ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

環境にやさしい防草

2021-04-11 03:58:06 | うんちく・小ネタ
雑草対策としては、「草刈り」「除草剤」「防草シート」「固化材」などがあります。
最初の3つについてはよく知られています。最後の固化材というのは除草剤とは違うの?と思われるかもしれませんね。
固化材とは、土に混ぜて防草対策をする商品、もしくは防草土として土に混ぜて販売されているもの(プレミックス商品)のことです。
それらは、固化材が水と接触すると水酸化カルシウムを生じ、アルカリ性(pH=12~13)になる性質を利用して、強アルカリの土壌にすることや重金属類を混ぜることで防草対策を行うものが多いわけですが、ジオベストは、自然に存在する酸化マグネシウムを主成分とする固化材であり、土に近い弱アルカリ性で、重金属類を含んでないので、人体・植物・昆虫への負担がない商品になります。
隣が芝生や農地だけど大丈夫ですかという問合せをいただきますが、「ヒメダカ急性毒性試験」や「ラット試験」を行い安全性が確認されていますので、安心してご使用いただけます。
下の写真の右側はジオベストで土系舗装を行った場所です。ジオベスト土系舗装の端部には新しい雑草が生えているように、ジオベストで土系舗装をした場所以外のところは、植物への影響はありません。
つまり、ジオベストを使用してないところには雑草が生えてきます。
ジオベストを加えているところは、土壌の養分の不溶化を行いますので、雑草が生えてこないというわけです。



下の写真もジオベストを使用している場所は、施工5年7か月が経過しても雑草が生えておりません。
ジオベストを使用してないところは、うっそうと雑草が生えています。経年後、対比してみるとよくわかります。


下の写真は、この性質を利用して植樹帯の「フウセンナンテン」の周囲をジオベストで雑草を生えなくしている例です。


このジオベストの防草効果は、園路の土系舗装のように多くの固化材(配合比15%)を使用する必要はありません。
約半分の使用量で防草対策が可能です。その例が下の写真になります。
私の説明では、土にジオベストを混ぜれば簡単に防草対策ができると考えられたと思いますが、ジオベストには除草剤が含まれてないので、雑草を枯らすことが出来ません。雑草の根が残っていたら、そこからは生えてきます。よって、きちんと雑草を取り除いたあとで防草対策を行うことが必要です。
では、最も効果的な方法はというと、真砂土などの新材(購入土)を使用することです。
防草対策は、園路などの土系舗装で使用する固化材の半分の量なので、園路のようにカチカチにはなりません。下の写真のような平坦な場所では問題ありませんが、勾配がある場所では硬度を持たせるためにジオベストの配合比を高めてご使用ください。もしくはカチカチに固まるわけではないので、表層の流失対策(水の排水対策/水のコントロール)を行った上でご使用ください。そうすれば土系舗装で使用する固化材の半分の使用量でも防草対策ができます。



■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。 
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