県立淡路病院(洲本市下加茂)の移転・建て替えに伴い、島内の障害者団体と支援者らでつくる「淡路障害者連絡会」(竹内尚志代表)が4日、淡路県民局と県立淡路病院に対し、障害者に優しいユニバーサルフリーの設計にするよう要望した。
同病院の移転建て替え工事は10年度下期内に着工、13年度のオープンを予定している。
井戸敏三知事にあてた要望書は「県が全国に先駆けて展開しているユニバーサル社会づくりの理念を取り入れた『ユニバーサル病院』に」などとしている。08年に島内の障害者団体が同趣旨の要望書を提出。視覚障害者団体が提出していなかったため、昨年12月に加古川病院を見学するなどして22項目の要望をまとめた。
長棟健二・淡路県民局長は「どなたでも使いやすい病院でないと困る。実現できるよう本庁に要望したい」と答えた。竹内代表は「設計段階で障害者団体にヒアリングするなど、障害者が使いやすいように配慮してほしい」と話した。【
同病院の移転建て替え工事は10年度下期内に着工、13年度のオープンを予定している。
井戸敏三知事にあてた要望書は「県が全国に先駆けて展開しているユニバーサル社会づくりの理念を取り入れた『ユニバーサル病院』に」などとしている。08年に島内の障害者団体が同趣旨の要望書を提出。視覚障害者団体が提出していなかったため、昨年12月に加古川病院を見学するなどして22項目の要望をまとめた。
長棟健二・淡路県民局長は「どなたでも使いやすい病院でないと困る。実現できるよう本庁に要望したい」と答えた。竹内代表は「設計段階で障害者団体にヒアリングするなど、障害者が使いやすいように配慮してほしい」と話した。【