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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

移転・建て替え、ユニバーサル設計に 障害者連絡会が要望 /兵庫

2010年02月06日 00時44分38秒 | 障害者の自立
 県立淡路病院(洲本市下加茂)の移転・建て替えに伴い、島内の障害者団体と支援者らでつくる「淡路障害者連絡会」(竹内尚志代表)が4日、淡路県民局と県立淡路病院に対し、障害者に優しいユニバーサルフリーの設計にするよう要望した。

 同病院の移転建て替え工事は10年度下期内に着工、13年度のオープンを予定している。

 井戸敏三知事にあてた要望書は「県が全国に先駆けて展開しているユニバーサル社会づくりの理念を取り入れた『ユニバーサル病院』に」などとしている。08年に島内の障害者団体が同趣旨の要望書を提出。視覚障害者団体が提出していなかったため、昨年12月に加古川病院を見学するなどして22項目の要望をまとめた。

 長棟健二・淡路県民局長は「どなたでも使いやすい病院でないと困る。実現できるよう本庁に要望したい」と答えた。竹内代表は「設計段階で障害者団体にヒアリングするなど、障害者が使いやすいように配慮してほしい」と話した。【

頸髄損傷の大山さんら5人招き講習会--宇都宮で13日 /栃木

2010年02月06日 00時41分13秒 | 障害者の自立
 ◇障害者就労へ生の声を
 長引く不況の影響で、厳しい雇用情勢が続く中、「どうしたら働けるか?」をテーマに、障害者自身がシンポジストとして参加する「とちぎ就労支援リハビリテーション講習会」が13日、宇都宮市東コミュニティセンター(同市中今泉3)で開かれる。実行委員長を務めるNPO法人チャレンジド・コミュニティの金井光一理事長は「障害者の生の声をぜひ聴いてほしい」と話している。

 シンポジウムでは、交通事故などで障害を負った県内外の5人が就労支援のために何が必要か、それぞれの経験を元に意見を交わす。そのうちの一人、同市在住の大山智子(のりこ)さん(37)は96年11月、交通事故で頸髄(けいずい)損傷を負い、鎖骨から下が動かなくなった。現在、24時間の介助を受けながら、生活を送っている。

 スポーツが好きで、体育大を卒業後、エアロビクスのインストラクターを目指したこともある大山さん。リハビリで回復していく人を見て、何もできない自分に落ち込んだ。周囲に支えられ、徐々に前向きな気持ちを取り戻していったが、好きなカフェに行っても、入り口が狭かったり、段差があったりと「障害者ってこんなに肩身が狭いんだ」と痛感した。今は「健常者も障害者も集えるバリアフリーのカフェを経営したい」という夢を抱いている。

 講習会は昨年に続き、社団法人日本損害保険協会の助成を受け、開催される。県内企業の障害者雇用率が1・54%(09年6月1日現在)と全国平均の1・63%を下回っていることから、金井理事長は「障害者やその家族はもちろん、障害者の就労に興味がある企業にも参加してほしい」と呼び掛けている。

 シンポジウムに先立つ基調講演では、栃木障害者職業センターとハローワーク宇都宮の担当者が障害者雇用の現状を報告する。13日午後1時半~4時半。参加無料。問い合わせはNPO法人チャレンジド・コミュニティ(電話028・611・3991)。

来年度の障害者向け補装具の価格改定案―厚労省

2010年02月06日 00時39分37秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法における補装具の調査・検討などを行う厚生労働省の「補装具評価検討会」はこのほど、来年度の補装具の価格改定案を取りまとめた。

 2006年4月の障害者自立支援法の施行に伴い、厚労省は補装具の基準価格を毎年改定しているが、一部の補装具においては、当初設定した構造や基準価格が実態に合っていないとの指摘もあることなどから、価格改定ルールの検証・明確化を進めている。
 例えば、基準価格が10万円の「普通型」の車いすの場合、基本構造では10万円以内に収まったとしても、障害や生活状況に応じて機能のオプションを付加することで、実際には20万円を超える場合もあるほか、オプションを付加した車いすは、通常は価格の上限設定がない「特例補装具」として処理されるが、適正価格の判断があいまいになっているなどの指摘があった。
 改定案では、車いすや電動車いすにオプションごとの基準価格を設定するほか、車いすのオプションを追加した場合、最大10%の加算が可能となる「特別調整」を廃止することが適当としている。
 また、02年度に設定された現行の電動車いすのバッテリーの基準価格に比べ、実勢価格が2割程度高いことから、基準価格を改定するとしている。
 このほか、車いすの耐用年数についても、耐久性の向上に伴い、現行の5年から6年に引き上げることが示された。

詳しくは厚労省のホームページ

知的障害者の200万円着服容疑――奈良、実質的な成年後見人を逮捕

2010年02月06日 00時31分12秒 | 障害者の自立
 奈良地検は5日までに、知的障害がある女性(56)の現金200万円を着服したとして業務上横領の疑いで、奈良市の衣料品販売会社役員、仲村美香容疑者(33)を逮捕した。

 地検によると、仲村容疑者の父親(62)が2003~09年、女性の成年後見人を務めたが、実質的に仲村容疑者が後見人の役割を担っていた。父親も共謀し、着服額は1000万円に上るとみて捜査。父親は病気療養中のため在宅で調べる。

 逮捕容疑は、05年3月1日、管理を任されていた女性の預貯金を勝手に引き出し着服した疑い。

 地検によると、仲村容疑者は「会社の運転資金などに使った」と話している。

団体設立者、起訴内容と異なる証言──郵便不正元局長公判、証明書受け取り時期で

2010年02月06日 00時29分33秒 | 障害者の自立
 障害者団体向け郵便料金割引制度の悪用事件で、虚偽有印公文書作成などの罪に問われた元厚生労働省局長、村木厚子被告(54)=休職中=の公判が4日、大阪地裁であった。証人尋問で、自称障害者団体設立者は制度適用に必要な証明書を村木被告から受け取った時期を「(起訴状の)2004年6月上旬の可能性はない」と起訴内容と異なる証言をした。

 証言したのは、村木被告と共謀したとして起訴された倉沢邦夫被告(74)。大阪地検は同被告の捜査段階の供述などを踏まえて授受の時期を特定したが、倉沢被告はこの日の公判で、証拠となった自身の手帳を見ながら「村木被告から受け取ったのは確かだが、6月上旬に受け取れる日は見当たらない」と述べた。

 また、倉沢被告は04年2月25日に、証明書を厚労省に発行してもらえるよう口添えを依頼するため、かつて秘書を務めた民主党の石井一参院議員(当時は衆院議員)に議員会館で面会直後、厚労省を訪ねたと証言。「村木被告と会い、『石井事務所の倉沢です。障害者団体のことでご相談に上がりました』と話した」と述べた。

 村木被告は逮捕から一貫して「団体のことも証明書のことも知らない」と無罪主張している。