『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 思い入れの“蟲の眼レンズ”・・・その1 』

2009-02-24 22:47:48 | Weblog
              


冬眠女王蜂の事を書きたい所であるが、まだまだ、間がある・・・
そう焦る事もあるまい? その内に拍車をかけたいと思っている。   

冬場のカキコ、色々とある・・・
何番手になったのだろう? それは『蟲の眼レンズ』!!!     
若い頃から写真は撮るには撮っていたが、それ程嵌る程でも無かった。
リタイヤー直前、焼けボックリに火が点き、“ヘボ”ちゃんと戯れるようになった。 して、唯、遊んでいるばかりではしようがない! “ヘボ”ちゃんの画像を!!!と、思い付いた。
が、然るべきカメラが無い!!!
親友にカメラの事なら何でもゴジャレ!のAbeちゃんが居た。Abeちゃんは、非常に面倒見の良いガイで、頼んだ事を詳細に調べ上げ、トコトン解説してくれた。
定年直前、20万円を持って新宿のさくら屋へ二人で出掛けた。 顔馴染みの兄さんが出て来て、Abeちゃんが命ずるままにカメラ・マクロレンズ・ストロボを出して来て「ハイ15万円です!!!」と、言った。
それは、Minorutaのα-7000だった。

ウキウキしながらビールをシコタマ買い込み、カメラ馬鹿話をしながら電車で帰って来たのを鮮明に覚えている・・・
それから・・・
買ったまではよかったが、それ以降、殆ど“ヘボ”ちゃん撮影には貢献していない・・・
何時もこの調子・・・
ストロボは、5万円もしたリングストロだが、1回も使わず其の侭になっている・・・    

2~3年したら、デジタル・カメラの時代を迎えた。
老い耄れ爺、新製品には殊の外飛び付きたがる?癖がある・・・ 飛び付いたのはオリンパスのE-10!!!
これも使ったのはほんの数回!!! このカメラは17万円もしたが、欠陥だらけだった。 第一、バッテリーが持たない!!! 10枚も撮ると、もうシャッターが落ちない!!! その上、ペラペラのスマート・メヂアが直ぐに壊れてしまう!!!
考えられないような事故続きだった。 今日だったら欠陥商品だろう?
兎に角、当時のカメラ、ご粗末だった!!!     オリンパスさん御免チャイ?

だから写真等撮る気も起らなかった。
でも、若干、当時の記録的な画像が残っている・・・

時、同じ頃、NHKで昆虫写真家:栗林慧さんの『草間の宇宙』という動画が発信された。 
yにとって青天の霹靂!!!、吃驚仰天、夢にまで描いていた画像が発信されたのである。    当に、これだ!!!と、思った。
『草間の宇宙』は、内閣総理大臣賞まで受けた、その年の超ヒット作品だった。
栗林さんは、ビデオ・カメラに自作の長~~~い『蟲の眼レンズ』を付け、撮影されておられた。
「俺も、欲しいなァ~~~」・・・ 、 儚い夢だった。       

こういう、カメラ、今でも市販されておれば、直ぐにでも飛び付きたい!!!
栗林さんは、カメラメーカーにこの話を持ち込んだようだが、実現しなかった所を見ると、市場性が無かったのかも知れない?
じゃが、栗林さんの画像は、今でもこの『蟲の眼レンズ』で発信されている・・・

yの『蟲の眼レンズ』への夢はこの時から始まる・・・   


画像:「草間の宇宙」より・・・(飛蝗の食事)