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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

統合進む日田市内 学校跡地に新たな命

2012年03月16日 02時17分08秒 | 障害者の自立
 日田市は、閉校した小山、羽田、伏木の旧3小学校の跡地整備を終えた。新年度から交流施設に生まれ変わる。市内では小学校統合が加速しており、他に15校が跡地活用策を検討中。施設を生かした地域振興が期待される半面、財政に余裕がない市と少子高齢化が進む地域にとって、施設をどう管理運営するかが新たな課題になっている。

 1998年閉校の小山は懐かしい木造校舎を目当てに、写真愛好家が訪れる名所だった。校舎は外観の雰囲気を残して改修し、隣に宿泊棟を建設。バリアフリー化され、高齢者や障害者も利用しやすい。堀田良豊・小山町自治会長(68)は「地域の行事はもちろん、外部の人が集まる場所にしたい」と意気込む。
 2006年閉校の伏木は地元の農産物加工設備を整えた交流施設に、07年に歴史を閉じた羽田は学生やスポーツ団体が利用できる宿泊研修施設になる。いずれも「地元の意向を尊重し、廃校を地域活性化につなげる」(市地域振興課)が基本的な方針だ。
 市は市小中学校教育環境整備検討委員会の答申(09年1月)を受け、09~11年度に旧郡部を中心に16校を統合。大山町の3校も協議を進めており、将来的には統合する見通しだ。
 その中、浮かび上がった課題が管理運営の方法。高齢化が進む中、前津江町赤石地区の男性(72)は「施設を造っても高齢者が多い地区は将来的な管理が難しい。市営にしてほしい」と嘆く。だが市は財政に余裕がなく、基本的に運営は地元などの指定管理者に任せる方針。横田秀喜・地域振興部長は「予算は限られており、市営は難しい。地元で管理運営できる範囲で思いを最大限反映させたい」と話す。
 新年度にスタートする3校も当面は市が運営するが、将来は地元に引き継ぐ予定。堀田自治会長は「確かに管理は難しいが、何もしなければ過疎や高齢化が進むだけ。少しでも地域を元気にするためにも自分たちで動かないといけない」としている。


新年度から交流施設に生まれ変わる小山小

大分合同新聞 - [2012年03月15日 10:07]

第1部・不作為(2)過信/全電源喪失、直視せず

2012年03月16日 02時09分04秒 | 障害者の自立
<防水対策を怠る>
 「意外に見過ごされているのが、浸水による機能障害。防水を考慮していない電気系統などが塩水で障害を起こす」
 津波工学の第一人者、首藤伸夫東北大名誉教授(77)は1988年、電力土木技術協会の会誌にそんな論文を執筆した。
 土木学会の原子力土木委員会「津波評価部会」で主査も務めた首藤氏は津波が原発を襲うことを想定し、ことあるごとに電源系統に防水対策を講じるよう訴え続けた。
 「原発はどんなときでも確実に冷却系を動かさなくてはならない」
 評価部会にいた電力会社の技術者は困惑して言った。「先生、何を言い出すんですか…」。福島第1原発事故が起きるまで、津波による浸水対策は軽視され続けた。
 首藤氏は「万一に備え、多額の投資をしろという主張は、経済性の前に意味をなさなかった」と残念がる。
 2004年12月、スマトラ沖地震でインドネシアが巨大津波に襲われた。この時、福島県双葉町出身で元東京電力社員の木村俊雄さん(47)=高知県土佐清水市=は「福島県沿岸が同じような規模の津波に襲われたら…」とぞっとしたという。
 木村さんは05年1月、知人の発行するミニコミ誌に寄稿した。巨大津波によって「冷却用海水ポンプや非常用電源などの機能が喪失し、メルトダウン(炉心溶融)に至る。福島県内の原子炉10基が、ほぼ同時にメルトダウンするかもしれない」。メルトダウンした原子炉の数は違うが、福島第1原発事故を言い当てていた。

<「大丈夫」と強調>
 京大工学部で原子力工学を専攻した衆院議員の吉井英勝氏(69)=比例近畿、共産党=もスマトラ沖地震をきっかけに、災害時の原発では、冷却系統と電源系統がアキレスけんになると考えた。
 国会で何度も指摘したが、政府は「大丈夫」と繰り返すだけだった。
 安倍内閣が06年12月に閣議決定した答弁書が典型例だ。「複数の外部電源と非常用発電機があるので、原子炉の冷却が可能」と言い切っている。
 原子力安全委員会も「長時間の全交流電源喪失は、送電線の復旧または非常用電源設備の修復が期待できるので、考慮する必要はない」との姿勢を変えなかった。
 電源は常にバックアップが機能し、送電施設は短時間で復旧する。福島第1原発事故は、それが過信にすぎなかったことを示した。

<30分で回復想定>
 東日本大震災で福島第1原発は外部からの送電がストップ。非常用のディーゼル発電機が原子炉の冷却装置などに電気を供給したが、地震から約50分後の昨年3月11日午後3時40分ごろ、到達した津波は非常用発電機を襲った。全ての電源を失い、原子炉は冷却不能となりメルトダウンした。
 仮に送電が早期復旧したとしても、メルトダウンは避けられなかった可能性が高い。政府の事故調査・検証委員会の中間報告によると、1~5号機の高圧電源盤はすべて海水をかぶり、原子炉の冷却に必要な設備や機器類に電気を供給できなかったからだ。
 東電が仮設電源で原子炉に注水できたのは最も早い2号機で3月27日夕、最も遅い1号機では29日朝だった。
 原子力安全委員会の安全設計審査指針で考慮されたのは「短時間」の電源喪失だけ。過去の台風や落雷による送電設備の被害を基に「約30分間で送電線復旧や電源修復が可能」と見込んでいた。


