ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者守る点字ブロック

2011年03月09日 01時49分30秒 | 障害者の自立
 駅のホームにある、でこぼこの黄色いブロックはなに? どんな役割があるのかな。

破損や摩耗 危険な場所も

 正式名称は、「視覚障害者誘導用ブロック」で、一般的に「点字ブロック」と呼ばれる。駅のホームだけでなく、歩道や公共の建物内にも敷かれ、視覚障害者は足や白杖はくじょうで凹凸を認識しながら歩く。

 点状の突起により、近くにある横断歩道や階段などに注意を促す「点状ブロック」と、線状の突起で進む方向を示す「線状ブロック」の2種類があり、これらを組み合わせて歩行を助ける。



 点字ブロックを巡っては、今年1月にJR山手線で発生した全盲の男性のホーム転落事故後、因果関係ははっきりしないものの、視覚障害者団体から、「点字ブロックの突起の数が多すぎ、凹凸を識別しにくい」などの意見が寄せられた。JR東日本は、事故の起きた駅ホームの点字ブロックをすべて交換し、首都圏を中心に約330の駅でも点検を行っている。

 点字ブロックは日本が発祥で、1967年、岡山市内の盲学校近くに初めて設置された。考案したのは、同市の発明家、故三宅精一氏。「目が不自由な人も、安全に街を歩けるように」との思いを実らせた。

 その後、急速に普及し、国も90年代以降、新設の駅などでの整備を義務づけた。昨年3月時点で、駅や空港など、全国の旅客施設の約95%に設置されている。韓国、オーストラリアなど海外にも広がり、国際規格を作る動きもある。

 だが、ブロック上に自転車が置かれたり、ブロックの近くに柱があったりして危険な場所は多い。突起の形や配列など、日本工業規格(JIS)以外のブロックも多く、視覚障害者が戸惑うケースもある。

 福岡県人権擁護委員連合会が昨年9月、県内12市町で、公共施設などの周辺の点字ブロックを調べたところ、約4割に破損や摩耗、設置が不適切で目的の場所へたどり着けないなどの問題があった。設置されていることが望ましいのに、点字ブロックがないところも約3割に上った。

 視覚障害者の5割が、駅のホームから転落した経験を持つとされる。点字ブロックの整備を適切に進めるだけでなく、転落防止の可動柵の設置などの抜本的な安全策も講じる必要がある。

(2011年3月8日 読売新聞)

発達障害者を支援へ

2011年03月09日 01時36分30秒 | 障害者の自立
 知的障害者の自立支援グループ、上伊那郡手をつなぐ育成会の定期総会が6日、箕輪町地域交流センターで開かれ新たに発達障害者を支援していくことなどが確認されました。

 総会には、会員およそ60人が集まり、来年度の事業計画などが了承されました。

 来年度事業は、県知的障害者育成会大会の参加などが計画されています。

 ほかには、障害者の社会参加のための啓発活動や、会員の増強にも力をいれていくとしています。

 上伊那郡手をつなぐ育成会の会員は現在およそ150人ですが、会を構成する6町村のうち宮田村と中川村は会員不足から休会状態にあるということです。

 育成会ではほかに、学習障害や注意欠陥多動性障害など発達障害者の支援にも取り組むとしています。


海老名市の杉本小で「盲導犬学校キャラバン」、基本訓練の実演など披露/神奈川

2011年03月09日 01時32分22秒 | 障害者の自立
 視覚障害者と盲導犬育成の理解を深めてもらおうと、「盲導犬学校キャラバン」が8日、海老名市国分北の市立杉本小学校で開かれ、3年生110人が参加した。

 日本盲導犬協会の安保美佳さんが基本訓練の実演を披露しながら、「最初は犬にたくさん触れ、言葉を多く掛けることが大切」などと、成長段階に応じた訓練方法を説明。盲導犬利用者の横浜市内の男性(49)は「犬が障害者と歩いている姿を見たら、遠くで温かく見守り、困っているようだったら勇気を持って人に声を掛けてください」と呼び掛けた。

