医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

尺八、再発見。(初発見、かも)

2008年02月07日 | 沖縄民謡・三線

昨夜は、赤坂のノヴェンバー・イレブンスへ。

わたしにとってはおなじみになったアフリカ太鼓のわきたにじゅんじさん、6弦ベースの重廣誠さんのライブ。毎回、+αのゲストが加わるのだが、今回はその人がすごかった!

吉岡龍見さん。尺八の正統な演奏を受け継ぎながら、クラシックなど幅広いジャンルの音楽にも挑戦し、尺八の世界を広げておられる。れっきとした家元であり、お弟子さんもおられるが、何しろ本人が演奏旅行で飛び回っているため、弟子は放置プレイに泣いているらしい(笑)

今回は、鎌倉時代に作られた曲や、尺八界では名曲とされる(らしい)「鶴の巣ごもり」などが軽快なリズムに乗って演奏された。

すごい鮮烈な音色。
尺八って、こんな音だっけ?

尺八といえば、シュコ~~~、プシュゥ・・・って感じの音、
どちらかというとパンフルートに近い音色をイメージしていたのだが、
それは全くの間違いであった。
フルートや、ケーナにも似た、美しくて芯がものすごく強い音だった。

西洋音階には12音あるのに、尺八には5つしか穴がない
12音の音程は、手穴のふさぎ加減と、あごの上げ下げでコントロールするのそうだ。
グリッサンド(正確にはポルタメント、かな)は息の支えだけでやっているのだろう。
あごの上げ下げで音程を変えるのは、沖縄民謡の唱法とも共通点がありそうで興味深い。

そこへいくと・・・33くらい穴があって、しかも穴をふさいでくれるキーまで備えているクラリネットはなんて贅沢なまでに恵まれた楽器なんだ!と、にも関わらず四苦八苦しているわが身を憂うことしきり。

ちなみに、龍見さんはかつては「Ryuken's Bar」というライブ(笑)もやっていて、
かなりの量のアルコールをやりながら演奏したのだそうである。
おそらく必要とする肺活量はバスクラの比ではないだろうに、なぜ息が切れないのか本当に不思議。
わたしは酔って三線弾いて歌うのは結構好きだが、酔ってバスクラ吹いたことだけはないからなあ。

吉岡龍見さんのHPは→こちら

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました (Makoto)
2008-02-08 00:42:43
先日はありがとうございました。龍見さんはおかしいです。始めてご一緒させて頂いた時も、これは絶対クラリネットかなんかだ!尺八ではない(笑) と私も思いました。多分ターボエンジンが二つくらい付いている尺八ですよね!
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ありがとうございます! (じゅんちゃん)
2008-02-08 14:31:02
中保さま>
赤坂ノベンバーイレブンスへのお運び
ありがとうございました。
お楽しみ頂けましたでしょうか?
また、吉岡さんとは色々な形(CDも)で
お楽しみいただけると思います。

 よろしくお願いいたします。
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ありがとうございました。 (吉岡龍見)
2008-02-09 00:55:24
中保様
ノヴェンバーイレブンスのライブにいらして頂き、誠に有難う御座いました。楽しんで頂ければ幸いです。脇谷氏・重広氏とは今後、新たなプログラミングを行いたいと思っております。その折にはよろしくお願いいたします。
有難う御座いました。
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コメントありがとうございます。 (nakaho)
2008-02-11 16:00:48
>Makotoさん、じゅんちゃんさん、吉岡龍見さん
これはこれはお三方お揃いで。。。ありがとうございます。
本当に気持ちのいいひとときでした。
またこのユニットでのライブには是非伺いたいと思います。

>じゅんちゃんさん
「2度あることは3度ある」。次回は何を飛ばすか?楽しみにしてます(笑)
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