goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

偏見や恐怖感 取り除いてほしい 注目される『幻聴妄想かるた』

2012年03月30日 02時38分37秒 | 障害者の自立

「知り合いのお坊さんの声が聴こえてくるんだ」


 「おとうとを犬にしてしまった」「知り合いのお坊さんの声が聴こえてくるんだ」。医学書大手の医学書院(東京都文京区)が発売した『幻聴妄想かるた』(2415円)が注目されている。統合失調症などの病を持つ人の体験を絵札などにした異色のかるただ。

 かるたは、精神障害者の共同作業所「ハーモニー」(同世田谷区)が平成20年に制作。医学書院が女優の市原悦子さんの札読み上げCDと、作業所の日常を紹介するDVDを追加し、新装版として売り出した。医学書院の石川誠子(なりこ)さんは「偏見や恐怖感は知らないから生じる。まず手に取ってもらうため、面白さは大事だと考えた」と明かす。

 札の内容は、「とつ然雨が降ってきて そしたら 周りの町が消えていった」という心の内面を描写したものや、「せん生『それは妄想です』僕『いやテレパシーだ』」といったユーモラスなものまで実に幅広い。冊子には、「まず怖い存在でないことを知ってもらいたい」(40代男性)などの通所者のメッセージも収められている。

 ハーモニー施設長の新沢克憲さん(51)は「妄想を語られた場合、受け流すのが精神科の常識だが、その人には重要な関心事。押し殺すのではなく、共存の方法をとった」と説明。「危険と思われるのが一番悲しい」という通所者の声を挙げ、「妄想を受け止める場を作ることで症状軽減の効果もある」と語る。

 かるたの購入は書店や、ハーモニー((電)03・5477・3225)で。

2012.3.29 07:40

福祉のまちづくり条例改正 みずほ銀川西支店を初認定

2012年03月30日 02時32分33秒 | 障害者の自立
 急速な高齢化に対応し、施設のバリアフリー化を進めるため、兵庫県は昨年改正した「福祉のまちづくり条例」に基づき、整備段階で障害者20+ 件らのチェックを受けるなどした施設の認定制度を始めた。このほど障害者らに配慮した営業を行う川西市の「みずほ銀行川西支店」を初めて認定。今後、認定施設を増やし、誰もが利用しやすい環境づくりを広げる。


 県は2010年12月、公共施設や一定規模以上の店舗、ホテルなどでバリアフリー化を進める「福祉のまちづくり条例」を改正。施設の計画段階で利用者らのチェックや助言を受ける仕組みなど、全国でも珍しい取り組みを設けた。

 昨夏の改正条例施行を受けて、県は施設の計画内容を点検し、改善点を指摘するアドバイザーを養成。建築の専門家や障害者ら約70人を登録した。ただ、点検に強制力はなく、これまでにアドバイスの申請があったのは3施設にとどまる。

 この中で「ひょうご県民ユニバーサル施設」の認定第1号となったのが、昨年8月に新規開店したみずほ銀行川西支店。整備段階からバリアフリー化を考え、車いすも利用できる現金自動預払機(ATM)を設置し、窓口には聴覚障害者用の筆談用ボードを常備した。アドバイザーの助言を受け、待機場所のいすの配置も見直したという。

 県はこのほか、一定規模以上の施設にバリアフリー情報をホームページで公開するよう義務づけており、両制度の定着を図る。

 急速な高齢化に対応し、施設のバリアフリー化を進めるため、兵庫県は昨年改正した「福祉のまちづくり条例」に基づき、整備段階で障害者20+ 件らのチェックを受けるなどした施設の認定制度を始めた。このほど障害者20+ 件らに配慮した営業を行う川西市の「みずほ銀行川西支店」を初めて認定。今後、認定施設を増やし、誰もが利用しやすい環境づくりを広げる。

神戸新聞 - (2012/03/29 08:24)

災害時の避難所に福祉施設を 岡山県など4者が協定

2012年03月30日 02時22分19秒 | 障害者の自立
 岡山県老人福祉施設協議会と岡山県、県市長会、県町村会の4者は29日、災害時に高齢者や障害者20+ 件ら要援護者を受け入れる「福祉避難所」として老人福祉施設を活用するための協定を結んだ。4者が連携して市町村や施設に働き掛け、福祉避難所の指定を増やす狙い。

 福祉避難所は災害救助法に基づいて知事から委任された市町村長が指定、設置する。

 同協議会は会員(384施設)に協力を求めるとともに、受け入れ可能人数などの情報を提供。市長会と町村会は各市町村に指定の前提となる施設との協定締結を促し、県は市町村をまたぐ受け入れの調整などに当たる。

 県庁であった締結式では、同協議会の筒井恵子会長、石井正弘知事、県市長会副会長の近藤隆則高梁市長、県町村会長の重森計己吉備中央町長が協定書に署名。筒井会長は「関係者に福祉避難所の必要性を周知したい」と述べた。

 県内では3月9日現在、7市2町が特別養護老人ホームなど21施設を福祉避難所に指定している。


協定書に署名する筒井会長(手前右から3人目)、石井知事(同2人目)ら


山陽新聞 - 6 時間前

地域の輪支える交流会拡大

2012年03月30日 02時15分33秒 | 障害者の自立
福山市のNPO法人「地域生活支援センターほんわか」は4月、高齢者や障害者向けの交流会を同市山手町の山手コミュニティセンターで始める。

 手芸や体操、料理作りなどを週2回開き、地域の仲間の輪を広げる。材料費などの実費が必要。「ほんわか」のメンバーが講師を務める。

 2004年から市の委託を受け、新市町や本郷町など5カ所のコミュニティセンターで交流会を開催してきた。参加者は「生活に張り合いがでる」と喜んでいる。

 メンバーの岩本敬子さんは「住民が互いを気遣い合う地域づくりを支えたい」と話す。事務局の岡本広士さん=電話090(9460)4139。


【写真説明】新市コミュニティセンターで工作を楽しむ交流会参加者

中国新聞 - '12/3/29

外出支援

2012年03月30日 02時12分16秒 | 障害者の自立

 富山市が二十三年続けてきた視覚障害者の外出にヘルパーが付き添う事業が今月で終わると知り、市内であった終了式を訪ねた。


 式では、利用者を代表して、同市西山王町の高島ヒサ子さん(72)が「子どもの参観日に行けたときの感動は忘れません」とヘルパーの女性たちに感謝した。


 「これからもどんどん外に出たい。目の見える人はどこでも行けて、不自由な人は外出しにくいのが当たり前、なんておかしいもの」と高島さん。付き添い事業は、昨秋から始まった障害者自立支援法の個別給付サービス「同行援護」に一本化される。市には引き続き、利用者の立場に立った支援を続けてほしいと感じた。 

中日新聞 - 2012年3月29日