「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

光市母子殺害事件 被告人質問(1)

2007年06月26日 20時13分05秒 | 光市母子殺害事件
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/47893251.html からの続き)

 本日、差戻し審の第2回公判、弁護人による 被告人質問が行なわれました。

 今日から3日間の 集中審理です。

 元少年の口から 何が語られるのか 注目されましたが、

 やはり 弁護団の筋書きに 沿った内容でした。

 母親に甘える気持ちで、殺害の意志はなかった という主張ですが、

 本当に この期に及んで こんなことを言い出す 意図が分かりません。

 元少年は事件の半年後、獄中から友人に宛てた手紙に こう書いています。

「事件は オレが本村さんのはいごから 襲ったからな~。

 女のパワーじゃ たぶんむりだよ。

 それにいちよ 本村さんも ていこうしたし。」

 公判で元少年は、ぼそぼそと 甲高く小さな声で、

 文章を読むように よどみなく即答していたといいます。

 身振り手振りも交え、かなり詳細に 説明したようですが、

 弁護団と周到に 練習はしたのでしょう。

(でもそれって、拘置所の接見室で 行なうんでしょうか? 

 弁護団が 元少年に “作り話” を覚え込ませようとすれば、

 監視の記録に残って、それは証拠には ならないんでしょうかね?)


 本村さんは 奥さんや娘の 最期の言葉や様子を、

 元少年に 聞きたいという気持ちと、聞きたくないという 気持ちとがあり、

 複雑な心境だということです。

 全くそれは もっともなことだと思います。

(僕も 心子の最期の状態を、病院に聞きたいというのと、

 聞くのが恐いというのと、両方の気持ちがありましたが。)


 明日は 検察側からの反対尋問もあります。

 元少年が どこまで辻褄の合う 答をできるか、見物だとも言えます。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/48561480.html
 


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