ゴエモンのつぶやき

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障害者スポーツ推進…「モデル地域」で体験教室

2015年02月19日 01時43分23秒 | 障害者の自立

政府は2015年度から、障害者スポーツの裾野拡大を目指して、自治体と連携した新たな取り組みを開始する。

 20年の東京五輪・パラリンピックに向け、障害者のスポーツ参加を促すとともに、広く障害者スポーツへの国民の理解を深めることが狙いだ。

 柱の一つとして、文部科学省が全国の都道府県・市町村に呼びかけ、3月末をめどに25自治体を「モデル地域」に指定し、小中学校を中心に総合学習の時間などを利用し、障害者スポーツへの理解を深める体験や交流を推進する。具体的には、パラリンピック選手の出前授業の実施や、近隣の特別支援学校の子どもと一緒にブラインドサッカーや車いす卓球などを体験することなどを想定している。

 もう一つは、全国の都道府県・政令市単位で、自治体や地域のスポーツ団体、社会福祉協議会、病院、学校などの代表者をメンバーとする「実行委員会」(仮称)を設け、障害者スポーツに関係する団体間の連携を強化する。団体間で協力して、障害者スポーツの指導者の交流を図るとともに、運動施設の共用を進め、障害者スポーツに取り組みやすい環境を整える。体験教室や市民講座も開催する。実行委の設置は、スポーツ団体と福祉団体の連携が十分ではないとの指摘を改めるためのもので、初年度は、20程度の自治体が応じると想定している。

2015年02月17 日     読売新聞
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意思表示できない障害者 虐待受けても「話せない」

2015年02月19日 01時32分07秒 | 障害者の自立

 大阪府堺市の障害者施設で、入居者の男性が左目を失明する大けがを負った。男性は重度の知的障害で、けがをした状況を説明できず、警察の捜査や民事裁判でも原因がわからないままだ。意思表示できない障害者が虐待を受ける場合もあり、厚生労働省は対策に乗り出している。

■左目失明、いったい誰が 堺の知的障害者

 堺市の松本剛(ごう)さん(40)は重度の知的障害で意味のある言葉を話せず、身体障害もあり、全面的な介護が必要だ。母の幸子さんは「事件前はよく笑っていたのに、今はふさぎこみ、すぐ寝てしまう。生きる意欲がなくなったようです」と話す。「事件」と呼ぶのは6年前のことだ。

 大阪地裁堺支部の判決によると、2009年4月13日、剛さんが堺市の福祉施設の一室で、身体障害のある男性と生活していたときだった。職員は常駐しておらず、午前6時に、剛さんが左目に失明する大けがをしているのが見つかった。施設はアパート1階で、3部屋に計5人が暮らし、窓は施錠されていなかった。

 剛さんと幸子さんは11年5月、安全配慮を怠ったなどとして施設側を相手取り、地裁堺支部に提訴。同居の男性が暴力を加えた以外に考えられないと主張。男性には粗暴性があり、剛さんを一人部屋にすべきだったなどと訴えた。

 施設側は、男性に粗暴性はなく、同居していた2年半に暴行を加えたことはなかったと反論。適切な支援サービスを提供する義務はあったが、身体の安全にまで配慮する義務は負わない、と主張していた。

 判決は、全ての証拠を見ても同居男性の暴行とは認められないと判断。外部からの侵入者、職員、他の利用者による暴行や自傷事故の可能性も否定できないとし、安全配慮義務違反とは認められないと結論づけた。施設側が、大けがの事実を2日後に幸子さんに知らせた点には報告義務違反があったとして慰謝料など15万円を認めたが、それ以外の訴えは棄却した。

 剛さん側の代理人、中平史(ふみ)弁護士は「話せないという事情をふまえ、けがや周囲の状況から、何が起きたのかという可能性を検証し、施設側の責任を判断して欲しい。このままでは障害が重いほど泣き寝入りせざるを得ない」と指摘。剛さん側は控訴し、大阪高裁で審理が続いている。

 一方、捜査している西堺署は「個別事件については回答を差し控える」とし、一般論として「被害者の供述は事件を立証する上で重要な要素。特に客観的証拠に乏しい事件における事実認定への影響は否定できない」とコメントした。

■国が支援者養成研修

 障害のある人が施設でけがなどをしたが原因が特定できないケースが、堺市では13年度に15件あった。けがをするケースには虐待の場合もある。虐待が疑われる通報は114件あり、うち29件は被害者とされた人が意思表示できなかった。

