「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

うつ病に 電気けいれん療法(1)

2006年10月28日 15時50分59秒 | 心理
 
 昨日の読売新聞に、うつ病の人の脳に 電流を流して治療する

 という記事が 載っていました。

 脳に電気を流すというと、ちょっと ショッキングな気がします。

 精神病院の患者に 懲罰で電気ショックを与えた ということもあったし、

 医療者の間でも 間違った認識が持たれていた 時代がありました。

 しかし現在では、患者も了承の上で 全身麻酔して行なうという 標準的な療法で、

 WHOでも 認められているということです。

 患者に麻酔をかけ、筋弛緩剤を投与。

 これは、筋肉の強いけいれんによる 骨折を防ぐためだそうです。

 マウスピースも付け、両こめかみに 電極パッドを貼って 数秒間 電流を流し、

 数十秒から1分間 けいれんを起こさせた後、意識の回復を待ちます。

 これを週2~3回、合計で5~6回 ほどこすということです。

 
 この療法が適用されるのは 重傷のうつ病で、

・抗うつ剤が効きにくい

・自殺の危険性が高い

・幻覚や妄想を伴う

 という場合です。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/41711980.html
 



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