Road to Hakusan
岐阜、福井、石川の県境にそびえる霊峰白山は、富士山、立山と並んで日本を代表する三名山。古く奈良時代から山頂を目指して登る参詣道が整備されており、そのうち岐阜県側から長良川を遡って山頂に至る「美濃禅定道」を巡ってきました。
1)長滝白山神社: 郡上市白鳥地区に鎮座し、かって美濃馬場が開かれ、白山に参詣する人たちの拠点として栄えた神社で、毎年1月6日に催される「花奪い祭り」が有名。
クリンソウ
2)阿弥陀ヶ滝: 長滝白山神社の名前の由来となった滝で、滝つぼにある洞窟を通って滝の裏側へ回ることが出来ます。
3)白山中居神社: 郡上市石徹白地区に鎮座し、長滝白山神社と白山の中間点にある金幣社で、樹齢200~1000年の大杉が境内を囲んでいます。
浄安杉
若い頃にこの神社の前を車で通過して「石徹白大杉」から「銚子ヶ峰」までを歩いて登った事がありましたが、そこから更にいくつものピークを超えて別山に至り、更に白山本峰まではまだまだ長い道のりが残っていました。昔の人たちはその全てを自らの足で歩いて超えて行ったわけで、彼らの信仰心の強さに感服します。
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