 子どもたちがアイマスクを着用して、盲導犬の先導による体験歩行も行われた。説明後には、盲導犬の訓練時期や活躍できる年齢などについて、子どもたちから質問が出され、安保さんは「1歳から訓練を始め、盲導犬になるのは2歳前後。10歳前後で引退します」と答えていた。

 キャラバンは相模鉄道の協力を得て、昨年10月から、相鉄線沿線の県内22小学校で実施している。

カナロコ(神奈川新聞)

視覚障害者守る点字ブロック

2011年03月09日 01時16分29秒 | 障害者の自立
 駅のホームにある、でこぼこの黄色いブロックはなに? どんな役割があるのかな。

破損や摩耗 危険な場所も

 正式名称は、「視覚障害者誘導用ブロック」で、一般的に「点字ブロック」と呼ばれる。駅のホームだけでなく、歩道や公共の建物内にも敷かれ、視覚障害者は足や白杖はくじょうで凹凸を認識しながら歩く。

 点状の突起により、近くにある横断歩道や階段などに注意を促す「点状ブロック」と、線状の突起で進む方向を示す「線状ブロック」の2種類があり、これらを組み合わせて歩行を助ける。




 点字ブロックを巡っては、今年1月にJR山手線で発生した全盲の男性のホーム転落事故後、因果関係ははっきりしないものの、視覚障害者団体から、「点字ブロックの突起の数が多すぎ、凹凸を識別しにくい」などの意見が寄せられた。JR東日本は、事故の起きた駅ホームの点字ブロックをすべて交換し、首都圏を中心に約330の駅でも点検を行っている。

 点字ブロックは日本が発祥で、1967年、岡山市内の盲学校近くに初めて設置された。考案したのは、同市の発明家、故三宅精一氏。「目が不自由な人も、安全に街を歩けるように」との思いを実らせた。

 その後、急速に普及し、国も90年代以降、新設の駅などでの整備を義務づけた。昨年3月時点で、駅や空港など、全国の旅客施設の約95%に設置されている。韓国、オーストラリアなど海外にも広がり、国際規格を作る動きもある。

 だが、ブロック上に自転車が置かれたり、ブロックの近くに柱があったりして危険な場所は多い。突起の形や配列など、日本工業規格(JIS)以外のブロックも多く、視覚障害者が戸惑うケースもある。

 福岡県人権擁護委員連合会が昨年9月、県内12市町で、公共施設などの周辺の点字ブロックを調べたところ、約4割に破損や摩耗、設置が不適切で目的の場所へたどり着けないなどの問題があった。設置されていることが望ましいのに、点字ブロックがないところも約3割に上った。

 視覚障害者の5割が、駅のホームから転落した経験を持つとされる。点字ブロックの整備を適切に進めるだけでなく、転落防止の可動柵の設置などの抜本的な安全策も講じる必要がある。

(2011年3月8日 読売新聞)

障害者の洋菓子店人気

2011年03月09日 01時13分12秒 | 障害者の自立
伊東に開店マドレーヌ3日で2000個

 知的障害者の就労支援やグループホームなどの運営を手掛ける伊東市のNPO法人「クープ」が、同市中央町のキネマ通りにオープンした洋菓子店「クーピーズ」が人気だ。同法人の原田英子理事長は「障害のある人たちが元気に働く姿を多くの人に見てほしい」と話している。

 従来、クープは運営先の市内の喫茶店でマドレーヌなどを焼いて出していたが、手狭になったことから工房兼アンテナショップとして3日にクーピーズを開店した。商店街の空き店舗約47平方メートルに工房と販売スペースのほか障害者用トイレなどを設け、職員ら3人と19~45歳の障害者4人が交代で勤務する。

 商品はマドレーヌ3種とサブレ、クッキーで、伊豆急行線の列車「リゾート21」をかたどった箱に詰め合わせた500円のセットが目玉だ。初日は用意した100箱がたちまち品切れになった。ばら売りのマドレーヌ(1個70~80円)も開店3日間で2000個売れ、早じまいを余儀なくされた。

 7日に、通りがかりで入ったという女性2人連れは「手作り感がいい。子どものおやつにピッタリ」とマドレーヌなどを買い求めていた。同店(0557・38・3270)は午前10時~午後5時営業で、日・水曜休み。

(2011年3月8日 読売新聞)