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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者支援を考える 大津でフォーラム

2010年02月07日 00時41分51秒 | 障害者の自立
 地域の中で障害者の生活支援を考える「アメニティー・ネットワーク・フォーラム」が5~7日の3日間、大津市におの浜の大津プリンスホテルで開かれている。毎年、同市で開催され、今年は政権交代による障害者福祉の今後の展望を主題とした。

 全国から福祉関係者ら約1500人が参加。初日はフォーラムを助成する日本財団の笹川陽平会長が講演した。「財政が厳しい今、国の障害者支援は先行きが不安。日本財団が支援のすき間を埋めていきたい」と今後の展望を話した。元厚生労働省の中村秀一さんは障害者自立支援法を廃止し、新法制定を考える民主党マニフェストを解説した。

 2日目の6日は嘉田由紀子知事ら1道4県の知事によるセッションや、各新聞社論説委員によるシンポジウムがある。

 会場ではフランス・パリで展示が予定されている障害者による作品展「アウトサイダーアート展」も同時開催。同展の入場料は500円。

119番通報、障害者向け新システム

2010年02月07日 00時40分46秒 | 障害者の自立
 【千葉】柏市と我孫子市の消防は4月から、耳や言葉の不自由な人が携帯電話のボタン操作で簡単に緊急通報できる新システムを導入する。インターネットとGPS(全地球測位システム)を活用し、位置情報を伝えることもできる。全国的にも珍しい、119番のバリアフリー化を目指す。

 聴覚障害者らが119番通報する場合、通常はファクスか電子メールで伝えるが、緊急事態を知らせるにも操作に時間がかかる難点がある。

 今回導入するシステムは、利用者が事前登録したGPS機能付き携帯電話でインターネットにアクセス。「火事か救急か」「屋外か自宅か」などの簡単な質問に回答して送信ボタンを押すだけで、東葛消防指令センターに情報が届く仕組み。消防局のパソコン上の地図に発信元が表示され、ただちに消防車や救急車を出動させられる。従来の方法より連絡が早くなるうえ、GPSがあるため、動転した通報者が混乱して居場所を特定できないトラブルを防ぐこともできるという。

 両市が16日から119番通報を一元管理するのに合わせ、新システムを導入する。現在、障害者4団体と協議中で、両市で約100人の登録を目指している。柏市消防局の担当者は「文字を書いたり入力する必要がなく、利用しやすくなるはず」と話している。

障害者施設 道が入所者自立支援 定員削減で奨励金交付 受け皿整備条件

2010年02月07日 00時35分29秒 | 障害者の自立
 道は4月からの「北海道障がい者条例」の本格施行に合わせ、道内約200カ所の身体・知的障害者の入所施設の規模を縮小する一方、施設側にグループホーム運営などへの転換を後押しする新規事業を導入する。定員削減数に応じて施設側に奨励金を交付し、約1万2千人の入所施設の定員を1割程度減らす。事業費は総額約10億円。定員削減と障害者の地域での受け皿整備を同時に進める。

 高橋はるみ知事が6日、福祉をテーマに大津市(滋賀県)で開かれている「アメニティー・ネットワーク・フォーラム」で公表する。

 同条例は「障害者が暮らしやすい地域づくり」を実現するのが狙いだが、施設から移行できるよういかに支援するかが課題になっていた。厚生労働省は「都道府県レベルではあまり例が無い取り組み」と評価している。

 新規事業は2010年度から2年間実施。各支庁管内に道と市町村の担当者、福祉関係者らの「協議会」を設け、公募に応じた施設側と共に事業転換計画を作る。それを受けて道が奨励金を交付する。

 奨励金は、入所者を1人削減するごとに約100万円を交付し、施設側はグループホームの運営や、障害者のアパートでの一人暮らしを支援する態勢を構築するなど、入所事業からの転換を進める。全体で約千人を入所施設から地域での生活に移行させる計画だ。

 合わせて、定員削減後の施設は2~4人部屋を個室化するなど、施設に残る障害者の生活環境改善も進める。

豆腐スイーツで愛お届け 障害者就労施設 バレンタイン向け2種販売

2010年02月07日 00時33分44秒 | 障害者の自立
 【登別】障害者の就労継続支援施設「月とらいおん」(幸町3、辻勲施設長)は、自慢の豆腐を使い、14日のバレンタインデー向け商品の販売を始めた。ココア味の豆腐プリン「ちょこっとうふ」(200円)と、一口サイズの豆腐ドーナツ「プチぷちドーナツ」(150円)。豆腐スイーツで思いは届く-。

 「ちょこっとうふ」は道産大豆の豆乳と豆腐をベースにした濃厚なココア味。甘さを控え、さっぱりした味わいが特徴だ。「プチぷちドーナツ」は一口サイズのドーナツにココナツ、イチゴチョコなどをトッピング。4個入りでカラフルな仕上がりになっている。

 ドーナツは14日まで限定。プリンは14日まで170円に値下げし、いずれも同施設内で販売している。支援員の谷口舞さんは「ヘルシーなお菓子。子どもから大人まで楽しめます」。同施設では今後も季節感あふれた豆腐商品を販売する予定。問い合わせは同施設(電)0143・88・1374へ。

業務上横領:知的障害後見人、1200万円横領容疑 地検が逮捕 /秋田

2010年02月07日 00時28分47秒 | 障害者の自立
 秋田地検は5日、知的障害のある県内在住の40代女性のいとこから現金1200万円を横領したとして、成年後見人だった大仙市の会社員、門脇幸雄容疑者(46)を業務上横領の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は05年4月25日、成年後見人として管理していた知的障害者の女性が所有する1200万円を、自宅購入先の不動産会社の口座に振り込んだとしている。同地検によると、門脇容疑者は「購入資金が足りなかった」と逮捕容疑を認めているという。

 同地検の調べによると、02年に女性の母親が交通事故で亡くなり、門脇容疑者が03年1月に成年後見人になった。その後門脇容疑者は交通事故の保険金が入った女性の個人年金を解約し、一度自分の口座に振り込んだうえで不動産会社に金を振り込んだという。

 地検によると、秋田家裁本荘支部が門脇容疑者の財産管理報告の内容が不十分だとして調査し、自宅購入資金に充てられていたことを把握したため地検に刑事告発をしていた。また門脇容疑者の後に後見人となった弁護人が損害賠償請求訴訟を起こし、約3000万円の支払いを命じる判決が確定している。