Cinema & Concert
1942年に制作された幻の音楽伝記映画「モーツアルトの恋」の上映が前半で、後半は歌手2人とピアノによる”生”演奏という珍しい構成の演奏会がありました。
映画はモノクロで111分。モーツアルトと妻コンスタンツェ、そしてその姉ルイーゼとの関係、オペラ成功の裏に忍び寄る病魔の影など、若くして世を去った天才作曲家の愛と青春と苦悩が描かれており、何より劇中に流れる音楽が素晴らしい。若きベートーヴェンとの出会いシーンもあり楽しめました。
三大オペラ「フィガロの結婚」「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」から、映画にも使われた名曲を今度は”生”で聴かせてもらいました。
伴真由子(ソプラノ)、能勢健司(バリトン)、アガピエ・クリスティアン(ピアノ)