 13年度に全国の自治体などが確認した障害者虐待の被害者は2659人。障害別(複数回答)では知的障害の人が59%を占める。精神障害が29%、身体障害が25%だった。

 千葉県では意思表示できない人を狙う虐待事件も起きた。袖ケ浦市の県袖ケ浦福祉センターで13年、入所者の19歳の少年が、職員から腹部を蹴られ死亡した。

 第三者検証委員会の最終報告によると、センターでは13年度までの10年間に、虐待を受けた利用者は23人おり、暴行した職員は15人にのぼった。職員は、被害を言葉で伝えられない利用者を狙っていたという。

 県障害福祉課によると、虐待を受けた23人のうち6人が「強度行動障害」だった。意思疎通が苦手で、不安や恐怖を感じると、人にかみつくなどすることがある。こうした行動を職員が強引に止めようとして、虐待につながる恐れも指摘されている。

 厚生労働省は13年から、施設職員らに強度行動障害の支援者養成研修を始めた。特徴を理解する人を増やし、虐待を防止するのが狙いだ。例えば、言葉より絵の方が理解しやすい特徴を生かし、職員がイラストで意思を伝えれば、不安を和らげることにつながる。

 自治体職員向けに、知的障害者への聞き取りの研修もしている。知的障害者は、肯定的に答えると親や先生に喜ばれる経験を重ね、調査にも「はい」と答える傾向があるという。例えば「職員のAさんから頭をたたかれましたか?」という聞き方は不適切だ。

 厚労省障害福祉課は「意思表示のできない障害者は虐待にあいやすいと言われている。二つの研修を車の両輪にし、今後も対策を進めたい」としている。

■テキストづくりに施設も

 重度の知的障害者らの入所施設などを運営する社会福祉法人「北摂杉の子会」(大阪府高槻市)は虐待防止に力を入れる。常務理事の松上利男さん(64)は、厚労省が強度行動障害の支援者養成研修をする際、テキストづくりに関わった。

 障害者が問題行動をしたときは原因を調べる。例えば、入所者が下足場で靴を履こうとして、隣の人にかみついた場合。原因を調べると、入所者は聴覚過敏で、ざわざわした環境が苦手だと分かった。そのため、周囲が静かな状態で靴を履くようにした。

 松上さんは「問題行動には、何かを伝えたいという本人の思いがある。それを把握し、不安が無くなるような対応を取れば、問題行動を解消でき、虐待防止にもつながる」と説明している。

     ◇

 〈障害者虐待防止法〉 2012年10月施行。家庭、施設、職場で虐待を発見した人に通報を義務づけた。市町村などが窓口を設け、都道府県や労働局と協力し、事実を確認したり今後の対応を協議したりする。障害者の保護や支援のほか、虐待をしているのが家族の場合は、介護疲れや障害への知識不足などの要因も考えられるため、利用できる福祉サービスを案内もする。

2015年2月18日     朝日新聞

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<快護目指して> 重度障害者介護(上)

2015年02月19日 01時22分28秒 | 障害者の自立

「今日のリハビリは十二時半からです。お昼ご飯はどうしますか?」

 今月初旬のある日の朝、静岡市駿河区にある民間アパートの一室。ヘルパーの松本諭志さん(42)が、脳性まひで体が不自由な田形則夫さん(62)に尋ねた。

 「先にご飯を食べると、リハビリがきついしな。途中で軽くパンを食べて、リハビリが終わってから、昼ご飯にするよ」。言語障害があり、一言一言振り絞るようにしゃべる田形さんに、耳を傾ける松本さん。週三回の泊まりを含め、計六十時間はともに時間を過ごす家族のような存在でもある。

◆ヘルパーとともに歩む

 田形さんは食事やトイレ、着替え、室内の移動など、全面的な介護が必要だ。主に松本さんら二人のヘルパーが交代で手足となり、生活全般を支えている。

 窓の外は、春本番を思わせるような暖かな日差しが降り注いでいる。田形さんは、銀行でお金を引き出し、不動産店で家賃を払いたいと、松本さんに要望。リハビリ前に立ち寄ることにした。

