Walking in Sekigahara
岐阜県の関ケ原を散策しました。本州のほぼ中央にあって中山道・北国街道・伊勢街道が交差する交通の要衝であり、672年には大友皇子(弘文天皇)と大海人皇子(天武天皇)が「壬申の乱」で激戦し、1600年には石田三成率いる西軍と、徳川家康率いる東軍とが「天下分け目の決戦」を繰り広げた合戦の地。
1)不破関資料館: もう一つの「天下分け目の戦い」と呼ばれる「壬申の乱」で、戦いに勝利した大海人皇子(天武天皇)がこの地に「不破関」を置き、以来この不破関を境に、現在の「関東」と「関西」の呼称が使われるようになったとのこと。
不破関資料館
不破関跡の石碑
2)関ケ原古戦場記念館: 小早川秀秋の寝返りによってわずか6時間余りで勝敗が決まったという関ケ原の合戦の様子を、全身で体験する大迫力のシアター映像がメインの展示。最上階の5階には古戦場全体を見渡せる展望室がありました。
記念館の外観
5階展望室
三成軍の笹尾山
関西では丸餅、関東では角餅。関西ではうどん、関東ではそばなど、これより西と東では食文化や生活様式、言葉なども違う、まさに「分かれ目の地」でした。