下記は、 傾聴を妨害する10個の傾向です。
気付いているものに チェックを付けてください。
ただし、 自分自身を批判しないでください。
□ 読心術: 相手の気持ちや考えが 分かっていると思い込む。
□ リハーサル: 次に言いたいことを考え、 今言われていることを聞き逃してしまう。
□ フィルタリング: 自分にとって重きのあることだけに 耳を傾ける。
□ 価値判断: 相手を理解しようとするより、 相手の言うことを価値判断する。
□ 空想: 人が話しているのに、 記憶や空想にとらわれてしまう。
□ アドバイス: 傾聴する代わりに、 提案や解決策を探してしまう。
□ 戦闘的態度: 議論して 相手の正当性を否定する。
□ (自分が) 正しい: 自分が間違っていることを示唆する
コミュニケーションに対して、 抵抗したり無視したりする。
□ 脱線: 気に障ったり 脅威に感じることを聞くと、 話題を変えてしまう。
□ 生返事: よく聴かずに、 すぐに同意する。
※ 練習9-5 傾聴を妨げるもの
コミュニケーションがうまくいかなかった 3つの状況を説明してください。
次に、 傾聴の障害物を 少なくともひとつ考えてみましょう。
状況
1. _____________________________________
2. _____________________________________
3. _____________________________________
傾聴を妨げるもの
1. _____________________________________
2. _____________________________________
3. _____________________________________
来週1週間、 自分がどれほど 傾聴を妨げられているかに 注意してみてください。
それらを、 自己主張的な傾聴 (前の日記の 「鍵となる質問」 ) に
切り換えてみましょう。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より [星和書店の許可のうえ掲載]
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