:01:35 | Weblog
               


栗林慧さんの「蟲の眼の世界」は、『魚眼レンズ』で狙ったものだった。記憶は定かでないが、過って、カメラ雑誌で魚眼レンズで撮った写真を見た事があった。ズバリ、面白いと思った記憶がある・・・
丁度、この記憶と重ね合せる事が出来た。そして、yにも、何とかならないものか?と・・・

クリビジョンなるものを画像で見たが、レンズ構成が複雑過ぎ、y等のボンクラ頭で解決出来るような代物では無かった。

4~5年前になるだろうか?、或る夏の日、アルバイト先の開発会議があった。そこへ「蟲の眼レンズ」の研究を・・・と、提案した事があった。
「オモシレ~~~」と、一同・・・
此処の開発メンバーは、過って、同じ職場で働いた事がある仲間で、皆、優秀!!! 優秀の上に超が点く!!!
検討間もなく、色々なアイデアが出たが、開発費が掛かり過ぎる!と、言う事で1カ月と経たない内にチョンになってしまった。    
その頃、インターネット上でもプロ・カメラマンの間で話題になっていた・・・
プロのやり取りを見ていて、y等仲間の研究者間で話題になったと同じ事がささやかれていた。

その頃、yは、既に、Sigmaの円周魚眼やダイアゴナルの魚眼を手に入れていたので、これ等が「蟲の眼」に値しない事を知っていた。
だから、対物魚眼レンズが、超小型でなければ、栗林さんの世界に近づく事は、先ず、無理だった。
仲間のHiraさんが、近場に「魚露目」がある事を調べ上げてくれた。。。    こ他にG1.9等も対象になったが、何れも高級マンション等のドアー・ミラーの産物なのである・・・ 
知るや否や、「魚露目」を、案ず、購入・・・
この頃、このメーカーは、既に安いデジカメにこれを付ける事で売り込みが進んでいた。 飼う人々は遊び半分のようだった。
このレンズが手に入っても手持ちのデジカメGX-8に簡単には付かない。アダプターの設計から始まった。仲間のOhkiさんと4~5分で構想を決めた。
これが出来上がるまでに一工夫が・・・ アダプターは諏訪のネジ屋さんの社長に頼んだ! 極楽蜻蛉のフアァンで、駄洒落本に興味を持ってくれていた。
アダプターが上がって来るまでに時間が掛かる・・・

蜂追いをしていると、赤魚にオオスズメバチ(仮面ライダー)が来て、ガリガリ齧り出した。 見ていると凄い剣幕!!! あの分厚い皮をバリバリ齧り取って行く・・・この時、GX-8も持っていたので、恐る恐るパチリとやって見た。
この時の画像が恰も「蟲の眼レンズ」風に撮れていて、yの持っていたイメージにドンピシャだった!!!
ヤッタァ~~~   
GX-8の実力をマザマザ知った。

前後して、依頼しておいたアダプターが上がってきた。 言うなればステップダウン・リングである。

来る日も来る日もGX-8に魚露目を最良ポイントで付ける根性が始まる・・・
いける事は判ったが、画質が気に入らない!!!
甘いというか?ピンボケというか?スカッとした画像にならないのである。半ば諦め、次機種に頼るか?一眼レフの開拓をするしかない!!!
それからというもの Canon 10D に魚露目を付ける算段が始まる・・・