冒険家の風間深志さん(59)が21日、障害者100人による「日本縦断駅伝」(朝日新聞社後援)の縦断隊リーダーとして那覇市をスタートする。骨や関節、筋肉など体の「運動器」の大切さを訴える世界保健機関(WHO)の活動の一環。風間さんは「日本縦断でつないだタスキを世界につなげたい」と張り切っており、5月から南米、北米大陸走破の駅伝リレーにも挑む。
風間さんは北極点、南極点へのバイクでの到達で知られる冒険ライダー。2004年に参加したパリ・ダカールラリーで交通事故に遭い、左足に障害が残った。この経験から「運動器の大切さを痛感した」と言い、07年にWHOの「運動器の10年・世界キャンペーン」の親善大使になった。
07年にスクーターでユーラシア大陸を横断した。08年には四輪駆動車でアフリカ大陸を縦断。09年は電動自転車で障害者と一緒にオーストラリア大陸横断を果たすなど、冒険ライダーならではのキャンペーン活動を続けてきた。
日本縦断駅伝は、運動器に障害を持つ100人のメンバーがタスキをつないで日本列島を南から北へ縦断する。障害に応じて、電動自転車や車いすなどで移動し、走行距離は約2300キロ。4月16日、札幌市の大通公園にあるテレビ塔にゴールの予定だ。
縦断では、タスキをかけた走者を、風間さんや整形外科医らが電動自転車で伴走してサポートする。各地で講演会も予定していて、風間さんは「過去の海外走行の経験を伝えるほか、運動器に障害がある人にとって体を動かすことの大切さをアピールしたい」と話している。(朝日新聞より
風間さんは北極点、南極点へのバイクでの到達で知られる冒険ライダー。2004年に参加したパリ・ダカールラリーで交通事故に遭い、左足に障害が残った。この経験から「運動器の大切さを痛感した」と言い、07年にWHOの「運動器の10年・世界キャンペーン」の親善大使になった。
07年にスクーターでユーラシア大陸を横断した。08年には四輪駆動車でアフリカ大陸を縦断。09年は電動自転車で障害者と一緒にオーストラリア大陸横断を果たすなど、冒険ライダーならではのキャンペーン活動を続けてきた。
日本縦断駅伝は、運動器に障害を持つ100人のメンバーがタスキをつないで日本列島を南から北へ縦断する。障害に応じて、電動自転車や車いすなどで移動し、走行距離は約2300キロ。4月16日、札幌市の大通公園にあるテレビ塔にゴールの予定だ。
縦断では、タスキをかけた走者を、風間さんや整形外科医らが電動自転車で伴走してサポートする。各地で講演会も予定していて、風間さんは「過去の海外走行の経験を伝えるほか、運動器に障害がある人にとって体を動かすことの大切さをアピールしたい」と話している。(朝日新聞より