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医療マーケティングの片隅から

医療ライター・医療系定性調査インタビューアーとして活動しています。独立30年を機に改題しました。

心の調子をみる方法

2005年02月22日 | レビュー
「うつになった」とか「部下がうつかも・・・」という話が周囲で何となく増えている。

どんなデータをみても、ストレスの原因のトップは「人間関係」だ。
だけど、「それだけではない」ってことが意外に見落とされがちなのです。
情報の多さ、スピードの速さ、仕事が多すぎてアタマがオーバーフローというとき・・・。
自分の出している黄信号に、自分ではなかなか気づかなくて、気づいた時にはすでにうつ。
そうなってからでは修復には時間がかかる。

これは明らかにおかしい、カウンセラーにかからなきゃ、と感じるもっと手前で、自分の黄信号に気づく手立てがあればいいのに。
自らストレスチェックを受けよう、と思う段階ではすでにかなり来てるような気がするし。

・・・と思っていたら、たまたま読んでいた本にヒントがあった。
カウンセラーで企業のEAP(従業員支援プログラム)を請け負う川西由美子さんの本だ。

パソコンを立ちあげてメールをチェックする。どどどどっ、と、たまったメールが入ってくる。
この時の自分の対処で、ストレス度がわかるのではないか、と。

川西さんいわく、メンタルストレスがたまっている会社員は、メール処理がてきぱきとできないのだそうだ。優先順位もつかなければ、なんと返事をしたらいいかもわからない。「文面があれやこれやと浮かび、一つ処理するのにすごく時間がかかってしまう」のだそうだ。

これって、自分のメンタルストレスのバロメーターとして利用できそう!ではありませんか。

鎮痛剤は痛みがピークになってから飲むより、早めに飲む方が少量で効く。
心にも早めのメンタルケアが必要なんだよね。

★おすすめ本★
「ココロを癒せば会社は伸びる」川西由美子著・ダイヤモンド社

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