「ガリ版印刷」をご存知ですか?
正式名称は「謄写版」です。
小型で電力を使わない印刷機で、1984年(明治27年)に日本人の親子によって発明されました。
ミドル世代以上の人には懐かしく、若い人たちには「プリントゴッコ」の原型と言えばイメージできますでしょうか。
前橋文学館で始まった夏の企画展では、
そのガリ版印刷の歴史と、歌集やビラ、同人誌から版画まで、多彩なガリ版印刷物が展示されています。
ガリ版印刷物からは、今の印刷物とは違って、作り手の息づかいまでが聴こえてきそうな、不思議な魅力があります。
萩原朔太郎をはじめ、宮沢賢治、新美南吉、椎名誠のファンにも嬉しい展示がいっぱいの企画展です。
ぜひお出かけください。
☆2015前橋文学館 夏の企画展「ガリ版印刷の魅力と不思議PART2」
期 間:2015年7月18日(土)から8月23日(日) まで
会 場:萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館
1階企画展示室(前橋市千代田町三丁目12-10)
時 間:午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで開館)
休館日:会期中は無休
観覧料:無料
☆企画展「 戦争を忘れない展」は、3階オープンギャラリーで8月16日まで開催中。
【お知らせ】夏の恒例となった、前橋文学館の企画展「戦争を忘れない展」が8月16日まで開催されます。