※練習 4-2 否定的な価値判断
最初のステップは、
自分が価値判断的で、 批判的になっていることに 気付くことです。
以下にあるのが、 否定的な価値判断の 記録の例です。
これから1週間、
あなたがする全ての 否定的な価値判断と批判を 記録してください。
新聞やテレビで見たこと, 自分自身や他人についての 価値判断などが含まれます。
例に従って、
価値判断を [いつ] [どこで] [何を?] 行なったかを、 記録してください。
(注: 記録ができたら、 後で出てくる 「価値判断を鎮める練習」 で使うため、
取っておいてください。)
否定的な価値判断の記録 【例】
[日曜日 14:00] [家で]
[「日曜日は嫌いだ。 いつも退屈する」 と思った。]
[日曜日 18:30] [家で]
[ガールフレンドに、 彼女の着ているシャツが 気に入らないと言った。]
[月曜日 8:30] [通勤中、 バスの中で]
[馬鹿みたいな運転をする人たちを、 どれだけ嫌いかを考えていた。]
[月曜日 11:00] [職場で]
[毎日 同じ質問をする同僚が いかに馬鹿げているか考えた。]
[月曜日 12:30] [職場で]
[スペックの低いPCを 買う上司を、 いかに嫌っているか考えた。]
[月曜日 13:45] [職場で]
[ミスをした自分に腹が立ち、 自分を 「馬鹿野郎」 と罵った。]
[月曜日 14:30] [職場で]
[新聞で首相の記事を読んで、 首相に対して頭に来た。]
[月曜日 16:15] [職場で]
[自分がいる部屋の 壁の色がひどいと思った。]
[月曜日 17:15] [帰宅中、 バスの中で]
[乗客に、 ラジオの音が大きくて 失礼だと告げた。]
[月曜日 23:00] [家で]
[遅くまで起きていて、 睡眠時間が短くなる自分に いらついた。]
否定的な価値判断の記録
[いつ] [どこで] [何を?]
[いつ] [どこで] [何を?]
[いつ] [どこで] [何を?]
[いつ] [どこで] [何を?]
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〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]