須衛湿原の「シデコブシの丘」

Magnolia stellata in Kakamigahara-city

「シデコブシ」は東濃地域を中心に東海地域にのみ分布するモクレン科の植物で、「絶滅危惧種2類」に分類されています。各務原市須衛にある「福祉の里」すぐ南側の山麓の沢沿いにシデコブシの群生があって保護されており、遊歩道も整備されています。

　遊歩道

　シデコブシ

残念ながら今年の花の盛りはすでに過ぎてしまっていたようで、私が好きなピンクに染まる若いツボミの姿は見られませんでした。来年はもっと早い時期に来ることにしましょう。遊歩道の終点にあるため池では、亀がのんびりと日向ぼっこをしていました。

　ため池

すぐ近くにある「天狗谷遺跡」に立ち寄りました。「須衛」はその地名が示すように、古墳時代から鎌倉時代まで続いた焼き物（須恵器）の生産地で、発掘調査によって規模の大きい窯場が発見されました。

　満開の桜

　覆い建屋

　窯場跡