電源を失い、自動車用バッテリーで原子炉監視の計器を作動させていた1、2号機中央制御室=2011年3月22日(東京電力撮影)

河北新報 - 2012年03月15日木曜日

車椅子ってたいへん

2012年03月16日 02時04分42秒 | 障害者の自立
 みなべ町上南部中学校(玉井伸幸校長)の1年生33人は13日に福祉体験を行い、車椅子利用者の大変さなどを実感した。

 高齢者や障害者への理解を深めようと、毎年行っている。社会福祉協議会職員が講師となって車椅子の使い方を指導し、生徒が2人1組で実践した。校舎を巡回し、坂道や少しの段差、でこぼこ道を押す難しさを体験。利用者と介助者それぞれの気持ちを理解した。このほかアイマスクをして階段を歩いたり、腕や足が動かしにくくなる関節サポーターを装着して高齢者体験も行った。生徒たちは「お年寄りや車椅子利用者の不自由さが分かった。これからはできることを手伝いたい」と意識を高めていた。


車椅子で校内を回る生徒

日高新報 - 2012年3月16日

オンキヨー世界点字作文コンクールで作品を募集中

2012年03月16日 01時52分25秒 | 障害者の自立
点字・音楽・パソコンに触れて、広がる夢を作文に
オンキヨー株式会社と毎日新聞社 点字毎日は、「第10回オンキヨー世界点字作文コンクール」の作品を募集している。

オンキヨー株式会社は、すべての人に美しい音を伝えたいという思いから、業界初となる点字や音声情報で目の不自由な人でもオーディオを楽しめる「ラクラクキット」を提供している。

また毎日新聞社 点字毎日と共同で、点字と音声の絆を繋ぎたいと願い、2003年より「点字作文コンクール」を創設した。今回はその第10回目となる。

テーマは点字や音楽、パソコンなどを通して体験したさまざまな思いや、願い、エピソード。心豊かな生活につながる夢のある内容のものを募集。また、広く世界へ目を向けたテーマ、題材も歓迎する。

応募資格者は、点字使用対象の身体障害者手帳1、2級の重度視覚障害者。ただし、パソコン使用者が増えていることから墨字(活字)による応募も受け付けている。年齢は問わない。応募締め切りは5月31日(当日消印有効)。

最優秀書には、20万円とミニコンポが贈られる応募作品は、1次審査で成人の部8編、学生の部10編(うち、小中学生4編)に絞り、2次審査を行う。審査委員会は、作家の藤本義一氏(委員長)、毎日新聞社、オンキヨー株式会社で構成される。

優秀作品は、最優秀オーツキ賞(1編、20万円とラクラクキット付きのミニコンポ)のほか、成人、学生、特別賞が表彰される。入選作品は海外の入選作とともに作品集にし、全国の図書館や、英語点字版を世界各国に寄贈する。詳しい応募内容は、オンキヨーのホームページで確認できる。



■ 作品の送り先・問い合わせ先
〒530-8251
大阪市北区梅田3-4-5  毎日新聞社点字毎日
電話(06)6346-8386 FAX(06)6346-8385

第10回オンキヨー世界点字作文コンクール開催のお知らせ
http://www.jp.onkyo.com/news/information/topics


マイナビニュース - [2012/03/15]

ひたむきに卓球、周囲に元気 富山、脳性まひの大江さん

2012年03月16日 01時46分53秒 | 障害者の自立
 重度の脳性まひを持つ富山市堀川町、大江拓也さん(19)が、障害者と健常者の卓球 交流サークル「富山サンウエーブス」に入会し、卓球の練習に励んでいる。まだラケット を握ることがかなわず、会員の助けを借りてのプレーだが、車椅子に乗った大江さんのひ たむきな姿が周囲の人に元気を与えている。
 大江さんが卓球に興味を持ったのは7年前。バッティングセンターで卓球台に触れたこ とがきっかけだ。昨年12月、富山サンウエーブス代表の原田公久さん(63)に入会を 誘われ、会員になった。

 サークルで活動する障害者は約50人。約30人の健常者と一緒に富山市障害者福祉プ ラザで卓球をしている。会員の中で大江さんの障害の程度は最も重く、自力で歩いたり言 葉を口にすることはできないが、月3回、2~3時間の練習に打ち込んでいる。

 練習時はラケットを手に縛り、原田さんの補助を受けた「二人三脚」で、母の恵さん( 41)やほかの会員と打ち合う。意思は、50音のキーが付いた文字盤を使って伝える。 「うまく打ち返した時がうれしい」。現在はフォア打ちだけでなくバック打ちにも取り組 み、障害者スポーツ大会の出場を目指す。

 普段は富山市稲代の「あゆみの郷(さと)」に通い、歩行の練習やビーズ細工、ちぎり 絵制作に取り組む大江さん。自宅では素振りを重ね、技の向上に余念がない。

 左の手足が思うように動かない障害がある原田さんは、競技を生きる糧にしてほしいと 願い、「同じ障害がある人に、頑張る心を届けてほしい」とエールを送る。

 大江さんは「(卓球は)楽しい。これからもずっと続けていきたい」と文字盤のキーを 指して笑顔を見せた。


原田さん(後)の助けを借りて練習に励む大江さん=富山市障害者福祉プラザ

富山のニュース 【3月15日01時21分更新】