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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者のロックバンド:中央区で28日ライブ /福岡

2015年02月27日 10時45分20秒 | 障害者の自立

 1995年に解散したロックバンド「ザ・ブルーハーツ」のドラマー、梶原徹也さんや障害者らでつくるロックバンド「サルサガムテープ」のライブが28日午後3時、福岡市中央区舞鶴1のライブハウス「ドラム ビーワン」で開かれる。

  サルサガムテープはNHKの教育番組「おかあさんといっしょ」で「うたのおにいさん」を務めた、かしわ哲さんが率い、梶原さんも参加して神奈川を拠点に全国で演奏活動をしている。

 ライブのオープニングでは同市南区の知的障害児入所施設「若久緑園」の小学生〜高校生でつくる音楽バンド「smile smile」が出演、オリジナルの5曲を披露する。

 2000円(別途ワンドリンク500円が必要)。サルサガムテープLIVE福岡実行委の小柳さん090・3017・0503。

〔福岡都市圏版〕    毎日新聞 2015年02月26日


ホステス斉藤さんに壁 筆談は選挙違反?

2015年02月27日 10時41分02秒 | 障害者の自立

 ベストセラー自叙伝「筆談ホステス」の著者で、銀座のNO・1ホステスも経験した聴覚障害者の斉藤りえ(本名・里恵)さん(31)が4月の統一地方選立候補を決め25日、国会内で会見した。出馬する東京都北区議選(4月19日告示、26日投開票)では初となる聴覚障害者の選挙戦。「筆談」が公職選挙法の壁に阻まれる可能性もある。

 スケッチブックにあらかじめ書いた出馬理由を、斉藤さんは記者団の目線に気を配りながら、ゆっくりとめくった。「バリアフリー社会」「女性の社会進出」「子育て・少子化問題」が取り組みたい課題だ。

 質疑応答もした。決断理由を聞かれ「聴覚障害者であり、母であり、女性でもあります。当事者として(社会を)変えていきたいです」とペンを走らせた。

 斉藤さんは、日本を元気にする会の公認候補。代表の松田公太参院議員は聴覚障害者の立候補に「議会が変わらないと街も変わらない。議会でコミュニケーションが取れるよう、斉藤さんが当選して改革してほしい」と背中を押した。

 しかし、選挙戦に壁があるのも事実。北区の選挙管理委員会によると、聴覚障害者の区議選立候補は初めて。都の選管担当者も「聞いたことがない」と異例中の異例だ。

 ネックは筆談だ。区議選ではビラ配布が禁止されている。また、都の選管によると公職選挙法の「文書図画(とが)の掲示」は主に「選挙事務所」「選挙カー」「候補者が身に着けるもの」「演説会場」「選挙ポスター」の5項目に限られており、それ以外は違反となる可能性があるという。

 選挙活動の王道「街頭演説」を複数人に向けて筆談で行った場合、「掲示に当たる可能性が強い」(都選管)という。有権者と1対1で筆談するのは問題ないが「書いたものを渡してはビラ配布に当たる可能性がある」という。

 では街頭で、どのように政治方針を伝えれば良いのか-。都選管は「メッセージを選挙カーに掲示するのは問題ない」と話す。273センチ×73センチ以内の文書であれば掲示枚数に制限はないという。手話演説も認められており、斉藤さんの手話を選対関係者が訳して演説する活動は可能だ。

 斉藤さんは自身の立候補、そして当選で、「本当の『障害者へのバリアフリー』が起こること」を期待している。

 ◆斉藤(さいとう)りえ 1984年(昭59)2月3日、青森県生まれ。髄膜炎の後遺症で1歳10カ月で聴力を失う。青森・東奥学園高を01年中退。07年に上京し、銀座のクラブで人気ホステスとして活躍。09年には青森市観光大使も経験。10年6月に栄万(えま)ちゃんを出産。東京都北区在住。

 ◆「筆談ホステス」 09年に光文社から発売された自叙伝。酒、たばこ、盗みを働くなどの問題児で「青森一の不良娘」とまで呼ばれたが、接客業の楽しさに目覚め、水商売の道で成功していく内容。10年にはTBS系でドラマ化。女優北川景子が斉藤さんを演じた。10年発売の同シリーズ3作目の「母になる ハワイより61の愛言葉とともに…」ではマタニティーヌードも披露した。

 [2015年2月26日10時9分 紙面から]


地域における精神保健を考える「アッセンブレアin相模原」を開催した

2015年02月27日 10時35分30秒 | 障害者の自立

障害者を主人公に」

 ○…精神的な健康の維持・増進を図り、精神障害の予防や治療を行う精神保健の諸問題について考える機会として、討論会「アッセンブレアin相模原」を1月に企画し、運営の舵取り役を担った。「アッセンブレア」とは精神保健分野の先進国であるイタリアの言葉で、自分の考えを他人と対照・比較し、討論するという意味。精神障害者自身と家族、行政がそれぞれの立場から意見を論じ合う場になるよう努めた。

 ○…約10年前、息子が行動障害を発症。統合失調症と診断され入院した。夫の仕事の手伝いや家事に追われながら介護に尽くす毎日。入退院を繰り返し、行方不明になったこともある。それでも、息子から離れることはなかった。精神保健の知識を求め、関連書を読みあさり、多くの同じ境遇の人に話を聞いた。障害を理解しようと取り組むうちに、息子を症状や行動だけで判断し、障害そのものを受け入れられていない自分に気付いた。障害をいかに抑えるかではなく、息子自身の心の叫びに日頃から耳を傾ける大切さを痛感。その重要性を伝える機会にしようと「アッセンブレア」の企画を決意した。

 ○…幼い頃から、ラジオで落語を聞きながら寝るほど落語好き。お気に入りは古典だが最近の創作落語や漫才も観る。介護の合間をぬって、息抜きのため浅草の歴史ある演芸場「東洋館」に足を運んだことも。最近では高校時代から趣味の映画鑑賞に行くのが楽しみ。「話題のテルマエ・ロマエも観ました」とほほ笑む。

 ○…今回は地域における精神医療の質や就労問題など様々な課題について話し合うことができた。次回は各テーマの核に迫る企画を検討中だ。「いずれの課題も障害者を主人公にして考えることが大切」。その上で障害者の本音に迫ることが精神保健の本当の理解につながると確信する。障害者が生きやすい社会の構築のために、家族や支援者に出来ることを模索し続ける。

2015年2月26日    タウンニュース