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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

東日本大震災 Q&A 避難所でお年寄りの体調管理に必要な配慮は?

2011年03月23日 01時55分41秒 | 障害者の自立
 Q 避難所でお年寄りの体調管理に必要な配慮は?

 A 水分補給を心がけましょう

 阪神大震災の被災地で避難所支援の活動を続けた黒田裕子・阪神高齢者・障害者支援ネットワーク理事長に聞きました。

 避難所で一番問題なのがトイレです。度々トイレに立つことを避けるために水分を控えるお年寄りもいますが、危険です。脱水症状を防ぐため、できる限り水分をとりましょう。十分に清潔ではなくても、トイレも我慢しないでください。

 災害後は食欲も低下しがちですが、体力を落とさないよう食事はできるだけ十分にとりましょう。乾燥を防ぐマスクも大切です。布を口にあてるだけでも効果があります。水を少しずつ口に含み、口の中をしめらせておくのも効果的です。水分補給にもなります。

 寒さ対策には新聞紙が役立ちます。保温効果があり、床に敷いて寝たり、足や体をくるめば暖かさが増します。また、タオルを首に巻くだけでも、温かさが違います。

 長時間同じ姿勢でいることによるエコノミー症候群も心配です。その予防のためにも水分をとり、足の指をこまめに動かすなど、定期的に体を動かしましょう。ふくらはぎのマッサージも効果的です。背中をさすり合ったり背伸びをするだけでも体はほぐれます。

 お年寄りには、避難所の床から立ち上がるだけでも体力的に一苦労です。周囲への気兼ねや遠慮から、必要な支援を求めることができない場合もあります。支援者や周りの人たちは、積極的に手を貸したり、困り事を尋ねるなど配慮してください。

毎日新聞

生活情報/支援

2011年03月23日 01時53分46秒 | 障害者の自立
 ●宮城県精神保健福祉センターは23日、震災に伴う精神障害者の急激な精神症状の悪化を予防するため、「こころの健康相談電話」を開設する。5月31日まで。受付時間と連絡先は次の通り。
 早朝=午前6~9時=0229(23)3703▽昼間=午前9時~午後5時=0229(23)0302▽夜間=午後5時~午前2時=0229(23)3703

 ●ハローワーク仙台(仙台市宮城野区榴岡4の2の3)と仙台新卒応援ハローワーク(仙台市青葉区中央1の2の3)は22日、業務を再開した。失業給付関連では、失業認定に必要な求職活動の要件を緩和して対応するほか、管轄外の市町の住民も受け付ける。職業相談・紹介も一部可能。連絡先はハローワーク仙台022(299)8811。

 ●母乳育児相談室「まんまはうす」は22日から、助産師による赤ちゃんの風呂、体重測定、育児相談を始めた。料金は1000円。困っている人は相談に応じる。電話予約制。日曜日は休み。所在地は仙台市太白区長町5の5の36、レスポワール長町101号室。ホームページ( http://www.geocities.jp/mamma_house/index.htm )に地図を掲載。連絡先は090(4552)1179。留守番電話の時は折り返し連絡する。

 ●NPO法人アイサポート仙台は、被災した視覚障害者の日常生活の困りごと、生活情報などの相談に応じる。平日の午前9時~午後6時。連絡先は022(212)1131。

 ●ホームページ(HP)制作会社ココム(仙台市青葉区一番町1の5の16)は、震災情報を発信するHPの無料更新サービスを開始する。東北地方の企業や公的機関が対象。基本的に週1回のペースで文章や写真、図表の追加、修正などを行う。4月末までサービスを継続し、その後は復興状況など見て判断する。連絡先は022(711)4587。

 ●栗原おんがえし隊は23日午前10時~午後5時、栗原市築館伊豆1の7の26、旧スワ商店の空き店舗で支援物資を受け付ける。精米した白米、梅干し、カップ麺、缶詰、ハム類、未使用のみそ・しょうゆ、割り箸、ラップなどの提供を呼び掛けている。早ければ24日に南三陸町方面に届ける。連絡先は0228(22)1905。

