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「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

事実ねじ曲げ作戦との戦い (1)

2013年05月25日 21時07分43秒 | 「境界性パーソナリティ障害=BPD」より
 
 ボーダーの人は それぞれ独自の存在で、 対応の仕方も異なります。

 行動を起こす前に、

 状況を理解している メンタルヘルスの専門家に 相談してください。

 境界性パーソナリティ障害が 精神疾患であることを認識してください。

 彼らは 細やかな心遣いと敬意をもって 扱われるべきなのです。

 怒りや仕返しで 彼らを傷つけないでください。

○ 攻撃されにくくすること

 事実ねじ曲げ作戦に対処する 最善の方法は、 予防です。

 事前に対策を講じて、 自分を守りましょう。

 事実ねじ曲げ作戦は 仕返しの場合と、 理由が見当たらない場合があります。

 以下の手順を踏んでください。

・ ボーダーの人を巻き込む行動を 自分がしていないか,

  ボーダーの人がどんな反応を示すか、 考えてください。

・ あなた自身の、 攻撃に弱いところはどこでしょう? 

  最悪の事態に備えつつ、 最善を期してください。

・ 計画を立てて実行してください。

○ 反応しないという手

 反応することが ボーダーの人の行動化を 長引かせることがあります。

 あなたを彼らの下に 引き留めるためかもしれません。

 感情的な反応は 彼らの行動への ご褒美になってしまいます。

 相手の行動の 短期的結果と長期的結果を 考えてください。

 結果が無意味だったり、 あなたを困らせるだけのものならば、

 放っておくのが 一番よいかもしれません。

(次の記事に続く)

〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕
 
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