「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

新風舎・財産状況報告集会 (5) (感想)

2008年08月04日 20時48分16秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55391143.html からの続き)

 以上のような次第で、報告集会は終わりました。

 裁判長は 著者の心情を察するというより、

 騒ぎが起きないよう 形式的に進行したという 印象があります。

 他の破産の報告集会のことは 知りませんが、

 新風舎の場合は “詐欺まがい” という 批判もあるので、

 大人数が配置された裁判所職員も、騒動収集に 備えたものだったのだろうかと……?

 結局、元新風舎社長の松崎氏は 一言も口を開きませんでした。

 テーブルには取り敢えず マイクも用意されていたし、

 代理人 (弁護士) まで用意していたのに、

 暴動にでもならない限り しゃべらない方針だったのでしょうか? 

 短時間の集会では とても納得のいく説明は 得られなかったし、

 こちらにも 詳しい知識などがないので、突っ込んで質問することもできません。

 でも 引き続き集会を開くことは 評価できました。

(次は 松崎氏の出席の義務はないと 耳にしました。)

 それにしても、新風舎の営業に対する批判は 本当に 「風評」 だったのか、

 正確なところは 僕には分かりません。

 事実以上の批判が 広まってしまったことは、確かに “風評” だっのでしょうが、

 火のない所に 噂は立たないし、

 僕の知人も 新風舎からしつこく 出版を勧められたという 事実はあります。

(知人は断りましたが。)

 もっとも、悪辣な経営手腕があったなら、

 いくら風評を 立てられようと、強引に稼ぐことは できたのかもしれません。

 管財人は一応 客観的な立場で調べたのでしょうが、

 倒産直後の ネット上での管財人の対応には 僕も不信感を抱いていました。

 でも 報告集会が終わったあと、

 会場の階段で 何人かの著者と向き合って、色々と質問に 答えたりしていた様子は、

 必ずしも 誠意がない人物というようには 感じませんでした。

 僕は感情的には 新風舎に特別な怒りを どうも感じていないので、

 執拗に追及する態度が 持てないのかもしれません。

 出版界や会社経営にも 門外漢だし。

 会場の著者たちも 一般人が多く、感情的になることはあっても、

 管財人の説明や 裁判長の進行に 論理的に対抗できなかったのかもしれません。

 もっと業界の知識のある人が 参加してもらえれば、と思った次第です。
 


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