 ●生活困窮者支援施設・行持院(宮城県亘理町逢隈小山与平谷地61)は、一般の給水・入浴と、ろうあ者20人・手話通訳者5人に限定した宿泊・食事提供をしている。いずれも無料。井戸水のため飲料の場合は煮沸が必要。入浴はタオルなど持参。洗濯機1台があり洗剤持参で少量なら洗濯も可能。連絡先は0224(56)1826、090(2796)9440、080(1847)3593。

 ●山口県萩市は、緊急避難を希望する被災者の家族や児童生徒を受け入れる。家族向けに公営住宅20戸、子どもだけでも滞在可能な青少年宿泊施設(50人程度)を2カ月ほど無償提供。状況で延長にも応じる。通学、通園を含め学習などにも配慮する。当分の間、休日・夜間も相談を受け付ける。萩市企画課080(1913)0719。


2011年03月22日火曜日

河北新報

乳児や障害者 ケア必要 福岡市の保健師らが帰着

2011年03月23日 01時53分00秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市太白区の避難所に向け、16日から派遣されていた福岡市の保健師2人を含む市職員4人が21日、空路福岡市に戻った。現地では18-20日の3日間、保健師は避難所で健康相談に応じ、事務職員2人は車の運転や関係機関との連絡調整に当たった。4人は長引く避難所生活で被災者には心身の疲労が蓄積しており、ケアが急務と報告した。

 福岡空港で記者団の取材に応じた4人によると、太白区は建物の倒壊はなかったものの、内部は家具などが散乱し、避難所に身を寄せる人は多かったという。避難所では食料は確保されつつあったが、ガスや水道が途絶えたまま。風呂にも入れない状態だった。

 1日2-3カ所の避難所で約10人ずつ健康相談に応じた。不衛生な中で皮膚かぶれを起こした赤ちゃんや不眠症を訴える人、血圧が上がっているお年寄りがいたという。

 6年前の福岡沖地震でも被災者支援に当たった市地域保健課の保健師、松本久美子さん(49)は「水が出ずに衛生面が悪化し、(お年寄りや乳児など弱者をはじめ)ストレスの原因になっている」と指摘。早良区役所地域保健福祉課の保健師、竜口千鶴さん(57)は「ライフラインの復旧に手間取るほど、心身共に疲労が大きくなっている。自分で訴えることのできない障害者もいて、どうケアするかといった課題は多い」と話した。

 4人は16日、寝袋や食料、医療器具を詰め込んだ公用車で福岡を出発。車は交代で福岡市から派遣されるチームのために現地に置いてきた。

=2011/03/22付 西日本新聞朝刊=

施設手作り料理人気 左京で祭典、障害者と住民交流印刷用画面を開く

2011年03月23日 01時50分16秒 | 障害者の自立
 スポーツや芸術を通じて障害者と地域住民がふれ合う「スポーツアート・音楽の祭典」が20日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれた。福祉施設による飲食コーナーやステージ発表を通じて、多くの人が交流を深めた。

 同センターと左京区社会福祉協議会が主催し、17団体が参加した。ダウン症の子どもがステージで踊りを披露したほか、授産施設に通う障害者や地域住民が手打ちうどん、パンなどを販売した。

 北白川児童館の子どもたちが考案した「北白川パン」や、作業所「修光学園」「HOLYLAND」などが販売したジャンバラヤに多くの人が列をつくった。パラリンピックの正式種目「ボッチャ」の体験もあった。

 修学院学区社協の三宅冨子副会長(77)は「施設が工夫してくれた料理。人気が出てよかった」と、交流の広がりに満足そうだった。


 被災者住宅の申込用紙配布 23日から宮古市

2011年03月23日 01時44分21秒 | 障害者の自立
 宮古市は23日、被災者用住宅として市営住宅約30戸、雇用促進住宅約150戸と仮設住宅の入居申込用紙の配布を始める。

 各避難所、市役所と田老、新里、川井の各総合事務所で配布。市営、雇用促進住宅については▽高齢者(65歳以上で2人以上)だけの世帯▽障害者(障害手帳1、2級や療育手帳を持つ)のいる世帯―などの基準から優先順位の高い順に市が入居選考する。

 入居開始日は市営住宅と雇用促進住宅が4月2日を予定。仮設住宅は未定。申込期限は29日午後5時。避難所は28、29の両日に回収する。

 問い合わせは市役所5階の市建築住宅課か各総合事務所へ。

岩手日報