 「これですか?」。松本さんが、部屋の隅のハンガーに掛かった服を一着ずつ見せる。田形さんが選んだのは、お気に入りの紺色のジャージーに黒のジャンパー。服を着せてもらい、抱えられて部屋の外の電動車いすに乗せてもらった。

 田形さんが自分で思い通りに動かせるのは、右足の親指など二本だけ。電動車いすは、操作レバーが足元に設置された特注品だ。歩道を音もなく静かに進む電動車いす。田形さんが、自由を謳歌(おうか)する瞬間だ。

 「でも油断は大敵です。意外とデコボコしているので、転んじゃうと大変ですから」。松本さんは油断せず、車いす後部の取っ手に手を掛ける。歩道と車道の段差や、自転車の飛び出しに気をつける。

 外出や昼食の時間を決め、パン店で好きなパンを選び、自販機で好きな飲み物を選ぶ。健常者にとって当たり前のことも、田形さん一人では、手が届かない。「重度訪問介護のヘルパーさんがいてくれるから、一人で生活できる」。田形さんはうれしそうだ。

 重度訪問介護は障害者向けの福祉事業。障害の程度や家族構成などによってサービスを受けられる時間には差があり、田形さんは他の福祉事業と組み合わせて一日二十三時間受けている。他に週に一、二日、通所施設にも通っている。

 ただ、松本さんはおちおち体調も崩せない。ヘルパーのなり手が少ないからだ。一対一で人間関係をつくる難しさや、一人で支援しなければならないプレッシャー、被支援者宅に泊まらなければならないこと…。ヘルパー養成講座のほとんどが高齢者対象であることも、障害者を介助するヘルパーの少なさの原因にもなっている。

 「重度訪問介護は、障害者と一緒に生活を組み立てる面白さがあるんです」。一人暮らしにこだわる田形さんの介助をするようになって三年目の松本さんは目を輝かせる。

田形則夫さん(手前)の外出に寄り添う松本諭志さん=静岡市駿河区で

2015年2月18日      中日新聞

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イカラーメン、スープに深み 久慈の障害者施設が開発

2015年02月19日 01時12分45秒 | 障害者の自立

久慈市長内町の障害者就労支援施設、あすリード本舗(田代順施設長)は、地元産のイカを使用した「イカラーメン」を開発した。イカの風味を生かしたみそ味のスープが食欲をそそる。

 三陸産のウニを使った2013年の「うにラーメン」に続く第2弾。身近な食材のイカをスープに活用。内臓部分も使い、深みのあるうま味を引き出した。昨年6月ごろから開発を始め、12月に完成した。

 パック詰めは、2食入り麺240グラムで税別300円。ボイルしたイカ2匹が入った箱詰めは、麺280グラムで同千円。久慈市の産直まちなかとJA新いわてふれあい産直ショップ花野果(はなやか)、野田村の観光物産館ぱあぷるで販売中。

問い合わせはあすリード本舗(0194・52・7086)へ。

【写真=イカの風味を生かしたみそ味のスープが特徴のイカラーメン】

2月19日(木)      岩手日報

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音が頼り、射撃実演も 障害者スキーW杯・仏選手、旭川の小学校訪問

2015年02月19日 01時09分16秒 | 障害者の自立

 【旭川】障害者ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)旭川大会に出場しているフランス選手団が16日、旭川・神居東小(新重和幸校長)を親善訪問し、5年生約60人に対して電子機器を使った視覚障害者バイアスロンの射撃を実演したり、ローラースキーを使った夏場の練習の様子をビデオで紹介した。

 一行は視覚障害のあるアントニー・シャロコン選手、足に障害のあるベンジャマン・ダビエ選手、シャロコン選手の伴走者ルーカス・デュペレックスさん、ブノワ・ジリー監督の4人。日本代表の荒井秀樹監督も同行した。2選手は今年米国で開かれた世界選手権リレー競技の金メダリスト。

 子どもたちを前にした射撃実演では、シャロコン選手が音を頼りに引き金を引き、5発連続で命中させると、子どもたちから歓声が上がった。また児童の代表6人も挑戦し、難しさを体験した。ジリー監督は「W杯中にこうした場所に招かれることはめったになく、大変うれしい」と話した。

 子どもたちは来訪への感謝の言葉を述べるとともに、16日が誕生日のジリー、荒井両監督のために「ハッピーバースデーツーユー」を合唱、選手らも感激の表情を見せた。

(02/17 18:00)    北海道新聞

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